私たちの身体が食べ物によって作られるとすれば、私たちの心はアクセスする情報によって形成されるのでしょう。
人間の身体の細胞がどれくらいの速さで入れ替わるのかと思って調べてみました。
「metabolism」の訳語に「新陳代謝」という言葉をあてたのは夏目漱石なんだそうです。
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「細胞の新陳代謝」の周期は部位によって異なる。
胃腸の細胞は約5日周期
心臓は約22日周期
肌の細胞は約28日周期
筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期
骨の細胞は約3ヶ月周期
細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3ヶ月で新しく生まれ変わる。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/新陳代謝
なんと!(@_@) ⌒★?
人間の物理身体は、骨でさえわずか3ヶ月ですべて入れ替わっているんですね。
そう言えば、昔“禁煙するには3ヶ月粘ればいい”という話を聞いたことがありました。
3ヶ月禁煙できれば、身体のニコチン中毒自体はすでに解除されているというのです。
だから、あと残っているのは心理的癖だけなので、ただその瞬間をやりすごせばいいんだ、という話でした。
あれは、こういうところに根拠があったんですね。
身体ですら3ヶ月ですべて構成要素が入れ替わるのなら、人間の心なんて一瞬一瞬入れ替わっているようなものでしょうけど、それがけっこうしつこくその心理パターンを維持するのは、その心理パターン(人格)こそが自分だという執着があるからなのでしょう。
今回ご紹介する吉野大地さんは、サトルボディヒーリングと縁ができる三ヶ月ほど前に、“すてきなエネルギーを持った人”と出会ったと書いていらっしゃいます。
もしかしたら、吉野さんがその人に感じた何かは、私たちが普通こだわる人格的自分というものが、じつは単なる「条件づけ」にすぎないことを知っている、その風通しがいい雰囲気のことだったのかもしれませんね。
では吉野さんの記事「ユニティインスティチュート体験記『サトルボディヒーリング』との出会い」から、そのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
サトルボディヒーリング(以下SBH)の3人の講師、リーラとプラサード、そしてアルヴィナは、ハートの慈愛とともに私たちのあるがままを受け入れてくれます。
それは、とても貴重なことだと思います。
その安心した雰囲気のなかで、本当に美しいものを体験させていただいています。
セミナーの度に、世の中にこんなに美しいものがあったのだということに気づかせてくれます。
Part1では、リーラが自らの体験を率直に語ってくれました。
「たとえどんなものが自分のなかにあったとしても、それを認め、受け入れること。それがあるがままを受け入れることです」と。
その瞬間、私のなかでなにかが溶けていきました。
そして、自分を受け入れるということが、本当の意味でわかりはじめました。
ハート瞑想を通して、次第に自分を受け入れるプロセスが進んでいきました。
SBHに参加する3ヶ月ほど前、とてもすてきなエネルギーを持った人に出会いました。
日本の名前ではなかったので、日本人ではないと思っていました。
(今考えるとサニヤシンの名前だったのです)
どうしてそんなにすてきなエネルギーなのか、話を聞いてみると、OSHOの話が出てきました。
OSHOは、「私のサニヤシンは、存在の祝福された香りを放つ」と話していたそうです。
その話を聞いて、彼の持っているエネルギーがそれなのだと納得しました。
そのあたりから、なにかOSHOとのつながりを感じるようになっていったのです。
Part1では、SBHの光線を伝授してもらいました。
私は、そんなことがあるとはまったく知らずに受講していたのですが、OSHOとつながれることが嬉しくて、OSHOの導きを感じました。
伝授のあと、大地と天とのつながりが強くなりました。
セミナーの最後は、みんなが一人ひとりに愛のエネルギーを送りました。
それはとても感動的な体験でした。
それから3ヶ月後のPart2の初日、相手の滞ったエネルギーを抱きしめるワークがありました。
相手が自分のあまり好きではないエネルギーを、心から大切に抱きしめてくれる姿に胸が熱くなりました。
アルヴィナは、SBHはテクニックではないと話していて、その意味を体感しました。
また、ハートから相手の本質をリーディングすると、今までに見たことのない美しいものが見えて、リーディングしながら感動して涙が出てくることもありました。
「ユニティインスティチュート体験記『サトルボディヒーリング』との出会い」より
『リビング・エナジー』Vol.9(p104)
【アルヴィナは、SBHはテクニックではないと話していて、その意味を体感しました】
サトルボディヒーリングはテクニックではない……。
いかにもという感じです。
pari 記