今はまったく先を見通せない不思議な時代ですよね。
ひたすら消費を煽ってきた資本主義という仕組みが、うまく回転しなくなってきています。
この日本のような国では不必要なほどモノが溢れているのに、それほど豊かな雰囲気に満ちている感じでもありません。
いや、逆にとても閉塞的なイメージのほうが多いかもしれません。
でも、それじゃ実際に飢餓に苦しむ人がいるかとなると、そんなこともない。
実際に生存が困難な時代だとも言えませんよね。
人間が生きるためにほんとうに必要なものって、実際はそんなに多くないですから。
じゃあ、世の中なんで大変そうな話ばかりあるの? と言えば、うーん、ちょっと気を病んでいるんじゃないでしょうか。(*^_^*)
まわりの価値観に合わせすぎて、比較や競争のなかでしか考えられず、余計な心配や無意味な後悔のために、ウツになる人だってたくさんいます。
時間を忘れて遊んだ子どものころの、あの元気はどこへ行ったんでしょう?
でも考えてみると、今の時代には自分がやりたいことをやりまくって、おもしろくてしょうがないというふうに生きている人たちも、たくさんいるわけですよね。
けっこう、その人たちは今現在、子どものような情熱と好奇心を持って生きているのかもしれません。
社会的基準とか平均というものにあまり意味がなくなってきているのかも。
「チャクラマッサージ」を創始したオーストラリアのヴィッキー・エンゲハムさんは、いま多くの人々が情熱を失っている、とおっしゃっています。
そして「遊びなさい!」と。(^^)/
では、エンゲハムさんの記事「チャクラマッサージ──人がソース(源)に戻るため」から、そのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
● チャクラマッサージの始まり
江谷 あなたはオーラソーマについて、どんなヴィジョンを持っておられますか? 言いかえると、あなたはす―ラソーマでなにを教えておられるのでしょうか?
ヴィッキー
私は、生徒に情熱を注ぎ込みたいと思っています。
というのは、多くの人々が情熱を失っています。
オーラソーマを学びに来られる方は、自分自身を探し求めている人が多いのです。
ヴイッキー・ウォールのように、教えていくプロセスが大切だと思っています。
彼女は、みんなを自分の情熱のなかに巻き込んでいくような表え方をしていました。
単に座って、教科書を読んでいたのではありません。
生徒にボトルを見せて、どのように惑じるのかを問いかけていました。
直観こそが大いなるガイドなのです。
ですから、私も生徒に自分自身と直感に自信を持ってもらいたいと思っているのです。
そして、レベル1が終わると、生徒たちはすばらしいリーディングができるようになっています。
というのは、私は6日間にわたって生徒たちを勇気づけているからです。
「遊びなさい!」と。
私は学びの大切な要素として、楽しむことを重視しています。
それがなくて学んでなんになると言うのでしよう?
私も楽しむのが好きです。
私はターコイズの人ですから(笑)
江谷 どのような人が、どういう目的でオーラソーマを学ばれるのでしょうか?
ヴィッキー
医師や理学療法士、看護士、弁護士・・・あらゆる人たちです。
「色はあなたの人生を変える」というふうに宣伝しています。
私の文章を読んで、興味を持った方が来てくれます。
そして、あとは学ぶうちにスピリチュアルな側面で成長していきます。
オーストラリアでは、自分の成長ということにハートが開いていて、資格を取ることについてはそれほど興味がないようです。
それよりも本人の興味や、自分の成長のためという理由で学ぶ方が多いと思います。
江谷 日本では、資格を得て仕事にしたいという方たちが大勢います。日本の状況と異なっていておもしろいですね。
ヴィッキー
日本人は学ぶことにまじめですね。
少し深刻に感じます。
でも、私の日本のクラスはジヨークや笑いであふれています。
生徒は楽しんでくれているようです。
先日、チャクラマッサージの生徒が私のところにやってきて、
「私の人生を救ってくれてありがとう」
と言ってくれました。
彼女は、人生を楽しむことや情熱を取り戻したのです。
それがいちばん大切なことで、他のことはそのつけ足しにしかすぎないのです。
「チャクラマッサージ──人がソース(源)に戻るため」より
『リビング・エナジー』Vol.7(p21)
【日本人は学ぶことにまじめですね。少し深刻に感じます】
ちょっと耳が痛いですね。
やっぱり、人生に対する考え方に“遊び”が足りないのかも。(^_-)
pari 記