はじめてのオーラソーマ No.318 2022.3.4
みなさん、こんにちは。
えつこです。
今回も「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
前回のぱりさんのお話は【色を知覚するメカニズム（２）】でした。
まだお読みでない方は、こちらからご覧くださいね。
今回のテーマは、【ブルー・エネルギーの色彩心理】についてです。
みなさんにとって、ブルーにはどんな印象がありますか？
青空や海・・・というような、自然の景色がまっ先に浮かぶのではないでしょうか？
そこには、平和や穏やかさといったブルーのキーワードそのものの質が感じられます。
しかし、街のなかにいると「自分がどこにいるのかわからない」というような気持ちになりませんか？
あまりにも広大過ぎて、自分が不在に感じてしまう・・・ブルーにはそんな印象もあるかもしれませんね。
さて、このブルーは最初に生まれた色ですが、不思議なことにイクイリブリアムの誕生にもリンクしています。
＊「Ｂ００ スピリチュアルレスキュー」の方があとに誕生しましたが、「このボトルはシリーズの途中ではない」というヴィッキーさんのひらめきから、フルボトルのトップになりました。なので、番号も０番なのです。
＊マスターシークエンスのトップ。
＊大天使シリーズのトップ。
「Ｂ１０３ 大天使ハニエル」（オーパレセントペールブルー／ディープマゼンタ）
＊ＡＵＲＡ-ＳＯＭＡを数字で表すと、３９＋６４＋１０３になります。オーラソーマ（「光」+「身体」）を象徴している特別な数です。
こんなふうに見直してみると、ブルーはすべてのはじまりであり、源のようです。
それは、形になる前の卵のような段階ではありますが、目に見えなくても確かにそこにあります。
３月５日（土）のテーマはブルー“Peace 癒される”です。
こういう広大でつかみどころがないものは、コマラさんのお話を聞くことでグッと理解が深まりそうです。
最近、「Ｂ０２ ピースボトル」やサファイアブルーのポマンダーが売れているようです。
平和を望む心の表れのように感じています。
参加しやすい１時間のオンラインクラスなので、ブルーに興味がある方はチェックしてみてくださいね。
えつこ
色彩心理学としてのオーラソーマ：
第２１回【ブルー・エネルギーの色彩心理】
基底部のチャクラ「レッド」から出発した
チャクラカラーを巡る旅は、ここで
第５チャクラの色「ブルー」にたどり着きました。
ご存知かもしれませんが
オーラソーマで「ブルー」というのは
とても特殊あるいは特別な色です。
「ブルー」は
そこからすべての色が生まれてきた色、
根源色（プライマリ カラー）と
見なされているのです。
また「我の意志」に対する「汝の意志」、
あるいは「神の意志」とも言われ、
「ブループリント」（神の青写真）
とも言われます。
オーラソーマでいう“神”とは、
“全能の神”といった人格神を指すのではなく、あくまでも全体のバランスを意味する言葉と言っていいでしょうね。
実在するのはじつは
二番目のない唯一の＜存在＞だけだからです。
この二番目のない唯一の＜存在＞は、
現象的側面から見れば
絶えず流動していて永遠に生きている
ただひとつの波動世界とも言えます。
また、その波動現象に気づいている
絶対的主体という側面から見れば、
それは永遠不動の＜いま・ここ＞、
「現存」とも言えるでしょう。
実際は、いま・この瞬間に
この文章を読んでいるあなたは
それなのですが・・・。(*^_^*)
でも、それはちょっと・・・、
という気がするかもしれませんので、
今はちょっと想像の物語に
つきあってください。
今、無として深く沈潜していた
その唯一無二の波動世界に
一瞬のさざ波が立ったとします。
ただ存在しているだけではなく、
“自分が存在していること”を
確認したいような気分が兆（きざ）したのです。
その「現れ」の方に揺らぎだした気分を
表す色が「ブルー」なのだと
想像してみてください。
これがオーラソーマで
「ブルー」が根源色とされる意味合いです。
ところが、
“自分”の存在を確認するとなると、
その確認したがっているのは“誰”なのか？
という問いが起ききてくるのです。
＜存在＞である唯一無二の波動世界が
「現れ」として出現するためには、
この“自分”は回避できない関門です。
現象世界が立ち上がるためには、
