あらかじめ約束が存在した

あらかじめ約束が存在した
       「ヒーリングマンダラ」から マイク・ブース
        世の中には色々なアイディアや概念がありますよね。
特に現在のようなある種の“過渡期”あるいは“変わり目”に当たるような時代には、想像もできないほどの多くの考え方やそのバリエーションが存在するだろうと思います。
多くの考え方があるのはわかりますが、では考え方の対象となる【事実】というのはあるのでしょうか?
例えば、ひとつの出来事があったとします。
その出来事があったことは確かだとして、それがどういう意味の出来事であるかは、それに関わった人の数だけの解釈や理解があることでしょう。
では、その解釈や理解以外に、客観的な出来事というのはあるんでしょうかね? (@_@)
私たちは、たいてい誰でも【事実そのもの】というものがあると考えています。
たとえば日々の新聞で報道される出来事には、“出来事そのもの”というものがちゃんとあって、それを多くの記者がいろいろに報道しているのだと思っています。
でも、それがなかなか一概にそうとも言い切れなさそうなんです。
たとえばひとつの犯罪事件が報道されたとして、加害者にとって、被害者にとって、捜査にあたった警察にとって、報道した新聞記者にとって、また読者にとって、その事件の記憶や印象や理解や解釈は、すべてかなり違ったものになると思います。
でも普通われわれが出来事と呼ぶものは、その記憶や解釈や理解のことですよね。
なぜなら、たとえその事件の現場に赤ん坊がいたとしても、その赤ん坊にとってはその事件は存在していないわけですから。
変な話をしてしまいました。(*^_^*)
なんとなく【事実そのもの】って、存在しないんじゃないかなと思うんです。
【事実】というのは、起こった事象に対する記憶や解釈や理解といった、マインド上の現象のことなんじゃないでしょうか。
ところで、スピリチュアルな世界には“すべては決まっている”という観点があります。
またそのような前提のなかでも、いやしかし、それには変更可能な部分もあるのだ、という観点もあります。
なぜなら、そうでなければ、個人というものは存在できなくなりますから。
たとえば、あなたがある小さなグループセミナーに参加したとして、「あなたがこのセミナーに参加することは、じつは大昔から決まっていたことなの」と言われたら、あなたはどんなふうに感じますか? (^^;)
嬉しい感じがしますか? それとも嫌な感じがするでしょうか?
そのへんがなかなか、決めかねるところなんですよね。(^_-)
つまり、それもまた、マインド上の現象なんですよね。
今回ご紹介するマイク・ブース氏の文章(たぶん、話された言葉だと思いますが)を、読んで、ふとそんな感想が浮かびました。
ではマイク・ブース氏の「ヒーリングマンダラ」という文章から、そんなあたりの部分をご紹介しましょう。
        ————————————————————— あらかじめ約束が存在した
私はヒーリングマンダラにおいて癒しを受けるのは人々だけではないと感じています。 確かに人がそこに起こることの中心となりますが、それは地球に、そして人々が一つになったとき地球に起こり得ることの可能性に捧げられるのです。
ここには自らのオーラのヴァイブレーション(波動)、真実のオーラの色、オーラソーマの種々の効果的な製品、クラウディアによって分かち合われてきた微妙なエナジーワークとともにワークしてきた人々が集っています。 ここにいる人々は基本的にちょっとした仕事をともになすべく使命を与えられて集まったのです。
このコースの広告を見たからとか、オーラソーマで何か特別なことを体験することを期待してという理由だけで皆がここへやってくるわけではありません。 私は皆さんにあらかじめ約束が存在したという可能性に対してオープンであって欲しいのです。 結果がどんなものであれ、約束はすでに存在しており、私たちはただその約束を守っただけだという可能性に対してオープンになるのです。
イエスは 「もし私の名のもとに2、3の人が集うなら、私は彼らの内に存在する」 と言いました。
ヒーリング・インテンシヴで数日間にわたって人々がともに集ったなら癒しの意志が高まり、何らかのものを見たり感じたり、より深い直感がやって来る可能性がそこに存在するでしょう。 そうすればこの癒しの意志は地球へ与えられるでしょう。
オーラソーマにおける私たちの仕事の一つとして、人間と地球との間、光と色の存在たち(ビイング)の間、物質界を超えたエーテル界の存在たちと地球の間の接点に働きかけるということがあります。 それはここで私たちが積極的にかかわってきたことでもあります。 私たちはこの数日間、ともに地球とそれを癒す意志を方向づける可能性に働きかけてきました。 あなた方一人ひとりが自分自身の癒しのプロセスに寄与しましたし、またこのグループの約束のもとにグループの魂が癒しの変容を体験しました。 やって来ている別のエネルギーへの扉が開かれる可能性を与えられるという約束も存在します。 それは地球との関係性でもあります。
このような状況のなかにあり、なおかつ戸外の太陽の光のもとにいられることは嬉しいことです。 このコースが寒い国で雨の日々に行われたこともあります。 澄み渡った青空のテキサスはとても清々しく感じられます。 エネルギーは大変落ち着いて平和に満ちています。 私たちを取り巻く木々にやってくるリスや鳥の声に素晴らしい確証を聞き取ることができました。 これらは吉兆なのです。 自然界の中でこれは、何かが起こっている、エネルギーの動きがあるというエーテル界からの、地球からの確証なのです。
                 『リビング・エナジー』Vol.2(p69)
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なるほど。
このセミナーに参加した方々は、きっと素晴らしい時間を過ごしたのではないかと思います。
それは、そのセミナーがすばらしいものとして解釈され、理解され、記憶されたからでしょうね。
pari 記
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