『波動の法則―宇宙からのメッセージ』

波動の法則―宇宙からのメッセージ/足立 育朗 ¥1,700 Amazon.co.jp
こういう内容の本でこれほど版を重ねている本は他にないかもしれません。 出版社のPHP研究所は当時はビジネス書が専門で、この手の本はたぶん初めてだったのではないかと思います。 内容と不釣り合いのそのちょっと固い感じが、逆にこの本の情報に“格付け”を与えるような印象もありました。
この本の情報を他のプレアデス系の情報から際だたせている特徴は、「形」や「スケール」についての“非常な厳密さ”だと思います。 そのことが、地上の科学とはまったく異なる体系であるにもかかわらず、この『波動の法則』という本の情報をきわめて“科学的”な情報として日本の読者に紹介する役に立ったのではないかと思います。
今では色々なところで耳にすることになった「中性子が意識で、陽子は意志」という情報を最初に日本語の世界に(他の言語世界のことは知りませんが)紹介したのは間違いなくこの本が最初でした。
 “原子核の集合体(EXA PIECO)=本質≒魂がスタディによって成長している”  “「決心」することが原子核の集合体を成長させる”  “地球の時空間移動(テレポーテーション)の時期が近づいている”
といった情報をわたしたちが知ったのはこの本によってでした。
終始客観的情報の報告者のスタンスを守ろうとする足立育朗さんの謙虚な語調は、述べられている情報の壮大さ・重大性を秘かにわれわれの世界に手渡すには最適のスタンスだったのかもしれません。 ただそのあまりにも客観的な叙述方法は、半面、本書にいくぶんかは“文学的”または“哲学的”感動を求めたい読者には、ちょっと物足りなかったかもしれませんが。(^^;)
ちょっと、立ち読みしてみましょうか。
——————————————————————– 人間の「意識とは何か」というテーマで受振しますと、中性子と同じものを描いてしまうのです。描き始めたら同じものだったので、びっくりしたのです。
要するに中性子は「意識」だったのです。 中性子が「意識」ということは大変なことです。 あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、その中に中性子と陽子があるわけです。
すべての存在物に原子核があって、中性子、陽子があり、そのうちの中性子が「意識」であるということは、どんなものも全部、「意識」で構成されているということになるわけです。 これは見えない空気でもそうです。 それでは陽子は何か。 今度は陽子について調べました。 すると陽子は、「意志」だということでした。 ですから当初は先に形の方が分かって自然界の役割の一部が先に伝わってきてしまったのですが、結果的に中性子が「意識」で、陽子が「意志」だというのです。     中性子=意識=調和   陽子=意志=愛   陽子は「意志」であると同時に、自然の法則の「愛」だという情報です。 愛情ではなくて「愛」です。 中性子の方は「意識」があって感情の役割があり、常に調和をとり続けます。   
        『波動の法則―宇宙からのメッセージ』(p83-84) ——————————————————————–
pari 記