プレアデス+かく語りき 地球30万年の夜明け

プレアデス+かく語りき―地球30万年の夜明け/バーバラ マーシニアック

¥2,625
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1990 年代に入って少し経つと、いわゆる“精神世界”情報というものの“厚み”の違いがわれわれ日本人にも感じられるようになってきました。

たぶん、1980年代後半のどこかで何かのゲートが開くや、主としてアメリカに大量のチャネリング情報が降り注ぎ始めたのでしょう。

それらの情報が90年代初頭からアメリカで出版されはじめ、やがてぽつぽつと日本語に翻訳され始めた……ということだろうと思います。

この時期、こういう関連の書籍出版で目立って元気だった出版社は、コスモテンだったのではないでしょうか。

その華々しい一冊がここで取り上げる『プレアデス+かく語りき』でした。

「THE BRINGERS OF THE DAWN」(夜明けをもたらす者たち)という原題のイメージを表現したのでしょう、初版当時の本は“冥い帯状の海の上に血のように赤い夜明けの色”がテーマのとても目立つ装丁でした。

その上の黒い帯に『プレアデス+かく語りき』というタイトルが浮かんでいます。

まるで、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」で鳴り響く「ツァラトゥーストラかく語りき」のテーマを聴け……と言わんばかりです。(*^_^*)

本屋で平積みされていたこの本をはじめて見たときの鮮烈なトキメキを思い出します。

家に帰って読んでいる最中も、本屋でのそのトキメキは裏切られるどころか、予想をはるかに超える質量の情報にただただ圧倒されるばかりでした。

今回のミッションに特別な責任を感じているらしい情報の送り手たちと受けてのバーバラ・マーシニアックも特別でしょうが、大内博さんの翻訳がまた素晴らしかったです。

タイミングも何もかもが、特別の本だったと思います。

「地球 30 万年の夜明け」という副題からもわかるように、伝えられている情報内容のスケールが違いました。

それまで何百年という単位の話を聞かされてきて、ときに3500年の歴史とか聞いてびっくりしていたところに……「地球 30 万年の夜明け」ときて、しかもそれがたかだか地球の“現代史”にすぎないというわけです。

この情報に出逢ったときの驚き、予想をはるかに超える質量の情報にただただ圧倒されるばかりでした。

大袈裟でなく……“精神世界”とはこういうことかと思いました。(^^;)

日本神話の“岩戸締め”、大本教系で語られる地球創世時代の善神と悪神の闘いや地球主宰神の“ウシトラ”への封じ込めの“話”、ロバート・モンローの『魂の体外旅行』の第十二章「伝聞証拠」などで仄めかされている“事実”などが、この詳細かつ具体的な全体像のなかに……ジグソーのピースように収まっていきました。

このような内容がこれほどの具体性を持って語られることは、あきらかに 90 年代以前の情報にはないことでした。

この本の中で語られている“情報=光”であるという情報自体が圧倒的でした。

この種の情報に飢えていた者として、宇宙の規則を若干破り加減だというプレアデス人の親切に拍手喝采を送りたかったですね。^^;

これこそは“情報”を専門担当とするプレアデス人チームの独壇場だと思いました。

ちょっと、立ち読みしてみましょうか。

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地球に生きた図書館を作るというプロジェクトは、やがてその所有権をめぐって争いが生ずることになりました。一部の存在にとってはそれはきわめて魅力的なものだったのです。

地球の誕生当初、その所有権をめぐって宇宙で戦争が展開されました。
皆さんは、誰が地球を所有しているかなんて考えたことがありますか。

地球は不動産として最高の物件です。宇宙においてこれが誰にも所有されずにあるなどということは不可能です。
争いが始まり、地球は二元性が支配する場所となりました。地球は自由意志の空間でしたから、好きなことを何でもやる権利のある創造神たちがやってきて、地球を支配するにいたりました。

私たちはこれを地球の“乗っとり”と呼んでいます。
これは、ウォールストリートの企業の乗っ取りと同じことでした。これらの創造神は役三〇万年前に地球を乗っ取りました。
これは、歴史的に見ると、みなさんが人類の歴史の始まりと呼んでいる時期に当たります。しかし、これはみなさんが、現在、歴史の始まりであると教えられている時期であるにすぎません。

実際は、三〇万年前というのは、人類の歴史の後半、現代の始まりなのです。

 ……

地球の新たな所有者たちの食欲と好みは、前の所有者のそれとは異なっていました。
彼らは、混乱と恐怖を滋養としました。混乱と恐怖が彼らを太らせ、彼らを刺激し、彼らに安定した支配の座を与えてくれたのです。
約三〇万年前にやってきた新たな地球の所有者こそ、聖書の中で語られている偉大な存在たちです。バビロニアやシュメリアの文字板、世界中のさまざまな文書の中に語られている存在です。彼らは地球にやってきて、そこに住んでいた人間を組み替えたのです。

彼らはあなた方のDNAを組み替えて、あなた方が一定の限られた周波数の中においてしか行動できないようにしました。この周波数は、彼らに滋養をもたらすものであり、彼らの支配の継続を可能にするものであったのです。

最初の人類は、素晴らしい存在でした。彼らが持っていた一二束のDNAはさまざまな意識を持った文明体が与えてくれたものでした。
新しい所有者がやってきて、実験室で異なったDNA、つまり二束のDNAを持った人間を作り出しました。

『プレアデス+かく語りき』(p124)
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pari 記

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