はじめてのオーラソーマ No.046 2016.12.13
みなさん、こんにちは。
えつこです。
今日もメルマガ「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
今日は第44号、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」です。
前回のテーマ、「受け容れる」はいかがでしたか?
まだお読みでない方は、ぜひこちらをチェックしてみてくださいね。
今日のテーマは、「現実的に見る」についてです。
これまでのぱりさんのテーマから見ると、ちょっとムードがちがっていますね。
オーラソーマのイクイリブリアムに「現実」というキーワードがあったの? と思うほどでした。
しかし、けっこうたくさんあるのですね。新鮮な発見でした。
現実とは、「(頭のなかで考えるだけのことでなく)現に、実際こうであるという状態・事実」とのことですが、Googleで検索したときに同じように出てきた言葉は、現実逃避でした。
現実逃避は、「現実に求められたり、何かしなくてはならないものごとから、意図的に注意や意識をそらすための行為や心理状態。困難な状況から目をそむけ、不安から逃れようとする機制」だそうですが、こちらの経験の方がぐっとたくさんあります。
やらなくてはいけないとわかっていても、「なんかいきづまっちゃったなぁ」という感じです。
みなさまはいかがですか?
この現実逃避。
私の経験などでよく見かけるのが、「その場を離れる」です。
まわりをブラっとして、身体を動かします。これは頭から身体へ意識が向くので、簡単でいいですね。
グリーンやお花などの自然を見ると、さらにいきづまった感じがなくなりそうです。
今日はなんとなく気が乗らない・・・というときは、あんがい、あっさりと手放してみるのもいいかもしれません。
疲れていたら、なおさらですね。
ほかにもくだらない本を見て笑って過ごす・・・なんていうのもありそうです。
今日は、ぱりさんの世界情勢のお話からはじまります。
こういう分野はよくわからないので、いつも勉強になります。
ということで、今日のはじメルは、「現実的にみる」について考察してみました。
それでは、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」を、どうぞお読みください。
ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー23回目:【現実的に見る】
今年もだいぶ終わりに近づいてきましたね。
毎年そうなんですが、
今年も色々ありました。(*^_^*)
前回も触れたことなのですが、
今年は特に、後半に入ってからが
大きな変化が顕在化してきたと思います。
今回はこのことを
前回とは少し違った観点から
触れてみたいと思います。
今年はとにかく、
これまでの数十年、あるいは数百年の動きが
大きく反転した年として
将来記憶されるかもしれませんね。
地球の動きのひとつのエネルギースポットは、
間違いなく中東地域です。
この地域の紛争が直接的な原因となって
今年はシリア難民の大移動が問題になりました。
その結果、
EU圏に難民大移動のような事態が起こりました。
これを意図的な人為災害だと評価している方々も多いようです。
とにかくその結果、
6月のBrexit(ブレグジット):英国のEU離脱。
アメリカの大統領選挙でのトランプ氏の勝利。
といった大きな反転現象が起こりました。
これらの動きはすべて、
これまで地上で既定路線のように推進されてきた
無制限のグローバリゼーションに対して、
その流れから見捨てられた人々が
思わず突きつけた
「待った!」だったと言えるでしょう。
今世紀に入ってからの
インターネットの発達は凄まじく、
それがもたらしたIT(情報通信)革命は
地上の全領域への瞬時の情報移動を可能にしました。
この新しい技術から最大の恩恵を得たのは
いわゆる多国籍企業と言われるような
先進各国の超大企業の資本家たちでした。
地域に縛りつけられた人間と違って、
資本はやすやすと国境を超えて移動できるようになりました。
そのため世界中のあらゆる地域の人々が
世界の最貧国の労働力との
労働力競争にさらされることになりました。
また一方で、
超大企業がもっとも資本を投下したのは、
オートメーション技術の開発でした。
つまり、どこからどう言っても、
先進各国の生産活動に携わる人々は
仕事の不足と、
安い労働対価に苦しむことになったわけです。
その結果、世界人口のたった1%が 、
そのほかの99%の資産と同額を所有するといった
貧富格差の異常とも言える極大化が起こりました。
地上人口73億人の内、
7300万人が72億2700万人と同等の資産を所有し、
なかでも最も裕福な62人の超富裕者が、
世界人口の50%分、つまり31億人の総資産と
