色彩の言語――オレンジ

今回は、オレンジです。
オーラソーマでのオレンジの一般的な意味合いについては、 http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/orange.html をご覧ください。
オレンジはカラーローズでは、レッドとイエローのちょうど中間の色です。 原色に対して、第2の色と言われています。
レッドの質とイエローの質をあわせ持っているとともに、それらを統合した色として、オレンジの独自性も持っています。
オーラソーマではショックボトルとして、ショッキングな状況に遭遇したトラウマがあるときに用いるヒーリングのボトルとして有名です。
最も購入されているボトルの一つだと思いますが、本来はとてもジューシーなボトルなのです。 http://aura-soma.co.jp/aura/b026.htm
$オーラソーマ総合情報サイト・ブログ-B026 Shock Bottle / Etheric Resucue/Humpty Dum
ヴィッキーさんのボトル、5番もイエロー/レッド。
$オーラソーマ総合情報サイト・ブログ-B005 Sun rise / Sun set
振って混ぜるとオレンジです。 彼女が継母から虐待されていたことを思うと興味深いですね。
オレンジといえばオレンジジュース。 ジューシーな感覚。 感情と関連しています。
チャクラは第二チャクラ。おへその下、お腹のあたりです。 ですから、腹の底から感じる深い感情的な喜び、満足感。
第一チャクラがレッド。赤。セックスチャクラとも言われてます。 赤ちゃんは、肉体を持ち、その肉体のサバイバルがすべてですね。 食べて、排泄して、寝るだけ。
第二チャクラはオレンジ。フィーリング。 赤ん坊は母親に抱かれ、母親のケアー、まわりのケアーがないと生きることができませんので、まわりとの人間関係を学んでいきます。
まだイエローの「個」が発達していませんので、自分が相手なのか、相手が自分なのかわからないような、依存の関係にあります。 そこで人間関係、社交性を学んでいくわけです。
ですから、オレンジのテーマとして、依存(dependent)、共依存 (co-dependent)、相互依存(inter-dependent)の領域です。
レッドのサバイバルからイエローの個の確立に到るプロセスでもあります。
チャクラも呼吸しているって知っていますか? つまり吐く息のリズムの時と、吸う息のリズムの時があるのです。
というのは、第二チャクラは依存、つまり人とともにあることに関連しているのですが、人とともにいたいという感情のときと(吸う息のリズム)、一人でいたいというとき(吐く息のリズム)があるのです。
このようなチャクラの機能について詳しくは「サトルボディヒーリング」の本がとても参考になります。
サトルボディヒーリング―あなたの人生を変容するオーラとチャクラのヒーリング (OEJ Books)/リーラ ¥1,890 Amazon.co.jp
この第二チャクラのリズムは、人によって異なりますが、そのリズムが分かっていないと、人間関係が難しくなったりします。
第二チャクラのリズムというのは、ちょうど吐く息と吸う息のようなようなもので、ひとそれぞれのリズムがあります。
吐く息というのは独りでいたい時期であり、孤独を楽しむ時期です。 そして吸う息のときは人と共にいたい、親密でいたい、人恋しくなる時期です。
恋人同士が同じリズムで呼吸しているときは、お互いが求めあって一緒にいるので、いいのですが、ひとりが吐く息(独りでいたい)の時に、もうひとりが吸う息(一緒にいたい)であったすると、独りになりたいと言おうものなら、「もう私のこと愛していないのね」と大問題になったりします。
感情的に依存したいのに、それを受け入れてもらえないと、「愛してくれない」と思ってしまいます。
吸う息だけだと、風船にどこまでも空気を入れるのと同じで破裂してしまいます。 吐く息だけでも生きていくことはできません。 人生をより良く生きていくには、ひとりでいることと、他の人との人間関係をバランスよく保つことが大切で、依存、共依存、ひとりであること、のバランスとお互いの理解が必要です。
恋に落ちるとき、あの人がいるからこそ私はこんなにも愛情を感じられるのだ・・・と思いますが(感情の依存)、でも、その感情は、もともとは自分自身のなかで感じているものなのです。 その愛情は、もともとあなたのなかにあるものなのです。
その自分の感情を自分のなかで感じることが、このオレンジです。
そして、このオレンジには、その感情に乱れが生じたり、バランスが悪くなったときに、その感情のバランスを回復させてくれる作用があります。
オレンジのボトル(26番)はショックボトルないし、ショックアブソーバー(ショック緩衝剤)として、オーラソーマの世界では有名ですが、 これはヴィッキーさんの体験に基づいています。
ヴィッキーさんがショックの状態の人のオーラを見たときに、その人のオーラが左の脇腹のエーテルギャップから左にずれて、身体の外に出てしまっていました。
つまり、あまりにショックが強く、感じることの許容範囲を超えた時には、感じるにはつらすぎるので、感じることをやめてしまうのです。
ちょうどそれは、急に電気の許容量を超えたときに、電気のヒューズが飛んでしまうのに似ています。
つまり、ショックとは感じなくなっている状態ともいえます。
またオレンジは中毒、ということとも関連しています。 中毒というのは依存症です。 アルコール依存症とかたばこ依存症。
そのアルコールのようなものに依存することで感じることを麻痺させるか、リラックスして自分の感覚を取り戻そうとするわけです。
緊張してナーバスになっているときにタバコを一服。 ホッと緊張がほどけて自分を取り戻せるのでしょうね。
マインドで自分をコントロールしてしまっているときに、アルコールはそういうマインドの制約をはずしてくれます。 そして感情的な本音をとりもどすわけです。
普段、抑圧していることを酒の席ではめをはずして、普段の鬱憤をはらしたりします。
それは普段の日常生活で、自分の感情を感じて受け入れることができていれば、もっと健全に人生を楽しめるはずです。
オレンジのバランスがとれると、自分自身を感じることができるので、そういう依存の問題もなくなっていくわけです。
健康な感情を持つことで、人生の喜びを感じ、充足感や満足感を感じることができるのですから。
尚 記