https://artbeing.com/aura-soma/equi/B080.html
ボトルのメッセージ:愛と救済のためのエネルギー、レットゴー(手放し)のボトル
メインテーマ:愛のパワーに目覚める
アファメーション:この瞬間に私は自由になります。
レッド/ピンクのボトルの名前は「アルテミス」
タロットでは、第2レベルの女教皇に対応します。
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第1レベルの女教皇はブルー/ブルーのボトルでした。
http://artbeing.com/aura-soma/birthday/tarot-02.html
同じ女教皇でも、第1のジャーニーとリターンジャーニーとではずいぶん様子が違いますね。
それはブルーとレッドという色の違いでもあるのでしょう。
このボトルは、タントラのボトルとも言われていて、自分のなかの男性性と女性性が深くひとつになることを表しているのだそうです。
それはともかく、このボトルの名前の由来である、アルテミスというのは、どのような女神なんでしょう?
ボトルの色は下がピンクですので、無条件に受け入れる愛、やさしさ、女性性を表しますが、上は情熱的でエネルギッシュ、目覚めのエネルギーを表すレッドです。
このような色に象徴されるアルテミスって、どんな女性なのだろう? と興味が引かれるところです。
アルテミスは、ギリシャ神話に登場する月の女神。ゼウスの娘であり、アポロンの双子の妹。
オリンポス十二神の一柱とされています。
狩猟と純潔を司る処女神とされ、ヘスティアやアテナと共に、ギリシア神話三大処女神のひとりともされています。
アルテミスは狩猟の女神でもあり、森の精たちを率い、銀のサンダルをはいて森を駆け、野生を支配する女主人でもあり、自分たちが食べられる以上のものを殺す者に対しては、罰を与え、落馬させたり、道に迷わせ狼の餌食にしたりしたそうです。
アテナにならい純潔の誓いを立て、永遠の若さを持ち、彼女の矢は、痛みなしに突然の死を招くとされています。
野生の動物、ライオン、熊、狼、小鳥などが彼女の聖獣。
また、多産をもたらす出産の守護神であり、妊婦たちの守護神としてエイレイテュイアと同一視され、子どもの守護神ともされているようです。
豊穣を司る地母神的性格をもち、豊穣のシンボルとしても崇められています。
ローマ名は月の女神ダイアナで、白馬がひく銀の馬車に乗って夜空を駆け巡り、そして銀の弓を引き、銀の光の矢を放つ。
海の王ポセイドンの国に対して神秘的な力を持つ。
彼女だけが海の潮を銀の鎖で操る、とされています。
プリンセス・オブ・ウエールズのダイアナ王妃は有名ですが、彼女の名前も、このアルテミス、ダイアナに由来しているのでしょう。
アルテミスは処女の神として知られていますが、その彼女にも恋愛物語はありますが、それは悲恋物語でもあります。
その恋人は、誰だと思いますか?
オリオン座で有名なオリオンなのです。
オリオン・アンド・アンジェリカのお話しを覚えておられる方は、そのときにアルテミスとオリオンとの恋愛物語を覚えておられるかもしれません。
神話というのはいろいろな説があり、同じ物語でも、いろいろなヴァージョンがあるようです。
今回は、別のヴァージョンのひとつをご紹介しましょう。
「処女の神として知られているアルテミスだが、彼女にも愛した男性がいた。ポセイドンの息子オリオンである。
オリオンは、陸でも海でも歩くことができ、そして、大変な力持ちで太いこん棒を使用し野山の獣を狩り、ギリシア一番の猟師という存在だった。
狩猟の神であるアルテミスとギリシア一の狩人であるオリオンは、次第に仲良くなり、神々の間でも二人は、いつしか結婚するだろうと噂されるようになった。
ところがアルテミスの双子の兄であるアポロンは、乱暴なオリオンを嫌い、二人の関係をよく思わず、ことあるごとにアルテミスを罵った。だが、アルテミスの心を変えることはできなかった。
ある日、アポロンはサソリに追われて海に逃れ、頭だけを水中に出したオリオンを見つける。そして、アルテミスに『アルテミスよ、君は弓の達人だ。でも遠くに光る丸太を射ち当てることは出来まい。もし命中したなら、その腕前は本当に素晴らしい』とオリオンを指差したのである。
あまりにも遠いため、オリオンと認識できなかったアルテミスは『私は確実に狙いを定める弓矢の名人。まぁ見ていて』と、兄の言葉に弓を構え、狙いを定めて矢を射ったのである。
数日後、矢の刺さったオリオンが浜辺にうちあげられる。そこで初めて、アルテミスは自分の射った丸太がオリオンだと知る。
愛する人を殺めてしまったアルテミスはひどく悲しみ、月の女神でもある彼女が、夜を照らすことすら忘れさせてしまうほどだった。
打ちひしがれたアルテミスは、死者をも蘇らせる名医アスクレピオスのもとを訪ね、オリオンを生き返らせてくれるよう頼む。しかし、死人が冥府に来ないと秩序が乱れると冥府王ハデスが反対した。
アルテミスは最後の手段にゼウスに 『父上、お願いです。私の最愛の恋人だったオリオンを空に上げてください。そうしたら私が銀の車で夜空を走って行くときに、いつもオリオンに会えるから』と 頼む。
そしてゼウスもその願いを聞き入れ、オリオンを空高くにあげ星にさせる。そして彼がオリオン座として天に上がった場所は、ちょうどアルテミスが夜空を照らすために月の小舟を走らせる通路にあたるところだった。アルテミスがいつも恋人オリオンの姿を見られるようにと・・・。
そして、その後アルテミスは銀の車(月)に乗って夜空を散歩するたびに、オリオンに会いに行くと言う。(月は公転運動で位置を毎日変える。一日に約13度ずつ東へ移動して、一か月に一度はオリオン座のすぐ上を通る。月の女神アルテミスは、今も月に一度のオリオンと会うのを楽しみに星空をまわり、 夜を照らし続けると言われている)
参照、出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『ギリシア神話小事典』(社会思想社 教養文庫)、その他
このようなアルテミスの人生、というか女神としての性格とボトルの色と、その意味を考えながら、ボトルのメッセージ、メインテーマ、アファメーションの意味、そしてタロットの図柄の意味などを考えてみてくださいね。
そしてまた、そのボトルを見たり、あるいは身体に塗って感じてみる、そして、それが自分のエネルギーや生活にどのように変化をもたらすかを観察してみるといいでしょう。
えたに 記
☆B080 Artemis(アルテミス)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
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