タロットをヌメロロジーとともに使うことについて

タロットをヌメロロジーとともに使うことについて
「マンガラのヌメロロジー」より  マンガラ
        スピリチュアルな知恵のルーツには本当にたくさんの種類があって、普通はそれを混在させることはできないようです。
たとえば、四柱推命による判断と、マヤ暦の「13の月の暦」による判断を重ね合わせても、それぞれの判断がお互いに干渉し合い、バッティングしあって、それぞれの判断の精度を上げることにはならないようなものです。
それぞれの観念体系には、当然、その体系独自の考え方や判断パターンの“癖”があって、それをただ足しあわせても、無用な混乱を招くだけで、より精度の高い判断を誘導することにはならないはずからです。
視覚的なイメージでいうと、多様な文化圏のなかでは、たとえば、美人のイメージや、勇敢の基準が違うようなものかもしれません。
でもそれは逆に言うと、同種の文化圏のなかで発展したスピリチュアルツールなら、もしかしたら複数のツールを重ねあわせることによって、より判断の精度を高めるというような幸運な場合もあるのではないか、という可能性も感じさせますよね。
どうやら、ヌメロロジー(数秘学)とタロットカードは、そういう幸運な組み合わせに当たるようです。
もともと、タロットの叡智にとても馴染みの感じをもっていたマンガラは、二つのツールを使う必要のあるスピリチュアルショップで働くためにヌメロロジーを身につけたそうです。
ところがこれが幸運なことに、とても相性のいい組み合わせだったようです。
では「マンガラのヌメロロジー」から“タロットをヌメロロジーとともに使うこと”に触れた部分をご紹介しましょう。
       —————————————————————— 編:あなたはタロットをヌメロロジーとともに使っていますね。そのことについて、お話しいただけますか。
私にとっては、この2つのツールは非常にうまく、価値ある形で組み合わさっているのです。 ヌメロロジーは、その人がどんな人であるかという枠組みと、その人が自分の旅のどんな地点にいるかということを教えてくれる。 そしてタロットは、それをふまえた後での詳細を教えてくれるのです。 例えて言えば、ヌメロロジーは家そのもの、それに対しタロットは、家具などのインテリアといったところ。 ヌメロロジーによって明らかになった細かい骨組みが、タロットによって、色づけされるのです。 ヌメロロジーは可能性について語りますが、その人がその可能性をどう使っているのかについては語ってくれません。 そこでタロットの出番となるわけです。 それは無意識の鏡であり、まだ意識化されていない、マインドの隠れた深い層で実際に起こっている物事を映し出してくれます。
例をあげてみましょう。 ヌメロロジーによれば、ある人にとって今年は責任がテーマになってくる年だとします。 つまり、それによって、その人は責任を取るということを何らかの意味でさせられていくだろうということが予測できるわけです。 そしてタロットは、その課題が実際の場面でどんな形で現れてきているか、そのことにどう対処しているかということを教えてくれるのです。 無意識にある幼少期のパターン深くへと入り込んでいき、どのように、そのパターンによって支配されているかということを見せてくれる。 そして何をする必要があるのかということも、ね。 つまりタロットは、プロセスを見るのです。 それによって、無意識に沈んでいることを意識化できるようになる。 いったんそこで起きているプロセスに気づくことができればもちろん、それはもはや無意識ではなくなりますから、あなたを支配することはなくなります。 それは、自己認識と意識化のプロセスなのです。
        『リビング・エナジー』Vol.5(p88)
——————————————————————–
【ヌメロロジーによれば、ある人にとって今年は責任がテーマになってくる年だとします】。
ヌメロロジーではそんなことまでわかるのですね。(@_@)
【タロットは、その課題が実際の場面でどんな形で現れてきているか、そのことにどう対処しているかということを教えてくれる】……。
なるほど。(-_-;)
もし、このふたつのツールがそういう関係で協働できるなら、それはすばらしいツールになるでしょうね。
pari 記
マンガラ・ビルソン著作『わたしを自由にする数秘』ただいま発売中。 誕生日で知る幼年期のトラウマからの解放と自由、あなたの数が示すヒーリングの旅。
わたしを自由にする数秘 http://aura-soma.jp/products/book/SBK02.html
☆ランキング参加中!!
Twitterボタン