【アクエリアスの時代:個の時代(1)】:『はじめてのオーラソーマ』第348号

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はじめてのオーラソーマ No.348 2022.9.30

みなさん、こんにちは。

えつこです。 

今回も「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。

前回のぱりさんのお話は【B007 ゲッセマネの園/最後に信仰が試される】でした。

まだお読みでない方は、こちらからご覧くださいね。

 

今日で9月も終わりですね。

年末まで一気に進んでいきそうでドキドキします。

さて、ここまで続いたぱりさんのボトルのお話はいったんお休みとなり、今回から別テーマです。

今回のテーマは、「個の時代」について(1)【アクエリアスの時代】です。

2020年の冬至から「風の時代」になりました。

当時はその話で持ち切りでしたね。

これまでの「土の時代」は、お金、物質、地位、結婚という形など「目に見える形で豊かになること」を望む人が多い時代でしたが、「風の時代」のキーワードは、自由、平等、柔軟性、情報、知性、精神性などです。

“風”のように目に見えないものへの価値が高まり、軽やかに生きていくことが求められる時代になりました。

すでに1年半経ちましたが、みなさま何か変化はありましたか?

この風の時代は、2044年まで続くそうです。

でも、風の時代になったからといって急にその日からパッと変わるようなものではなく、「じわじわと変化をして、気づけばこうなっていた」というようなことのようです。

これまでの「みんなと一緒」「上にならえ」の時代から、「人と違っていい。それが当たり前」の時代へと変化していきます。

コロナ禍で働き方も変化をして、古い考えの付き合い行事も減っていき、おのずと自分の時間が増えています。

それは、自分を見つめる、内観する時間が増えるということです。

オーラソーマでは、水瓶座を表すボトルは「B43 クリエイティビティ」(ターコイズ/ターコイズ)です。

水瓶座を表すボトル「B43 クリエイティビティ」(ターコイズ/ターコイズ)

ターコイズには「私は誰か?」というテーマがあり、個性化のプロセスの色です。

個性というのは、小さなことでもいいので創造性を持ちそれを表現するとことです。

絵を描くのが好きだったり、歌を歌うのが好きだったり、お料理、ダンス・・・。

そのような表現(者)だけではなく、自分が社会の一員として何か役に立っていることがあれば、それも才能で個性ですね。

今回のぱりさんのお話は、そんな水瓶座の時代、アクエリアスについてです。

恐怖や先がわからない未知ものと背中合わせのような昨今ですが、そのなかでも光を見出すことはできます。それは自分次第でクリエイトできるものです。

それでは、ぱりさんのお話をおたのしみください。

えつこ

 


「個の時代」について(1)【アクエリアスの時代】


 

このところ、みなさんの「オーラソーマ体験談」
網羅的・集中的に読ませていただきました。

じつはときを同じくして
スマホ機能の加速度的進化に対応するために、
「オーラソーマ総合情報サイト」の全面改訂の
準備作業も進められていました。

そしてそのもうじき公開されるサイトで
「オーラソーマ体験談」の網羅的検索サイトが登場します。

みなさんの体験談を網羅的に読んで感じたのは、
このみなさまからの「体験談」は、
オーラソーマからの贈り物であるだけでなく、
オーラソーマ・システムの重要な構成要素でも
あるようだという認識でした。

そして、このオーラソーマという
宇宙的叡智によってサポートされた製品群が、
これからやってくる世界を生きるための、
あるいはこれから自分が生きる世界を選ぶための
必須のツールの一角を占めていることも感じました。

それでこの「体験談検索サイト」の公開を記念して、
このところ続けていた「ボトルメッセージ」を一時中断し、
今回から数回に分けて
【「個の時代」について】というシリーズ記事を
お送りしたいと思います。

【アクエリアスの時代】という言葉を
お聞きになったことがあると思います。

【アクエリアスの時代】とは
いったいどういうスケールの話なんでしょう?

今回は「個の時代」シリーズの1回目として
この【アクエリアスの時代】について
一般に知られていることをお伝えします。


■アクエリアスの時代

前世紀の末頃から、
アクエリアスの時代は「個の時代」になる、
ということが広く言われてきました。

この「個の時代」という言葉は、
ITの爆発的進化が始まって
「情報革命」が起こったときにも言われた言葉です。

これまでなら大企業や専門家しか
知りえなかったような情報に、
個人が簡単にアクセスできる時代になったわけです。

まるで自分の机の上に国会図書館以上の
一大情報書庫が現れたようなものでした。

物事に対処するための具体的な知識というのは、ある意味では大きな権力でもあります。

いち早くその可能性を実感した人々にとっては、
これは大変なチャンス到来とも言える時代の変化でした。

そして実際、
それからの情報爆発という劇的な変化のなかで、
私たちは世界中に目覚ましい成功を遂げるIT長者が
続々と誕生するのを見ることになったのでした。

ところで
“アクエリアスの時代は「個の時代」になる”
と言われていた、その「個の時代」とは、
そのような個人が膨大な情報力を持てるようになる時代、
という意味だったのでしょうか?

ご存知かと思いますが、
「アクエリアスの時代」というのは、
天体の動きから割り出される周期の話です。

つまり人間の人生スパンから考えると、
気の遠くなるような“大きな時間尺度”で
語られる世界周期のことなのです。

しかもそのうえ、この大きな周期は、
ある意味では私たちの棲息領域である
惑星地球から発振しているとも言えるのです。


■地球の「歳差運動」

惑星地球はほぼ365日の公転周期で
太陽のまわりを一周しているのでしたね。

その間地球自身は
同時に公転軌道上でほぼ365回、
自転もしていることはご存知ですね。

で、この地球の自転軸ですが、
じつは常に天空の北極(北極星)を
ピタリと指して微動だにしない、
というものではないらしいのです。

地球は厳密な球体というわけではなくて、赤道部分がわずかに膨らんでいます。

これは回転体としては、
回転楕円体(扁球)と呼ばれる形状になります。

そのため、
太陽や月の重力による潮汐力の影響や、
赤道部分の膨らみが地球の自転軸に及ぼす影響を、

なんとか公転軌道の黄道面と一致させる形に
収めようとする宇宙的応力みたいなものが
働くようなのです。

その結果として起こるのが、
地球といういわば一種の天空の“回転ゴマ”に起こる、
回転軸(自転軸)の“首振り運動”です。

これを地球の「歳差運動」と言います。

この歳差運動の結果、
地球における天の北極は、
天球上で黄道の北極を中心とする円を描くことになります。

21世紀現在の北極星はこぐま座α星(ポラリス)です。

この星は2100年ごろに、
天の北極にいちばん近くなると予測されています。

そして西暦13,000年ごろには、
天の北極はベガ(こと座α星)の5度以内に
位置することになるのだそうです。

また古代エジプトの記録によると、
今から約4800年前(紀元前2800年頃)には、
天の北極はりゅう座α星のあたりに位置していたそうです。

ところで上述の
“アクエリアス(水瓶座)の時代”という言葉ですが、
この呼称にはもうひとつ
「黄道(こうどう)」という言葉が関わってきます。

この「黄道」という話も詰め込むと
ちょっと消化不良が起こるかもしれません。(*^_^*)

なので今回は、
【アクエリアスの時代】という言葉は
われらが惑星地球という“回転ゴマ”
自転軸の“首振り運動”に関係している、
ということだけご理解いただいて終わりにします。

次回は「黄道」という古来の概念について、
ご説明していきたいと思います。

楽しみにお待ちくださいね。

m(_ _)m

pari 記