“自分”の存在を確認したいと求める
その“自分”の元型の存在が必要になるのです。
その“自分”という気分を表すのが
「イエロー」のエネルギーだということです。
オーラソーマは
『色彩論』を著したゲーテの伝統を引き継いで、
二原色の立場をとっています。
「ブルー」と「イエロー」の２つの色
（２つの気分、２つの意図）があれば、
そこから３番目の原色「レッド」を
作り出せるという立場です。
「現れ」たいという気分「ブルー」と、
「自分」を知りたい「イエロー」があれば、
それを可能にする世界を創出するための
「レッド」のエネルギーは
必然的に出現するという立場です。
（英国デヴオーラでのセミナーでは、
懐中電灯を使った光の実験が行われるそうです。
ガラス容器のなかにグリーンオイルを入れておき、
その鮮やかな緑の液体に強い黄色の光を当てると、
黄色い光が緑の液体のなかを通り抜けていくとき
とても鮮やかな赤が現れるそうです。
セミナーの参加者は心から納得するそうです）
こうしてオーラソーマの「カラーローズ」は
現れの世界を統御する「二元性の原理」の
ひとつの元型を提示する色相環になったのです。
そこでは「ブルー」が根源色であり、
そこから飛び出した「イエロー」が、
「ブルー」と一緒に「グリーン」を生み出し、
さらに、その「グリーン」から
第３の原色「レッド」を創造したのでした。
「イエロー」は“自分”が何者か、
“自分”が“誰”であるかを
知りたいエネルギーです。
ところが“自分”が“誰”かを知ることは、
“自分”でない“誰”かを創造せずには
可能ではありません。
かくてこの現象世界には、
“他者”を認知する主体性を担った
たくさんの“自分”たちが誕生したのです。
それがこの生命世界という
どんちゃん騒ぎのはじまりです。(*^_^*)
この生命世界に
身体として誕生した“自分”は、
“自分”として“成長”しながら
“自分探し”の旅をはじめます。
私たちの身体はまさに
その“自分探し”の旅のための
“成長”する乗り物と言えるでしょう。
地球の植物圏と鉱物圏と
色彩エネルギーからの贈り物であるオーラソーマは
私たちの微細身の波動に働きかけて、
その旅をサポートしてくれるのです。
その働きかけるエネルギースポットが
人生の時節に応じて発達しながら
個性を築き上げるあの仕組み、
チャクラだということです。
第１チャクラ：基底部の「レッド」
第２チャクラ：下腹部の「オレンジ」です。
第３チャクラ：みぞおちあたりの「イエロー」です。
第４チャクラ：胸の中心「グリーン」です。
第５チャクラ：喉の「ブルー」です。
古来さまざまな霊的伝統によって
この第５チャクラの色「ブルー」は、
移行の色、「向こう側への扉」の色として
知られてきたようです。
「ブルー」のエネルギーが
現象以前の“他者”が存在しない
「向こう側」の記憶を担ったエネルギー
であることが知られていたのでしょう。
その「ブルー」は
最も主張しない色であったため、
人間の目が最後に発見した色となったようです。
では個々のレベルで「ブルー」のエネルギー
の包含に触れておきますね。
●「ブルー」エネルギーの音色
【霊体】での響き：
大天使ミカエルとクリシュナの色と、
そして仏陀の教え（法身）と共振する
色（波動エネルギー）です。
永く水による浄化（洗礼）と結びつけられ、
誕生と死（保護）の色として
連想されてきました。
【精神体】での響き：
意欲を激励し、
権威と指導の立場にある人々を
尊敬し、支援するように勇気づける
色（波動エネルギー）です。
外交術や交渉手腕が必要な状況で役立ちます。
色彩プランや衣装に組み入れられて
平和や静けさの雰囲気を生みだすこともできます。
【感情体】での響き：
ブルーはサポートと援助のエネルギーを
呼び込む特性を持つ色（波動エネルギー）です。
その場合は、あらゆる形態での保護が与えられます。
【肉体】での響き：
ブルーは喉の病気と声に関連する色です。
生活状のストレスに対処する最善の選択です。
首の問題や甲状腺の機能低下に役立ちます。
感染症、打ち身、けいれん、捻挫などに
役立つ色のひとつです。
また皮膚に対する局所的な「鎮痛効果」があり、
虫さされや軽い日焼け、皮膚障害の病的痒みに
も役立つ可能性があります。
また、次の機会に
別のカラーエネルギーの色彩心理をご紹介しますね。
m(_ _)m
pari 記