同等の富を専有しているというのです。
これでは誰が考えても、
どこかから不満が爆発して当然でしょうね。(^^;)
ところで、時代の変化にともなって、
技術が進化していくのは自然現象のようなものです。
この勢いは誰にも止められません。
それは現実のひとつの側面として認めるのが、
「現実的」な対応でしょう。
とは言え、
たった1%の人間が、
地上の富の半分を専有するような状態は、
自然界で起こるような自然な現象とは違うものを感じますよね。
ここには何か不自然な
バランスを欠いた状態があるとしか思えない。
ですから、
地上の99%の人間は
この状態をこのまま認めて、
きっぱり諦めるべきだ、
などとはとても思えないわけです。(*^_^*)
地上の既得権益者たちは
そう言いたいのかもしれませんが。
ただただ現状を認めるのが「現実的」だとも言えないでしょうね。
そういう意味で、
6月のBrexit(ブレグジット)や、
アメリカの大統領選挙でのトランプ氏の勝利は、
振り子の反転のような、一種の自然現象と言えそうです。
トランプ氏が特別に新しい
「理想」を掲げたとも思えませんしね。(*^_^*)
ただ、機敏に時流を察知して、
その自然現象の流れに乗ったんでしょうね。
そして、当然ですが、
誰もがトランプ氏に成れるわけもありませんし、
また、成る必要もありません。
そして現象世界の自然な流れに対して、
誰もが、自分なりに
【現実的】対応する必要はありますよね。
それに、
「理想」とか「現実」とか言っても、
じつはそれほど違うものではないかもしれません。
その時代時代の「現実」に対応して、
その時々の新たな動きを代表するような観点を、
「理想」と言ったりするだけかもしれません。
だから、世界を現実的に見ることは、当然、大切です。
とはいえ、人間は
何もかも現状に委ねることもできません。
やはり、自分にとってのあるべき姿、
理想やビジョンを現実化したいのです。(^^;)
だから、現実は現実として対応しながら、
自分のビジョンも実現したいですよね。
オーラソーマには
世界を現実的に見る、とか、
理想を現実化する、とかいったことを
サポートしてくれるボトルがいろいろありますよ。
というわけで今回は、
オーラソーマ辞書で、
【現実】というキーワードを検索してみました。
今回はそのなかから、
「世界を現実的に見る」とか、
「理想を現実化する」とかいった観点に関連する
キーフレーズを集めてみました。
こんなキーフレーズが出揃いました。
展望を現実化する力を持つ
メインテーマ:過去の叡智の心からのコミュニケーション。新しい革袋のなかの古いワイン。
「展望を現実化する力を持つ」とは、そのような状態に向けて人をサポートするエネルギーということです。
理想を掲げて現実化する
メインテーマ:日常生活のすべてがスピリチュアルであるということを理解し受け入れることを援助します
「理想を掲げて現実化する」とは、その方向に人をサポートするエネルギーということです。
自分が現実を創造しているのを理解する
メインテーマ:自己の受容─キリスト意識への強力なコネクタ
「自分が現実を創造しているのを理解する」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートするエネルギーということです。
みなさん、いかがでしたか?
こうしてみるとゴールドとの関連が多いですね。
ゴールドはオレンジとイエローの間の色で、自分の中心とつながる色です。
ここは真のオーラがある場所です。
真のオーラとは、両親の遺伝的な血統が組み合わさったものであり、最初の細胞が生まれたときのエネルギーから形づくられた光線に包まれています。
私たちは、体験を通して得た経験を、「深く知っている」と理解します。
それは今世の体験かもしれないし、もしかしたら前世での体験も含まれているかもしれません。
最近ではあまり使われていませんが、私がオーラソーマを学んだころは、このゴールドの色の表現を「Gut Feeling(ガット フィーリング)」と聞いたことがありました。
「そうだ!」みたいな、腹に落ちるような感じです。
これって、自分の内側の深いところからやって来た応答(直感)なのだと思います。
そうして得られた答えは、とても深い信頼や、よろこびの質とつながります。
ゴールド(金)は、価値の下がらない宝石で、富や豊かさの象徴です。
このように、自分もまた誰ひとりとも同じではない、価値そのものだと言えますね。
ピカピカに輝いているとき・・・それは、自分自身の価値とつながっているときではないでしょうか?
あなたは、どんなときに輝いていますか?
どんなときに、こころから笑っていますか?
今日は、その輝きに気づきを向けて過ごしてみるのもいいですね。
それでは、よい1日を。
えつこ
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