どうしてこれが地上に降りた守護天使？
その謎は４４番のボトルにあります。
４４番のボトルは、上がペールヴァイオレットで下がペールブルー。 名前は守護天使（ガーディアンエンジェル）。
３７番はその色がペールカラー（薄い色）ではなく、濃い色なので、「地上に舞い降りている」というイメージなのでしょう。
そして、ブルーとヴァイオレットは人間界のバイブレーション、イエローの領域を越えた色でもありますので、天使の波動というふうにもいえるのでしょうね。
イエローは「自己の意思」、つまり人間のエゴの意思であるのに対して、ブルーは「汝の意思」つまり天上界の意思、大いなる意思、神の意思、宇宙の意志・・・人によって呼び方はいろいろありますが、天使はその「大いなる意思」や「神の意思」の使者ということで天使とのつながりがあります。
またブルーは保護の色ともされています。
ちょうど地球を宇宙から眺めるとブルーに見えるのは、地球は守られた星だからなのでしょうね。
それはともかく、オーラソーマで一般となっている瞑想に「ブルーグローブ瞑想」というのがありますが、それはブルーに保護されているというイメージを使った瞑想です。
border=”0″ />http://artbeing.com/cd_book/aurasoma3/ACD09.html
さて、このボトルとオーラソーマタロットとの関係を見てみましょう。
生命の木に対応するタロットカードは「カップのキング（King ofCups）」です。
ハートのマーク入りの冠をかぶった王様が、カップを前にして座っています。
背後には月夜の海にイルカが２匹ジャンプしています。 背後には３つの星座のシンボルが描かれています。
カードは「カップのキング」
これまではワンド（棒）でしたが、ここからは「カップ」になります。
ワンドは火のエネルギーの象徴でしたが、カップは水のエネルギーのシンボルです。
火が生命力や意志、スピリットの側面を表していたのに対して、水は存在における感情の側面、ハートの質を表しています。
キングの背後にある魚座、蠍座、蟹座は、いずれも水と関連しています。
生命の木の位置を見ると、ティファレット、つまり生命の木のおへそのあたり、人間でいえば太陽神経叢のあるみぞおちのあたりであり、王様が存在の中心に位置している感じです。
ちなみに、オーラソーマの生命の木については、こちらに解説があります。 http://aura-soma.co.jp/intro/advance/tree_of_life.html
キングですから、すべての存在の中心にあり、信頼と自信にあふれた、パワフルな権威のある存在です。と同時に、ここでは水と感情の要素を含んでいるので、知的であるというよりも感情的に繊細で、ハートの質を象徴しているので、人々を思いやりケアし、愛や滋養にあふれた存在ともいえるでしょう。
ティファレットは美と関連し、創造性やインスピレーションなどの質とも関連しています。
背後に輝く月は、太陽の光を反射し、水や感情に影響を与えています。
イルカは海の水の生物で、２匹そろったみごとなジャンプはハートのシンクロニシティ、調和を表しています。
背後の海と山は意識の海を象徴し、すべての存在とひとつであることを象徴しているようです。
胸には二つの鍵がハートのところでひとつにつながっています。ハートが鍵であることを示しています。
ハートは７つのチャクラのうち、下の三つのチャクラと上の三つのチャクラのちょうど中間で、物質的な側面とスピリチュアルな側面とをつなぐ位置にあり、それらが調和し、バランスを保つ鍵となっていることを表しているのでしょうか。
みなさんは、このカードのシンボルや雰囲気、色を見て、どのようなメッセージを受け取るでしょうか？
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