はじめてのオーラソーマ No.284 2021.7.9
みなさん、こんにちは。
えつこです。
今回も「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
新ボトル「B120 ペルセポネ」が日本にも到着しましたね。
もう、お手に取られましたか?
今回のテーマは、【色彩波動レッドの響き】についてです。
色をイメージするときに、私がよく浮かべているのが、『秘密戦隊ゴレンジャー』です。
1975年から放映された実写版のテレビで、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、そしてピンクの5人のヒーローが悪と戦うお話です。
みなさんはご存知でしょうか?
色って、よく知っている人物に当てはめてみるとグッと理解がしやすくなります。
なかでも、レッドのアカレンジャーはチームを引っ張っていくリーダー的存在です。
格闘能力と指揮能力に優れていて、頭がいいだけでなく、行動力もあり、そして情熱的です。
これは、レッドの質を表しています。
レッドは、エネルギーを表す色で、シンボルで見ると血液の色であり、肉体を持つ人間にとっては欠かせない大きな要素です。
実際、オーラソーマのプロダクトでも、肉体に関連、保護をするレッドのポマンダーは人気ランキングに入っているほどです。
ちなみに、レッドとディープレッドのポマンダーの違いは・・・。
ちょっとした雨の日には傘だけですが、嵐のような大雨の日は傘やレインシューズだけでなく、カッパを着たりしますね。
このように、病気のあとや大きな疲労の回復にはディープレッドがおすすめです。
(私の感覚ですが、レッド系のポマンダーは、梅や紫蘇ジュースのような香りがします。さらにディープレッドはスモークされたような深みのある、クセになる香りがします)
梅雨時で気分が不安定なときも、グラウンディングした身体へ意識をもたらすことができるレッドはいいですね。
今回のぱりさんのお話は、ルドルフ・シュタイナーが、レッドという色をどのように表現したか?
そして、最後は≪怒り≫に対応したおすすめプロダクトの紹介もあります。
それでは、【色彩波動レッドの響き】をお読みくださいね。
えつこ
色彩心理学としてのオーラソーマ:第4回【色彩波動レッドの響き】
人類が現象世界で最初に発見した色は
「レッド」、赤だったのではないでしょうか?
鮮烈な印象で人間の感覚を襲ったのは
一面の緑野の一隅で強烈に自己を主張していた
一点の赤い花だったか、
それとも必死で仕留めた獲物から流れだした
赤い血の色だったでしょうか?
赤には何か
「見る者」を打たずにはいない
強烈な自己主張があるように感じられます。
色彩波動としてのレッドは
可視光スペクトルに最初に出現する色です。
目に見える色でいちばん波長の長い光線です。
レッドは海の大きな潮の干満に当たるでしょう。
現象世界が最初に現れたとき、
現象が出現したことをありありと
無視を許さない鮮烈な印象で伝えたのは
色彩波動「レッド」だったでしょう。
「レッド」は現象世界の顕現を
見事に成功させた宣言と言えるかもしれません。
「意識の海」は
「自分は存在している」ことを自覚しました。
そして自分が何者であるかを
知らずにはいられなくなったのです。
そしてその衝動の高まりのなかで
ついに非顕現である「意識の海」が
自らを生命世界として顕在化させたのです。
「レッド」とは
意識エネルギーの顕在化実現のシンボル、
生命力そのものとも言えるでしょう。
でも、考えてみてください。
自分を現象として顕在化させたら、
それを確認しなくてはなりませんよね。
自分で見ることができないのなら、
顕在化など、なんの意味もありませんから。
ということは、
自分を現象として顕在化させることと、
それを、なんらかの方法で確認する
(たとえば、見る、聴く、触る、
嗅ぐ、味わう、思うこと)とは
同一事象の両面だということです。
現象として現れるということと、
それを観るための道具を造るというのは
同時発生的な事象です。
私たちの身体、生き物の身体は、
いわば、「意識の海」が“夢を観る”ための
道具だということがわかるでしょうか?
