【ロイヤルブルーの色彩心理】:『はじめてのオーラソーマ』第322号

ロイヤルブルー
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はじめてのオーラソーマ No.322 2022.4.1

みなさん、こんにちは。

えつこです。 

今回も「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。

 

前回のぱりさんのお話は【色への反応は進化のなかで獲得(1)】でした。

そこでご紹介しました志村香織さんによるユニクロとコラボした下着についてのお話と、雑誌のVOGUEに連載中の【マンスリー色診断】より“今月の行動”についてのアドバイスなどの記事が大人気でした。

まだお読みでない方は、こちらからご覧くださいね。


今回のテーマは、【ロイヤルブルーの色彩心理】についてです。

最近のマイクさんのSNSで、この春シャイアファーム(自社農場)で誕生したばかりの子羊の画像がアップされていました。

毎年3月になると、生まれたばかりの子羊の画像をアップされるのですが、それはそれはとてもかわいいです。

と同時にオーラソーマの製品が、こんなにも自然が豊かな場所で作られていることに感動します。

ちなみに、この羊たちは食用ではありません。

シャイアファームが健やかな土地であるために、ひと役かってエネルギー的なお仕事をしています。

 

2017年にオーラソーマアカデミーから届いたニュースレターに、素敵なエピソードが掲載されていました。

一部をシェアすると・・・

自分のベイビーと触れ合わず拒否していた雌羊たちが何匹かいたので、その雌羊たちにチューニングして最も助けになるポマンダーとクイントエッセンスを見つける機会を持ったそうです。

ほとんどの場合に使われたのが、クイントエッセンスだったとのこと。クイントエッセンス

それぞれの特定な状況によって(トラウマなど)異なるクイントエッセンスを使ったそうですが、常に助けになったようです。

人間だけでなく、動物に対してもオーラソーマのプロダクトでケアしてあげるなんて、素敵なことですね。

ちなみに、我が家の犬もパピーのころからオレンジのポマンダーで育っています。

ケアされるのがとても気持ちがいいようで、私がオレンジのポマンダーの容器を手にするとススっと近づいてきては、お腹を見せてコロンと横になります。

 

ところで、先々週のテーマ“ブルー”は移行の色でしたが、今回のロイヤルブルーでは、はじめてブルーにレッドがプラスされました。

宇宙の色とも言われるロイヤルブルーは、まだ見えていない誕生の色のようです。

それでは、今回もぱりさんのお話をお楽しみくださいね。

えつこ

 


色彩心理学としてのオーラソーマ:

         第23回【ロイヤルブルーの色彩心理】


 

前々回の「ブルー・エネルギーの色彩心理」では
オーラソーマを含む西欧文化のなかで
「永く水による浄化(洗礼)と結びつけられ、
誕生と死(保護)の色として」連想されてきた
「移行の色」ブルーを取り上げました。

これに関連して、
日本語の「あお」という色名にも
とてもおもしろい語源的連想があることを
知ったのでお伝えしたいと思います。

まず古代の日本で識別されていたのは
「赤・黒・白・青」の4色だということです。

これは今でいう色といよりは、
明るさとか濃さの識別だったようです。

「明るい(赤)」「暗い(黒)」
「顕(しろ)い(白)」「ぼんやり(青)」
がそれぞれが対になっているのです。

それぞれの印象を漢字で表すと、
「赤・明」「黒・暗」「白・顕」「青・漠」です。

これは1979年に詩人の大岡信さんが
日本語の最初の基本色彩語は
赤、黒、白、青の四色であって、
「明」「暗」「顕」「漠」の意味と対応すると
同説を追認してからは、
一般的に認知されてきたようです。

つまり「あお(青)」とは古代では
現在の青色・緑色・紫色・灰色を含む
広範囲の色の総称(漠色)だったわけです。

ここでアイヌ研究家でもある
片山龍峯さんという方の説をご紹介します。

この片山氏の説によると、
日本語のアオは「アフ=会う・合う」
またその連用形の「アヒ=間(隣合うの意)」
と関連する言葉だというのです。

そしてそれはアイヌ語のアフ(会)という
この世とあの世のあわいの意味合いとも
響き合っているとされます。

 

