光の身体は気づきを通して発達する
「オーラソーマ 光と身体」より ドミニク・ヨーマン
オーラソーマのシステムにはいろいろな概念があります。
しかもそれは西欧文脈の概念なので、日本人の我々にはすぐにはとっつきにくいところもあります。
でも、何度か触れていく内に、それはそれで納得できるような面もあります。
たとえば、オーラソーマは転生を前提しているような感じもありますね。
日本語にも“生まれ変わり”という言葉がありますから、どこの国にもそういった概念はあったのでしょう。
それから天と地といった概念は大なり小なりどこの国にもあるのでしょうね。
日本にも「竹取物語」などいわゆる“かぐや姫伝説”というのがあって、地上の生を終えて天に帰っていくというお話もあります。
何回もの転生を遂げながら“魂磨き”をして、もともとの穢れのない心になって天に帰っていくのでしょう。
オーラソーマにはそういう文脈に対応する言葉として、当人の本体・本質を表す「真のオーラ」という言葉がありますよね。
これは天にある導きの星のように、いつも不動の位置を指し示しているようです。
ジブリアニメの「天空の城ラピュタ」のシータに首にかかっている「飛行石」が、つねにラピュタの方を指し示しているようなイメージかもしれませんね。
その他にオーラソーマには「光の身体」(ライトボディ)という概念があります。
「真のオーラ」「肉体」「光の身体」とくれば、なにやら三位一体みたいな感じもありますね。(^^;)
マイク・ブースとともにオーラソーマの教育システムを作ったドミニク・ヨーマンは、この「真のオーラ」と、地上の人生を生きるための乗り物「肉体」と、それから「光の身体」の関係を次のように説明しています。
ではドミニク・ヨーマン氏の記事「オーラソーマ 光と身体」から、そのあたりの話題に触れている部分をご紹介しましょう。
—————————————————————— オーラソーマでは通常、この気づきの光、魂のスパイラルを真のオーラと定義しています。 それは私たちの最も内側にある質です。 それは、色とそれに類似した光線とに関連しており、この光の断片が、そのレッスンを学び、その質を純化させながら永劫を通して進化していく道ともまた関係しています。 この世に生を受けるにあたって、真のオーラは、そこに含まれた色の光線として現在の完璧さを、人生の状況にもたらします。 その環境の傾向はまた、それ自体が色として表現されるかもしれません。 このようにして最も根本的なレベルにおいては、それぞれの生というものは、色が色に出会うというふうに見ることができるかもしれません。 それはちょうど二つ2つの層が出会うように。
真のオーラがあり、肉体という乗り物がある、そして光と身体。 その二つを一緒にすることが仕事です。 これがオーラソーマの仕事です。 これまでに見てきたように、それは、その名前の中に内在しています。 真のオーラと身体、この2つのプロセスが同時に起こり、一緒になることによって、3番目のものができます。
光の身体。 光の身体と真のオーラとは別のものです。 真のオーラはいつもそこにあります。 光の身体は気づきを通して発達するものです。 それは栄養を受ける必要があります。 発達し、大きくなる必要があるのです。
オーラソーマは魂のセラピーです。 魂のセラピーとしてオーラソーマとワークするということは、真のオーラの種を熟させることです。 それによって肉体という土の中でそれが活発になるかもしれません。 意識を刺激し、物質世界における人生の環境と、真のオーラの統合をサポートすることによって、光の身体の発達は助けられます。
『リビング・エナジー』Vol.4(p78-79) ——————————————————————–
なるほど。
「真のオーラがあり、肉体という乗り物がある、そして光と身体。その二つを一緒にすること」……、これがオーラソーマの仕事なんですね。
「魂のセラピーとしてオーラソーマとワークするということは、真のオーラの種を熟させること」だとドミニクは言っています。
pari 記
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