瞑想について その9

先月、「チャクラウォーク イギリスの旅」ということで、イギリスのオーラソーマカラーシステムの本拠地、オーラソーマアカデミーのあるデヴオーラに行ってきました。
ところで今年のツアーでは行なわれなかったのですが、昨年のイギリスツアーは「リスニング トゥ ザスター」を受講したあとに「グラストンベリー」を訪れ、再びデヴオーラに戻り「チャクラウォーク」を行なうというプログラムでした。
http://artbeing.com/cd_book/aurasoma3/ADVD04.html
リスニング トゥ ザスターとグラストンベリーを訪れるツアーはセットになっていて、自分の内なるスターを見いだしてから、このオーラソーマにとって縁の深い地であるグラストンベリーで瞑想することが、オーラソーマの学びのプロセスにとっても意味があることだとされています。
では、その「リスニング トゥ ザ スター」ってなんでしょう? というのが今回の瞑想のテーマです。 というのは、この「リスニング トゥ ザ スター」は、オーラソーマの瞑想そのものにほかならないからです。
前回、ツアーに参加していて、この「リスニング トゥ ザ スター」を受けるのが二回目という人は、その体験を次のように語っていました。
「これまでオーラソーマなどで、あるがままでいい、ということを何度も聞いていて、頭ではわかっていても、実際にはどういうことかがわからなかったけれども、この「リスニング トゥ ザ スター」を受けて、それが頭ではなく、体験としてそれが感じられるようになりました。
それまでの自分は、いつも何かでならなければならない、自分は何かが欠けている、と思っていて、だからその欠けているのをなんとかしようと思って、何かになろうとしていろんなことをやっていた。 でもこのコースを受けて、はじめて、そのままでいいんだということが、なにかからだの感覚としてわかるようになりました」
と。
マイクの「リスニング トゥ ザ スター」の説明によれば、印象に残った言葉をつなげると、次のようになります。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-マイク・ブース
「この「リスニング トゥ ザ スター」は、オーラソーマの旅であり、オーラソーマとは何かということだ。 このプロセスは瞑想のプロセスにほかならない。 ここでは何かをするのではなく、ビーイングにくつろぐというプロセスだ。 ここでは思いだすということが大切だ。
私たちは、いつも肩から上で生きている。 私たちの感覚器官(目、耳、鼻、舌等)は肩から上にある。 だから、私たちは感覚を通して生きているともいえる。 ここではそれらの条件付けを変えようとするのではなく、あるがままであることをしていく。 それはスターを思いだすこと。 思い出すというのはスター(インカーネショナルスター)に耳を傾けるということだ。無努力の努力。 何かをするのではなく、ただ思い出すということが大切だ。
「そうするのは難しいとか慣れていない」とか言うのではなく、ただやりなさい (Just Do It)。 その体験のなかからわかっていくだろう。
私が、この瞑想を学んでいたのは1973年頃のことだが、今まで学んできたこととあまりに違うので、私は混乱してパブに行った。 そのとき隣に座った人からだしぬけに、「あなたはどこかにいく途中なのか?(Are you on the way?) 」と聞かれた。 そんな場所でいきなりそういうことを聞かれるなんていうことはないから、私はそのときなんて答えていいかわからなかった。 そのことを次の日に瞑想のマスターに言ったら、次のようにいわれた。
「中心にいることができれば、中心から答えがやってくる」
それが日本の「茶の湯」でもやっていることだ。 思い出すことの可能性がそこにある。

ボトルを選ぶということは、自分の真のオーラを思いだす鍵でもある。 ボトルにアクセスするということは真のオーラの扉を開ける鍵でもある。 ボトルを選ぶことは、インカーネショナルスターにアクセスするということになる」
ここでマイクがいっていることは、ひとことでいえば、「自分のビーイング(存在)にくつろぐ」ということになります。
自分のビーイングにくつろぐということが瞑想であり、それは自分の真のオーラの中心にあるインカーネショナルスター、あるがままの自分にくつろぐということでもあるのです。
OSHOは、ビーイングにくつろぐことについて次のように語っています。
「あなたは頭からハートに降りていかなければならない。 その一歩はあなたがする必要がある。 そしてハートにまで降りていけば、ハートからビーイングへは自動的に起っていく。 あなたが何かをする必要はない」と。
それがまさにラハシャ博士の「ハートからのカウンセリング」で教えていることでもあるのです。 http://aura-soma.jp/workshop/counselling_skill.html
前回のツアーで、たまたまラハシャのハートからのカウンセリングを受けた方がいて、彼女が語るには、「コースでは、ほんとにハートが満たされる体験があり、なんて説明していいかわからないけれども本当に受けてよかった。あるがままでいて幸せだった」ということでした。
ラハシャのハートからのカウンセリングでは、まさに頭からハートへ。 そしてハートからビーイングへの旅でもありました。
「ハートの中心にくつろぐことができれば、その中心から答えがやってくる」
・・・ということの実践とコツを学んでいます。
そして、それがヴィッキーさんが「内なるガイドに耳を傾けなさい」と言っていることでもあります。
「リスニング トゥ ザ スター」では、「あなたのスターに耳を傾ける」というプロセスによってそのプロセスを歩んでいます。
何かになろうとするのではなく、ただ自分の存在にくつろいでいくこと。
これがオーラソーマでの瞑想でもあるのです。
尚 記
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