片山氏は、日本語のアオは黒と白の中間の色
「間(アヒ)」からきているといいます。

沖縄の青もこの「アヒ(間)」から派生していて、
大和・アイヌ・琉球における「アオ」の語源は
同じところから派生しているというのです。

これは移行の色、「向こう側への扉」の色
というオーラソーマの「ブルー」の連想と
とても響き合う色彩感ですね。

誰もが人生の何処かで経験する「青」
体験といえば「空」「水」の体験ですよね。

そしてそれは手では“掴めないもの”
の最初の体験でもあることでしょう。

頭上に広がる空、彼方の海、深い水底など
不思議で神秘的な感覚だったに違いありません。

そんな水辺の涼しさや空や海の広大さの体験は、
人間の小ささを感じさせて、
青の孤独感や鎮静的イメージにつながった。

青の染色技術が未発達だったヨーロッパでは
美しい青はとくに重要だったようです。

ラピスラズリを砕いて顔料とした青は
「ウルトラマリンブルー」と呼ばれて珍重され、
絵画ではマリアの衣の色と指定されていました。

空の色は永遠性や信仰心、誠実さ、
希望が結びつき、
やがて1892年に今回のテーマである
イギリス王室公式の色「ロイヤルブルー」
誕生につながるわけです。

この藍染の色が「インディゴ」と呼ばれるのは、
当時世界で流通していたのがインド藍だからです。

この藍染の色は、明治時代のお雇い外国人、
英国人アトキンソンが「ジャパンブルー」
呼んで称賛して以来、
日本をイメージさせる色ともなりました。

同時期に来日しやがて日本に帰化した
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も、
「日本は藍の国だ」と言っていたようです。

「サトルアナトミー(オーラとチャクラ)」チャクラ

第1チャクラ:基底部の「レッド」
第2チャクラ:下腹部の「オレンジ」です。
第3チャクラ:みぞおちあたりの「イエロー」です。
第4チャクラ:胸の中心「グリーン」です。
第5チャクラ:喉の「ブルー」です。
第6チャクラ:「第三の目」「ロイヤルブルー」

「ロイヤルブルー」は第6チャクラ、
しばしばアジナチャクラまたは「第三の目」
といわれるチャクラの色です。

この「第三の目」という言葉は両眉の間の
「松果体」の上の位置も関係がありますが、
また目の能力を超えた超常的な「視覚」
連想させるためでもあります。

ブルーが「移行」「向こう側への扉」の色なら、
「ロイヤルブルー」はその「向こう側」です。

それは「分離」の反対概念である「統合」の色、
完全(または全体的)理解に向かう行為の色です。

これが「わかる」ことと解釈されるのですが、
なぜ解るのかは解りません。

この「ロイヤルブルー」のエネルギーによって、
いわゆる超感覚と言われる透視能力、透聴能力、
透感覚へのアクセスが可能になります。

光のあらゆるレベルで「見る」ことを学び、
それまで隠されていたものが開示されるのです。

この「ロイヤルブルー」の構造によって、
私たち内部の女性の側と、その深い叡智である
女性的直感へのすべての接続が可能になります。

「ロイヤルブルー」に含まれている情報とは、
「自分がここにいる理由を知っている」です。

では個々のレベルで
「ロイヤルブルー」のエネルギーの
包含に触れておきますね。


●「ロイヤルブルー」エネルギーの音色

【霊体】での響き:

ロイヤルブルーの3分の1のレッドは、
自分の中の目覚めへの/潜在可能性に
取り組むことを指し示しています。

物質的(触知できる)ものの不確かさを手放し、
不可視のものを信頼することによって、
「内なる小さな声」のみによって
「より高い」超常的感性で見えるものがある
確信を実証することです。

「ロイヤルブルー」は内部感覚的知覚であり、
超感覚的知覚と混同すべきではありません。

それが本来の自己とその自然を敬うことです。

なぜ私は最初から自分の声を聴かなかったか?

これが「ロイヤルブルー」のメッセージです。


【精神体】での響き:

「ロイヤルブルー」は抽象的概念だけでなく、
自分の最も深い感覚のコミュニケーションを
容易にします。

それは優柔不断な性向、個人的動機、知覚、
期待をバランスさせます。


【感情体】での響き:

「ロイヤルブルー」の感情的側面の教訓は、
極端な「ブルー」や孤独を感じる傾向を統御し、
むしろALONENESS(孤独)をALL-ONENESS(全一性)
に変換することです。

「ロイヤルブルー」に含まれる「レッド」によって
グラウンディングして、もはや孤独や意気消沈で
落ち込み、苦しむことはありません。


【肉体】での響き:

ロイヤルブルーはあらゆるタイプの頭痛、
特に偏頭痛と関連します。

一般的にこのカラーは頭部全体に用いられ、
目、耳、鼻などの感覚器官に位置します。

同時に松果体(アジナ)や下垂体にも
刺激を与えます。

このカラーの「耳鳴り」をなくす能力や
抵抗を突破する能力は、
不眠症にも有効な場合があります。

 

また、次の機会に
別のカラーエネルギーの色彩心理をご紹介しますね。

m(_ _)m

pari 記

 


 

 
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