真のオーラと身体から3番目のものを

真のオーラと身体から3番目のものを  ドミニク・ヨーマン
        現象世界は知覚の対象となることがどうしても必要です。
そのため現象世界は絶えざる変化の世界でなければなりませんでした。
なぜなら、不動は知覚の対象には成りえないからです。
そういうわけで、現象世界のなかには絶えざる創造の仕組みが内蔵されています。
現象世界が、古いものから新しいものを生みだす絶えざる創造の世界であるのはそのためでしょうね。
古いものから絶えず新しいものを生み出し、そこに新たな価値を見いだす。
現象世界とは、そういう遊びなのかもしれませんね。
インドのヒンドゥー教の根本教義では宇宙は「創造」「維持」「破壊」の三つの原理によって運営管理されていると言われているようです。
ぞの三つの原理を司っているのは次の三大神です。 ————————————————–  ブラフマー:宇宙の創造を司る神  ヴィシュヌ:宇宙の維持を司る神  シヴァ:宇宙の寿命が尽きた時に世界の破壊を司る神    ウィキペディア:ヒンドゥー教の三大神 ————————————————–
こういう壮大な宇宙創造のお話もありますが、そこで創造された宇宙の「維持」過程自体もまた小さな創造と破壊によって成り立っているわけですよね。
オーラソーマシステムは現象の根本原理「二元性の原理」に基づいて、顕現世界にバランスをもたらし、そこにヒーリングをもたらすためのツールです。
このバランスとヒーリングもまた、宇宙の絶えざる「維持」過程の構成要素だと思います。
古いものから絶えず新しいものを創りだす。
この過程に「オーラソーマ」はどのように関わっているのでしょう。
ドミニク・ヨーマン氏の記事「オーラソーマ 光と身体」から、そのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
         ——————————————————————– 真のオーラがあり、肉体という乗り物がある、そして光と身体。 その二つを一緒にすることが仕事です。 これがオーラソーマの仕事です。 これまでに見てきたように、それは、その名前の中に内在しています。 真のオーラと身体、この2つのプロセスが同時に起こり、一緒になることによって、3番目のものができます。 光の身体。 光の身体と真のオーラとは別のものです。 真のオーラはいつもそこにあります。 光の身体は気づきを通して発達するものです。 それは栄養を受ける必要があります。 発達し、大きくなる必要があるのです。 オーラソーマは魂のセラピーです。 魂のセラピーとしてオーラソーマとワークするということは、真のオーラの種を熟させることです。 それによって肉体という土の中でそれが活発になるかもしれません。 意識を刺激し、物質世界における人生の環境と、真のオーラの統合をサポートすることによって、光の身体の発達は助けられます。
異なった現象が一緒になって、3番目のものをつくりだすもう一つの例として、オーラソーマの見地から類似点を見てみましょう。 それはイクイリブリアムボトルと関連しています。 ボトルには、水とオイルという二つの相互関係にある、独特の要素を持つものが入っていますが、その層はちょうど半分ずつです。 イクイリブリアムはそれがオイルだけでも、水だけでも成り立たないでしょう。 イクイリブリアムを使うときは、この半分ずつでできた2層が一緒になる必要があり、そして一時的にもこの二つでできた乳剤が、使用前にボトルをシェイク することでできあがります。 オイルと水、光と身体、スピリットと物質。 見た目には逆のものが統合することで、より大きな全体が現れるのかもしれません。 その部分を足す以上の、もっとすばらしい何かをつくるのがこのコンビネーションです。

                 『リビング・エナジー』Vol.4(p78-79) ——————————————————————–
なるほど……。
「オーラソーマとワークするということは、真のオーラの種を熟させること」 だったんですね。
そして「部分を足す以上の、もっとすばらしい何かをつくる」ことが創造のゲームなのでしょうか。
pari 記
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