4本のボトルの使い方 マイク・ブース
オーラソーマプロダクツの代表格は、言うまでもなく「イクイリブリアムボトル」です。
現在「B0」から「B110」までの111本のボトルのなかから、自分が最も惹かれるボトルを順に4本選んで、選ばれたボトルが暗示する順番と身体領域にしたがって塗るのが、その使い方でした。
選ばれた4本のボトルは、サイトにも説明されているように、それぞれ次のような意味を表していました。 http://aura-soma.co.jp/products/equi/interpretation.html
1番目:使命と目的と人生のレッスン(超意識から見た魂の色)
2番目:ギフトとタレント(チャレンジによる困難の克服と才能の開花)
3番目:今、ここ(1番目と2番目との関係における現在の位置)
4番目:未来からのエネルギー 以前の状況への解決 (先延ばしにしているもので今手にすることができるもの)
そして、たぶんご承知でしょうが、一般的にはまず「2番目」のボトルから使いはじめることが勧められているのでしたね。
これらのことは、ヴィッキーさんの時代から現在に至るまで、基本的には何ひとつ変わっていません。
ただ当初は、「2番目」のボトルは「チャレンジとギフト」のボトルと呼ばれていました。
ところが、人はまず提示された“言葉”に反応するものです。
つまり「チャレンジとギフト」のボトルという表現のために、なにか自分の弱点に直面して、それを克服しなければならないかのようなイメージが先行し、何となくプレッシャーを感じて敬遠されがちな傾向を生んだわけです。
でもそれは、ヴィッキーさんが伝えたかったことからすれば、とてももったいないことでした。
なぜなら、この「2番目」に選ばれたボトルは、じつは選んだ人の本質的能力に関わるボトルで、その能力をサポートするボトルだったからです。
つまり、この「2番目」に選ばれたボトルは、選んだ人が最大に貢献できる天賦の才能、いわばその人の貢献の“本質”を指し示していたのです。
ということは、人に優れたその天賦の才(ギフト)を発揮できる当人は、じつは人並み以上にそのエネルギーを消費するタイプの人でもあったわけです。
そのため、オーラソーマシステムは、この“「チャレンジとギフト」のボトル”という表現を“「ギフトとタレント」のボトル”という現行の表現に切り替えました。
そして、今回ご紹介する応答のなかでは、マイク・ブース氏はこのボトルを“癒しのボトル”とまで呼んでいます。
しかし、このボトルに意味を包含を考えれば、それはとてももっともなこととして理解できると思います。
なぜなら、このボトルは、選んだ当人がもっとも消費するタイプのエネルギー、つまり枯渇させやすいエネルギーを指し示しているわけですから。
そんな理解を前提にして、マイクの言葉を読むとわかりやすいかまいません。
では、マイク・ブースの「アドバンス・コンサルテーション・テクニック」から「4本のボトルの使い方」について答えた部分をご覧ください。
——————————————————————– ロバート 4本のボトルの使い方はやはり同じでしょうか。 また、使うボトルを決めるのはクライアントであるべきでしょうが、4本のボトルの使い方について、今ではどう見ていますか。
マイク 私が感じ取り、またこの15年間で経験したことから特に強調して言えることは、第2ボトルはやはり「癒しのボトル」だということです。 私のマインドにおいてはほとんどの場合、癒しのボトルはオーラソーマのプロセスを始めるのに、もっとも有益なものだということは疑いありません。
もし、第2ボトルとは何なのか、ということが本当にわかれば、もしもあなたが100本の色の組み合わせのうち、自分の本質のボトル、つまりそれは第1番目のボトルであるわけですが、その隣の2番目の位置にあなたが本当に好きだというある特定のボトルを置いたならば、そのボトルはこれから生涯を通じて、あなたの頼みの綱になってくれます。 そのボトルはあなたの健康、エネルギー、またその時点で危機ともなりうるあらゆる状況において、あなたをサポートすべくそこにあるのです。
また、第3ボトルが人々のプロセスにおいて適切だというケースもあるでしょう。 この「今ここ」のボトルは、常にその癒しの状況との関連において、その人がどこにいるか、本質との関連において、どこにいるかということの要約のようなものなのです。 その第3ボトルとの関連においてなされた評価は、その人自身のプロセスのある時点において意味を持つものにもなりうるでしょう。 もしも直感に基づいて、ある人が、特に第3ボトルとワークしたいと思うときには、今ここにいるということ、今起こっている状況に留まることを非常に助けてくれます。 そのボトルは、そのプロセスにおいて、その人がもっと今ここにいるということを助けてくれるのです。 状況がどうあれ、今ここにいる、ということがもたらす恩恵というのは、より健やかな感覚、幸福感、より自分らしくあるという感覚なのです。 ですから第3ボトルもまた大変大きな意味を持ちえますし、ふさわしく使われるならば非常に大きな助けになります。
第4ボトルですら、ご存知のように、ヴィッキーは最初からこのボトルをベッドの横に置くということを言っていました。 つまりその場所というのは、人が夜眠りに就く時、最後に目にするであろうものであり、また朝起きる時に最初に目にするであろうものだからです。 私は今、第4ボトルは、未来から私たちへとやってきているエネルギーというよりも、私たちの未来にポジティブに現れているもの、私たちが延期しているもの、というふうに思い描いています。 そうなれば、第4ボトルはもしも私たちが抵抗を緩め、より「レット・ゴー」つまり、手放すことへと動いていくならば、それは今手に入れられる可能性となるのです。 そうなれば、私たちは第4ボトルに現れているものを今ここで、強く求めることができることになります。 ベッドの脇において、眠りの中で、潜在意識(無意識)のマインドに働きかけるために、夜最後にそれを見、朝最初にそれを見るということは、私たちが明日へと引き延ばしているものを今日、今ここ、現在へと統合するプロセス全体の助けとなることでしょう。
そしてまた、ある時点において、ある本質上の問題に取り組むというような機会が訪れるかもしれません。 それは実際、第1ボトルに現れるものなのですが、もしもそれが適切に使われるならば、つまり自分のプロセスにおいて、この本質のボトル、第1ボトルを必要とするところへとやってきたならば、その時には、自分の使命と目的と、この世での自分の活動の仕方との関連において、健康と幸せという、さまざまなレベルでの充実感により深く触れていく動きを助けるでしょう。
『リビング・エナジー』Vol.4(p4) ——————————————————————–
なるほど……。
イクイリブリアムボトルは、ただ“惹かれる色”という直感的何かを基準にして選ばれる、ということの意味の重さが、改めて感じられますね。
その“ギフト”は、自分が顕在意識で知っている自分の才能ではなく、もしかしたら、自分が認知していない眠れる才能かもしれないわけですね。
そうであるなら、確かに、それは“魂の声”に選択権を委ねるべきかもしれません。
pari 記
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