はじめてのオーラソーマ No.080 2017.08.08
みなさん、こんにちは。
えつこです。
今日もメルマガ「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
今回は第80号、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」です。
前回のテーマ、「情熱や真理を表現する」についてはいかがでしたか?
まだお読みでない方は、ぜひこちらをチェックしてみてくださいね。
今回のテーマは、「未来」についてです。
未来というとまっ先に浮かんだのがドラえもんの“どこでもドア”でした。
“タケコプター”とならんで、ピンチなときや、こうなったらいいなと空想しているときなどに「これが、今あれば!」と思ったひとは多いと思います。
どちらも今いる場所から違う場所へと移るものですが、それはどこか現実逃避であり、未来へと希望を持っているということなのかもしれませんね。
その当時は夢として出ていた昔のアニメに登場していたものが、現在は実際に具現化されているものはたくさんあります。
携帯電話、ロボット、コンピューター、電子レンジ・・・どんどん便利になっています。
でも、“どこでもドア”と“タケコプター”は、まだ存在していません。
ですが、自分が望む「未来」を手にすることができるかもしれない??
そんなイクイリブリアムを集めてみました。
それでは、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」を、どうぞお読みください。
ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー40回目:【未来】
今の時代は、とても不思議な時代ですね。
前途に何があるのか誰にもよくわからない。
いえ、誰にもわからないわけではないのかもしれません。
もしかしたら、これから先どうなるのかが
よくわかっている方々もいるのかもしれません。
でも、いくつかの明らかな傾向は見えているにせよ、
全体的に世の中がどんな方向に向かっているのかに
まだ社会的合意ができていないことは確かです。
いつの時代も先のことなどわかりません。
なにも今の時代だけ特別なわけではないとも言えます。
でも、ただそう言いきってもいられないのは、
前途に並々ならぬ変化が押し寄せるらしいことが
誰にも感じられるからです。
IT技術やAI技術の発展によって
ますます便利な時代に向かっているように見える一方で、
同時に極端な格差の拡大もたしかに起こっています。
こういう大きな変化に直面した時代は、
まったく新しい社会構造への組み換えが起こるため、
社会がとても不安定になります。
先が見通せない、そういう時代には
人間の不安心理も増幅されますよね。
人間の心理傾向には大きく3つの方向性があるそうです。
過去を向く傾向性、
未来を向く傾向性、
そして現在に固着する傾向性です。
それぞれの心理傾向に固有の異常もあるようです。
過去を向く傾向性で起こる異常が躁鬱病です。
未来を向く傾向性で起こる異常が統合失調症です。
(これは昔は精神分裂病と呼ばれていました)
そして、現在に固着する傾向性で起こる異常が癲癇(てんかん)なんだそうです。
こんな時代には
そんな個人の精神傾向に強いストレスがかかります。
だから異常として発現する可能性も最大化します。
人間は何かを信頼しなくては生きられません。
というか、自分ではそんな自覚がなくても、
実際には、何かを信頼して生きているのです。
その信頼の傾向性は「DNA」で決まっていると思います。
でも現在の人生を生きる上での核になる信頼は
かなり幼いころの環境のなかで築かれます。
これが「条件づけ」といわれるものの
最も本質的な役割であり意味です。
だから、信頼の基盤を作る成長過程で
何かの都合でその信頼を築けなかった方たちは
ほんとうに不運というしかありません。(-_-;)
よって立つ基盤が弱いわけですから。
この信頼の基盤の上に築かれるのが
心理学用語でレジリエンス(resilience)という能力です。
自分に不利な状況のなかでもなんとか
自分の生き方を適応させて自分として生きられる能力です。
「精神的回復力」とか「復元力」とも呼ばれます。
逆境にあって「折れない心」のことです。
自分を信頼できることですよね。
今、特に求められる能力なのかもしれません。
なぜなら、今は直近の「未来」が
とても不明瞭になっている時代ですから。
「未来」がどうなるかに社会的合意がない今は、
たくさんの“未来イメージ”が共存しています。
まるでそれぞれの個人が別々の「未来」に向かって生きているみたいですね。
こういうときは、
自分がどんな「未来」を望むのか信じるのかについて
とても慎重になる必要があるかもしれませんね。
というわけで今回は、
オーラソーマ辞書で、
【未来】というキーワードを検索してみました。
【未来】でヒットするキーフレーズは
多くはありません。
今回は、そのすべてをご紹介できます。
【未来】に関するテーマで
思い当たるキーフレーズがあれば、
参考になさってみてください。
未来への明確な展望を持つ
メインテーマ:過去の叡智の心からのコミュニケーション。新しい革袋のなかの古いワイン。
「未来への明確な展望を持つ」とは、文字とおり、そういう状態に向けて人をサポートしようとするエネルギーということです。
みなさん、いかがでしたか?
わたしたちが「未来」を案ずるとき・・・それは将来への不安や恐れが潜んでいます。
なぜならば、その不安や恐れは過去からの経験がライン上にならんで「今ここ」に持ち込まれているからです。
生まれたての赤ちゃんは未来を案ずることはありません。
未来を創っているのは、過去の経験からではなく、あんがい過去にとらわれている自分の思考なのかもしれません。
“どこでもドア”と“タケコプター”・・・
未来の発明品は、自分次第ですぐ近くにあるのかもしれませんね。
それでは、よい1日を。
えつこ
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