色彩の言語――クリヤー
ボトルで言えば、セラピスベイ。54番のボトルです。
ペールカラーといわれるボトルには、すべてこのクリヤーが含まれています。 そしてマスターボトルには、すべてこのクリヤーの色がなんらかの形で含まれています。
では、そのクリヤーが意味するものは何でしょう? クリヤーの本質というのは、ひとことでいうと何でしょう?
すでにオーラソーマのコースを学ばれた方は考えてみて下さい。
・・・・(あなたが考える時間です)・・・
あなたの結論は何ですか?
クリヤーというのは光そのものを表します。 最初にお話ししたニュートンのお話を覚えてますか?
すべての虹色が合わさるとクリヤーな光になりましたね。
そして同時に、クリヤーは鏡のようにすべてを映しだしてくれます。
そこでなぞなぞです。 光であり、同時にすべてを鏡のように映しだすものって何でしょう?
それがクリヤーの本質です。
それは「意識」です。 だからクリヤーというのは「意識の光」を表します。
それは「気づき」とか、意識的であること、気づきの光をもたらすこと。 それはどういうことなんでしょう?
それは、「今、ここにいる」っていうことなんです。
「今、ここのいる」いうことについて知りたい方は、このブログで度々紹介している、「The Power of NOW」を読んでみてくださいね。 日本語のタイトルは「さとりをひらくと、人生はシンプルで楽になる」と言います。
さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる/エックハルト・トール ¥1,890 Amazon.co.jp
ところで、ペールカラーが入ると、その色の意味が強まると説明しました。 それは何故でしょう?
それに気づいていくことで、意識の光を当てることで、ものごとは強烈に意識されるようになります。 意識的であることで、ものごとがパワフルになります。
そうすることができないから、みんな無意識になってしまうのです。 それを見たくないから見ないで済ませてしまおうとします。
マスターボトルにはすべてこのクリヤーの質が含まれています。 http://aura-soma.co.jp/products/equi/specialset/master.html
ここでいうマスターの質というのは何でしょう?
マスターに会ったことがある方はわかるでしょうが、その人は、意識の光そのものです。 すべてに気づきの光と理解をもたらしてくれます。
同時に、無条件の愛でもあります。
オーラソーマのクイントエッセンスにはローズクオーツのピンクのエネルギーが入っていますが、そういうことも考えてみるとおもしろいですね。
昔は禅マスターのような人たちが日本には多くいました。 ブッダのような人。 瞑想と愛の人です。
それはともかく、こういうことがわかると、セラピスベイで言われていることや、クリヤーが含まれているボトルについて言われることの意味がわかってきます。
例えば、セラピスベイで言われる「カルマの解消」。 英語ではカルミック アブソリューションと言います。
これをつけると過去世のカルマが消えるのでしょうか?
無意識である限り、幼少期からであろうと、過去世からであろうと、昔のパターンをいつまでも持ち運んでしまうので、それがカルマとなって残ります。
しかし、どんなカルマであっても、その無意識であったことに意識の光をもたらすことによって、そのカルマ的なパターンは自然と消えてしまいます。
それは暗闇に光を灯すようなものなのです。 光を灯すことで、暗闇はただ消えてしまいます。
暗闇とは私たちの無意識です。 無意識である限り、私たちはそのパターンを繰り返します。 そこに意識の光をもたらして自覚することで、無意識で繰り返されていたパターンは解消されるわけです。
尚 記