ジェームス・アレンの法則

魂の庭師

ジェームス・アレンの法則/ジェームズ アレン

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オーラソーマは、魂の鏡と言われています。

それは、オーラソーマの一番目に選んだボトルの色が、魂を映し出すとされているからです。

と同時に、オーラソーマのボトルの色は霊的側面(スピリチュアル)、精神的、心理的側面(メンタル、サイコロジカル)、感情的側面(エモーショナル)、物質的・肉体的側面(フィジカル)をも反映しているとも見ていきます。

つまり、人間というのは、それだけ多くの側面、次元を持って生きているともいえるわけです。

そしてまた、つきつめて言えば、人間はエネルギーでできています。
エネルギー的側面から人間を見たときに、インドのヨーガなどで発達したチャクラやオーラという見方、オーラソーマ特有の考え方であるサトルアナトミー(微細解剖学)という見方が登場してきます。
http://aura-soma.co.jp/aura/colour_rose.htm
 
しかし、人間はマインドそのものであり、思考がすべてを創造するのだ、という意見があります。

それは「人間は考える葦である」と言ったデカルトの考えに似ているかもしれません。

しかし彼は一歩進めて、人間は考えることによって、葦のように弱いものではなく、すべてを創造することができるのだと言っています。

彼の思想によって、多くの人々が影響を受けていると言われています。

その人の名はジェームズ・アレン。
最近、彼の本が多く出版されています。

彼は、次のように語っています。

「マインドは人間を形づくり、創造する原動力(マスター・パワー)だ。人はマインドだ。

人はいつも思考という道具を用いて志すものを形づくる。その結果、一千もの喜びと、一千もの悲しみを自分の身に引き受ける。

人が密かに考えたことは、現実となって現れる。環境はその人を映す鏡なのだ」

・・・

「人は自らの手によって自分自身を創造する」

・・・

「人はハートの中で考えたとおりの人間になる」

・・・

「人は自分のマインドという庭の世話をし、すべての誤った、無益で不純な思考を取り除いてこそ、正しく有益で清らかな思考という花や果実を育てることができる。

このプロセスを続けることによって、人は遅かれ早かれ、自分こそが自分の魂の庭師であり、人生の監督者であることを発見する。

また、そうすることで自分自身の内側で、思考の法則を明らかにすることもできるのだ。

それは自分の思考の力やマインドの要素が、どのように自分の人格、環境や運命の形成を操っているのかということを日増しに正しく理解していくことだ」

「魂は、密かに抱いていること、愛していること、そして恐れていることを引き寄せる。

そして魂は、育てた魂の高みにまで到達し、またいかがわしい欲望のレベルにまで堕落する。

そしてあなたの境遇は魂が自らのものとして受け入れたものなのだ」


彼の考えを読むと、マインドと思考と魂を、どのように形成していくのかはすべて自分の責任なのだということがわかってきます。

しかし、それらのマインドと思考と魂が、どのようなものであるのかということに無自覚である限り、それらは無意識の自動操縦によって自分の人生が操られていくことになってしまうでしょう。

オーラソーマは、それらを自分が選んだボトルの色として映し出していくことで、自分の魂やマインド、自分の人生に自覚的になっていくための道具とも言えそうです。

イクイリブリアム(オーラソーマの色のボトル)は、意識への鍵です。といえるのは、自分自身が選んだボトルの色を通して、自分の意識のさまざまな層がそこに映し出されることで、意識的になっていくことができるからです。

そうすることで自分の魂、自分のマインド、自分の思考、ひいては自分の人生の主人公となっていくことができます。

ジェームス・アレンの考えは、そういうふうに自分の人生を見直していくための、いい刺激となる本でした。

尚 記

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