ガラクタ捨てれば自分が見える その1

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)/カレン・キングストン ¥540 Amazon.co.jp
この本の副題は「風水整理術入門」というように、単なる整理術ではなく、エネルギークリーニングの観点から見た整理術です。
オーラソーマは人間のエネルギーのバランスを取り、活性化するのに対して、カレン氏はこの本で、風水の教えに基づいて、建物やスペースの目に見えないエネルギーを整え、バランスと調和をとることと、その方法を教えています。
ガラクタを捨てるというのは、彼女のスペースクリアリングが効果を発揮するための準備であり、かつガラクタを捨てることだけでもスペースクリアリング、ひいてはその人のエネルギーの流れを良くし、人生に情熱、喜び、楽しみをもたらすことができると説いています。
なぜなら、ガラクタはその人の滞ったエネルギーを表し、それを整理することで、自然とその人のエネルギーのバランスを回復し、整えることになるからです。
それでは、彼女の本に沿って、内容を簡単に紹介してみます。
風水とは、環境の中にある自然のエネルギーをバランスよく調和させ、日々の生活に良い影響をもたらすためのものです。
カレンの風水のやり方が、他の風水ととは異なるのは、彼女は直接その建物や場のエネルギーそのものを見て、聞いて、嗅ぎわけ、味わうことができる能力を見につけていることです。
彼女が最初にやることは、建物の中を歩き回って手でエネルギーを読み取ることだと言います。
これはちょうどユニティインスティチュートの「サトルボディヒーリング」が人間のエネルギーで教えているのと同じような方法であり、サトルボディヒーリングは人間のエネルギーを読み取るのに対して、カレンは建物やスペースのエネルギーを読み取るわけです。 http://unityinstitute.jp/
しかし彼女も意識してチューニングすれば、近くに立っている人のオーラ(身体から発しているエネルギーフィールド)から匂いをかぎ取ることができるのだそうです。
彼女によると、過去にそこで起きた出来事は、微量の電磁気で壁や家具に記憶され、それを読み取って解釈することができるのだそうです。 そして、それらのエネルギーがそこに住む住人に影響を与えます。
そこで、それらのエネルギーの流れが滞っている場所を見つけて、改善する方法を指導したり、浄化したりするわけです。
それを彼女は「スペースクリアリング」として開発し、彼女はそのパイオニアであり、そのやり方を人に教えて、育てています。
彼女によると「ガラクタ」とは、エネルギーの詰まった状態であり、エネルギーが滞ったときに溜まりはじめ、同時にいらないものが集まるとエネルギーが滞ります。
そして、どんどん溜まっていくにつれてエネルギーがそこに滞り、その人の人生に影響を及ぼすことになるといいます。
そこで、「ガラクタ」に対するひとつの対処は、自分を成長させる努力をしながら、もうこれ以上不要なものに囲まれているのは我慢がならないという気分に待つことです。
しかしそれでは時間がかかるので、著者が勧めている方法は、身の回りの整理整頓をすることによって、人生の整理整頓をするということです。
その結果、人生に新たなエネルギーが入り込んでくるという効果は絶大なものがある、ということです。
そしてそうすることは、自分自身の成長のために、とても現実的で、実際的なことです。
次回に詳しくその定義について解説しましょう。
お楽しみに。
尚 記
     
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