「意識の海」が自分のなかに現象世界を映しだし、
自分で無限に多様な探求者となって
その世界のなかで体験の旅をしている。
それが生命世界の真の姿です。
生命世界を旅する私たちの身体は、
ワクワクと胸踊らせて新しい冒険に向かう
たくさんの「意識」の分身たちです。
「意識の海」を泳ぐ魚たちとも言えるでしょう。
この「意識」の分身たちは、
全権を分与されて現実を想像・創造し、
想像に見合った現実を体験していきます。
しかしやがて、
この「意識」の分身たちは、
存在しているのは
実際は「自分」だけであるのを忘れます。
そして自分が創造した現実を
客観的な実在と誤解しはじめ、
自分の想像の“現実”のなかで途方に暮れます。
たくさんの属性を持った誰かに成りきり、
その束縛のなかで身動きができなくなるのです。
でも、絶対に大丈夫なのです。
あなたが消滅することはないからです。
あなたは「意識の海」の体験担当の分身です。
あなたは源泉が夢見た夢のなかにいて、
けっして消えることはないからです。
もちろん、冒険の旅が終われば
役割を終えた身体は崩壊します。
でも、身体を脱いだ体験担当のあなたは、
素の自分に戻って好きなだけ休めますが、
けっして消滅することはありません。
運命もなく、カルマもありません。
成長する必要もありません。
あなたはもともと完全なのですから。
そしてあなたという個性は
源泉が夢見る夢のなかで永遠に保証されています。
私たちが乗っているこの身体には
「意識の海」と会話するたくさんの
受・発信装置が装備されています。
私たちの身体は多重の受・発信装置です。
肉体、感情体、精神体、霊体として
波動宇宙全体と絶えず交信しています。
個々の色彩波動はそれぞれのレベルで共鳴し、
それぞれ固有の音色を響かせます。
さて、そんなあなたが
創造の旅のなかで疲れたとき、
この現象世界の顕現の宣言とも言える
「レッド」の色彩波動は、
あなたをどんなふうに
支援してくれるのでしょうか?
簡単に個々のレベルに触れておきます。
「純化」の色であり、物質主義を焼きつくす
昇華の響きとも言えます。
ルドルフ・シュタイナーは
「赤」の激しさのひとつの極まりを
「神の怒り」の色という連想で表現しています。
【精神体】での響き:
(「精神体」とは顕現宇宙の全体の
論理的な記憶と交信できる振動層です)
ここでの「レッド」の波動は、
「我あり」という声明の響きです。
逆に「力への意志(意志力)」という
レッドの問題の起源ともなりえます。
【感情体】での響き:
(「感情体」とは今回の乗り物での旅の意図、
体験への衝動と交信できる振動層です)
ここでの「レッド」の波動は、
ときに極端な情熱や性的行為、怒りっぽさ、
暴力性などの音色として共鳴する可能性があります。
【肉体】での響き:
(「肉体」とは今回の乗り物の安全を計らう意図、
もっぱらサバイバル衝動と交信する振動層です)
ここでの「レッド」の波動は、
肉体に対する深い活性化作用を持ちます。
素晴らしい元気回復剤になりうる波動です。
では、どのような問題や状況のときに、
どんな支援を受けられるでしょうか?
●怒りや恐怖の感情に飲みこまれそうになるとき
「生存に関わる恐怖」に押し潰されそうなとき
圧倒的なグラウンディング力で支えてくれます。
(1)身体のバランスの偏りを取り除き、
(2)グランディングをサポートし、
(3)新しいエネルギーを与えてくれ、
(4)ネガティブな気分を退けてくれます。
●「抑圧された怒り」を浄化したいとき
溜まりに溜まった怒りの感情を
相手にぶつけることなく浄化したいときです。
思考が堂々巡りしやすい方でも、
物事の決断・判断が早く、
楽にできるようになることでしょう。
●頭で解決できない混乱で、苦しくて仕方がないとき
駆け引きや虚勢、勝ち負け、孤独感から、
明け渡し、分かち合い、共生関係に
昇華するのを助けてくれるでしょう。
また、次の色彩心理をご紹介します。
m(_ _)m
pari 記