引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 その3

「引き寄せの法則」とオーラソーマ その5
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どうして引き寄せの法則が人生に大切なのでしょう?
それは、この引き寄せの法則によって、人それぞれの人生が彩られているからなのです。
誰だって、自分の思い通りの人生、幸せな人生、意義ある人生を送りたいと思いますよね。
でも、自分の思いどおりの、幸せな人生を送っている人と、そうでない人がいるのはなぜでしょう?
どうやらそれは、引き寄せの法則を知っているかどうか、そしてその法則を使っているかどうかによるようなのです。
この物質の世界においては、物理法則を知って、それを使うことができれば、人は空を飛ぶことだって可能です。
ひと昔前までは、それは夢物語でしかなかったのが、今では当たり前のこととして自由に世界中を好きなところに飛び回ることができます。
それは、法則を知らない人から見れば、奇跡です。
でも法則を知って利用している人から見れば、あたりまえのことです。
人生も同じことで、その人生の法則を知ってさえいれば、その法則を使うことで、自分の思い通りの人生を生きていくことができるようなのです。
この引き寄せの法則というのは、そういう人生の法則の一つのようです。
ところで「引き寄せの法則」というのにも、本によってはいくつかのニュアンスがあります。
またザ・シークレットにせよ、他の本にせよ、それらに対する批判もあります。
一番基本的なことは、思うだけでは実現しない、ということです。
行動を伴わなければならない、ということです。
でも逆に、思わないことは実現しない。
とも言えますね。
人間が月にまで行くことができたのも、現在のさまざまな文明の利器も、すべて人間の思いがあったから、夢があったから実現してきたことです。
でも、そんなこと思わなかったのに、どうしてこんなことになるんだろう? ・・・ということも人生には多々あります。
でも、それにも法則があったんだ、ということに気づかされます。
それを引き寄せたのは自分が発していた波動であり、自分が引き付けたことで、自分に責任があるということです。
「郵便ポストが赤いのも、みんな自分の責任だ」と言った人がいますが、そういう視点で物事を考えてみると人生に対する見方も変わってきます。
今の自分のみじめさも喜びも、苦しみも楽しみも、地獄も天国も、すべて自分が作り出しているのだということが理解できれば、自分の人生に対する見方が変わります。
そして、そこに法則があることに気づけば、そこから自分は何をすればよいかということもわかってきます。
そして、オーラソーマもそういう波動の視点を持っているということがわかれば、それも有効に自分の人生に生かしていくことができるようにもなりますね。
そういうことを前提としたうえ」で、今回は先週に引き続き、エイブラハムとの対話に基づいて見ていきましょう。(「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」)
エイブラハムは言います。
宇宙の法則には三つある。
一つは「引き寄せの法則」
二つ目は「意図的な創造の方法論」
三つ目は「許容し可能にする術」
これらの三つの法則が人生に作用しているので、これらの三つの法則を理解し、意識して応用することができれば、あなたは喜びに満ちた、自由で、思い通りの人生を送ることができるのだ、ということ。
一つ目の「引き寄せの法則」というのは、もうこれまでに何度も述べてきたことなのでわかりますね。似たものが似たものを引き寄せる、という類友の法則です。
でも、これだけでは十分ではなかったのです。
とはいっても、まずこの法則を理解して、効果的に応用できなければ、第二と第三の法則は活用できないので、一番基礎となる法則です。
そこで、二つ目の「意図的な創造の方法論」が必要になります。
これは、「引き寄せの法則」だけだと、何かを考えると、望んでも 望まなくても、その考えたことが実現してしまいます。 惰性でものごとを引き付けてしまうので、惰性的な創造になってしまいます。
とはいっても、物質の波動は荒いので、考えたことがすぐに実現するわけではなく、実現までに時間がかかります。
それは、ある意味で救いですね。 もし考えたことがすぐに実現していたら、とんでもないことになってしまうでしょう。
・・・続きは、また次回のお楽しみ。
尚 記