「カラーローズ」の“色の配置”を覚えよう(14):マジェンタ

●「カラーローズ」でのマジェンタの位置

永遠の変化としての生命世界を起動し、「個別」の夢を展開すれば、からなず迷子が出ることは、<神>の目には火を見るよりも明らかなことでした。
かくて、顕現世界の可能性へと微睡むブルーには最初から、「個別」幻想から全体への帰還の道筋が「青写真」として組み込まれていたのでした。
ロイヤルブルーとは、当初から青写真に用意された、全体の智慧への(個別からの)いわばホットライン、“意図的アクセス権”を保証する光でした。
この通路は、振り向けばいつでも用意されている道でしたが、しかし深い個別の夢のなかでじょじょに使われなくなり、存在すらも忘れられがちでした。
そういう濃密な夢のなかでは、この“智慧への意志(ロイヤルブルー)”は、それ自体が超能力とか、ひとつの権威と見なされていくようでした。
しかしこれらはすべて、一瞬の微睡みのなかで起こったことでもあります。
ロイヤルブルーの光が投じられ、自分が“全体の智慧”に即座につながれることがわかったとき、ロイヤルブルーはこれほどの能力をもつ自分が、いったい何を期待されているのかと訝(いぶか)ったのです。
それはまるで、“智慧への意志(ロイヤルブルー)”の光が、援助の手を求めてまわりを見回したようなものでした。
思わず“智慧への意志(ロイヤルブルー)”の視線は、“変容への熱望(ヴァイオレット)”“生命への意志(レッド)”の均衡点へと向けられました。
すると、<神の全体>のなかに顕現世界<全体>の意味を言祝ぐための光が、すでに当初から予定された謙虚さに満ちた光を放っていたのです。
かくて、カラーローズに浮上してきたのが、“包摂への意志(マジェンタ)”の光です。
“包摂への意志(マジェンタ)”とは、「個別」の幻影を可能にした<神>が、永遠の変化としての生命世界を起動させるに際し、当初からその「青写真」の中に用意して置いた、いわば顕現世界すべての歩留まりを明かす光です。
顕現世界とは二元性の原理が支配する世界です。
あらゆる色(意識の位置)にはすべて対極の色があり、そのことによって現象世界として現れることが可能になっています。
マジェンタとは、そのすべての光を自ら体験し、体験した上で、包摂しようとする意識の位置です。
すべての色、すべての意識の位置をひとつの色で代表することなど、ある意味で不可能なこととも言えるでしょう。
しかし、それでもマジェンタは、すべての色(意識の位置)を体験した上で、それを我がこととし、何ひとつ排除することなく包摂しなければならない。
マジェンタがいやが上にも謙虚にならなければならないのはそのためです。
“包摂への意志(マジェンタ)”とは、ある意味では無色です。
主張するものが何もない、いや、何ひとつ主張できない色なのです。
しかもそれは、すべてを包摂しようとするひとつの意志でもあります。
そして「カラーローズ」の一隅を照らす光としては、隣のレッド“生命への情熱”にバトンを渡さなければならない。
オーラソーマシステムのなかで、マジェンタが時にきわめてピンクに近い色調のマジェンタと、黒とも見えるディープマジェンタのふたつのパターンで現れなければならないのはそのためです。
オーラソーマの「カラーローズ」には、
レッド(8時)とヴァイオレット(10時)の重なり領域にマジェンタ(9時)
の光が現れました。

上の図ではスポットですが、下のカラーローズでの形は2円の重なり部分ヴェシカ・パイシス(魚の胴体みたいな形)です。 

これで、偶数位置の
基盤の3原色:ブルー(0時)→ イエロー(4時) → レッド(8時)
        ↑↓        ↑↓        ↑↓ 
原色の反転色:オレンジ(6時)ヴァイオレット(10時)グリーン(2時)
の他に、奇数位置に
コーラル(7時)ゴールド(5時)オリーブ(3時)ターコイズ(1時)ロイヤルブルー(11時)マジェンタ(9時)
の6つの2次色がすべて現れたことになります。

 

マジェンタとは、<神の全体>の中にあって、「個別」の夢の体験をすべて受容し、集積して、そのすべてをひとつの意識として包摂しようとする志です。

これで「原因の世界」の“意識のテンプレート”:「オーラソーマ」の全容解明の旅も、色相環に関してはすべて辿り終えたようです。
オーラソーマの「色の言語」のページ を下の方にスクロールすると、これまでに取り上げなかった色があと二つあるようです。
それぞれどんな風景を明かしてくれるのでしょうか?
いよいよ終着近くになってきましたね。(^_-)
以前[箸休め]として書いた内容にはマジェンタ以下はありませんでした。
なので、このページはそれに合わせて新たに書き加えたものです。
オーラソーマとは一応“関係ない”という「免責条項」をお忘れなくね。(^^;)
pari 記

       
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