ニューアース その11
オーラソーマで「ニューアース」(エックハルト・トール著)を読み解く。
「意識の鍵」であるオーラソーマを読み解くヒントとして、シリーズでお送りしています。
このシリーズは、オーラソーマで「ニューアース」を読み解くのみならず、「ニューアース」でオーラソーマを読み解く、とも言えるかもしれませんが、「意識の鍵」をつかむヒントとしていただければと思います。
前回、第6章『「いまに在る」という意識が私たちを解放する』というテーマで解説をしてきましたが、今回はその続きです。
「いまに在る」・・・このプロセスをオーラソーマの観点で見れば、どのようになるでしょうか?
ペインボディというのは、エネルギー的な観点から見ると、感情体のエネルギーのブロックないし、エネルギーにアンバランスがもたらされることによって生じます。
オーラソーマでは感情的なショックがあったときには、左脇腹にエーテルギャップが生じて、そこからエネルギーがずれてしまうというふうに見ています。
ユニティインスティチュートでは、それを「凍った時間」と言います。 ある感情的な傷ないし、トラウマがそのとき以来、凍り付いてしまっているのです。
エックハルトも「人間は誰でも心の状態に対応したエネルギー場を放射している」というふうに考え、「ペインボディには閉じ込められているエネルギーの周波数がある」というふうに言っています。
つまり、人間のこの身体、感情、思考はエネルギーでできているのです。
オーラソーマが「生きているエネルギー」なのは、この生きた人間のエネルギーに対応するためにも生きたエネルギーであることが必要だからです。
そして、オーラソーマカラーシステムのそれぞれのプロダクトの色は、それぞれの自然の正常な波長と波動を持っています。
チャクラセットは、それぞれのチャクラのエネルギーのバランスを取るようにできていますし、それぞれの人が選ぶ色は「あなたはあなたが選んだ色であり、それはあなたという存在の必要性を反映しています」というふうに、その人の選ぶ色がその人のエネルギーのバランスを回復してくれる色のエネルギーでもあるのです。
さて、それではペインボディに有効なプロダクトは何色がよいのでしょうか。
ペインボディは感情のエネルギーですから第2チャクラ、第2身体に属し、オレンジと関連しています。
正論を言えば、エックハルトが言うように、「いまに在る」ことができれば、そして「意識の光」、つまり気づきがあれば、ペインボディは縮み、ペインボディから解放されていきます。 わざわざオーラソーマを使う必要はありません。
しかし、それだけの気づきをもたらすには、それだけ瞑想をしている人によって可能なことでもあります。
瞑想は、オーラソーマにとって基礎になっていますし、オーラソーマが「意識の鍵」という意味も、オーラソーマがそのような意識の光、気づきをもたらすシステムだということに基づきますが、まだそれだけ瞑想の力が強くなくても、プロダクトの作用が瞑想と同じ効果をもたらしてくれるところがあります。
オーラソーマカラーケアシステムの素晴らしいところは、それらのプロセスをサポートするプロダクトであるというところです。
つまり、エックハルトが言うところのペインボディから解放されるだけの「いまに在る」という強い気づきが、今の時点ではなくても、オーラソーマとワークしているうちに、「いまに在る」という意識が成長していくとともに、エネルギー的にもペインボディが解消されるようにできているのです。
オーラソーマは身体に塗って使います。 あるいはポマンダーやクイントエッセンスのように、オーラの身体につけて使うのですが、それらをつけて意識的に感じることは、まさに「いまに在る」ことの訓練にもなります。 なぜなら、この身体は「いまここ」にしかないからです。
そして、それらのプロダクトを使うことで、エネルギーが動きます。
滞っていたエネルギー、バランスを崩していたエネルギー、凍っていた時間が解凍され、エネルギーが流れるようになっていきます。
それらの流れだしたエネルギーを感じ、それとともにいることで、それまで感じられなかった感情の動きを感じたり、潜在意識に隠れていた感情が表面に表れたり、というようなことが起こります。
今まで感じなかったエネルギーや感情を感じることで、一時的に困惑することがありますが、しかし、それらはエネルギーが解放されていくプロセスなのです。
「ペインボディを認識する」ということが、そのペインボディから解放される第一歩だとエックハルトは述べていますが、オーラソーマを使っているうちに自然とその気づきが起こっていくようなことが起こります。 http://ameblo.jp/artbeing/entry-11100227428.html
では、オーラソーマでペインボディに有効な色ないしプロダクトはどれでしょうか?
オーラソーマでペインボディに対処するには、人それぞれの意識の光、色を使って対処していくことが可能です。
その人に一番合った色のプロダクトは、その人が自分で選んだボトル、自分が惹かれる色を使ってワークすることが基本です。
しかし、一般的なこと言えば、ペインボディにはオレンジの光が有効ですし、それをあるがままに受け入れることを助けるピンクや、ハートのスペースをもたらすグリーン、「裁くなかれ」というレディポルシャなど、さまざまなサポートを得ることができます。
同じペインボディに対処するにあたっても、自分のお気に入りの色や香りを身の回りに置きながら、自然と楽しみつつ、それらが解放されていくとすれば、もっと豊かでおしゃれな人生を楽しめますね。
このようにして「ニューアース」、あたらしい人間の進化の可能性にオーラソーマは貢献しているといえるのかもしれませんね。
尚 記
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