●色彩心理の図式「カラーローズ」でのターコイズの位置
オリーブとは、視野を広げ、自らの受け容れ許容量を拡大することによって、(個別実現を意図する)イエローを補強・安定させようとする光でした。
そのオリーブの意識の位置から周りを見晴らしてみると、じつに多彩な「個」がそれぞれ独自の根拠を抱えてしっかりと存在している様子が見えました。
それぞれの個別の位置は、そこに至るあまりにもはっきりした経緯と根拠を持っていたので、自らの受容許容量の拡大だけによっては、個々の意識の位置の間に調和を実現することはなかなか難しいようなのでした。
オリーブの光は、自らの“調和の希求”を実現するには、自分の持っている「スペース」(受け容れ許容量)を他者へも広げる能力が必要だと感じたのです。
そのときオリーブの目は思わず神の「青写真」の方に向けられることになり、“見晴しへの願望(グリーン)”と神の青写真(ブルー)の均衡点にフォーカスしました。
すると、<神の全体>の中に調和的に「個別」を実現するための光が、神の青写真の中に(しかもその神の青写真の位置のすぐ間近に)、ひっそりと当初から予定された涼しい光を放っていたのです。
かくてカラーローズに浮上してきたのが“伝達の知恵(ターコイズ)”の光です。
“伝達の知恵(ターコイズ)”とは、「個別」の夢を実現しようとする<神>が、永遠の変化としての生命世界を起動させるに際し、当初からその「青写真」の中に用意して置いたいわば“即時的意志伝達(=直感)”の仕組みです。
それは、“見晴しへの願望(グリーン)”の意図が“全体へ視界(ブルー)”に到達するために、あらかじめ保証されていた通路であり、どんな深い夢の中までも到達する涼しい光でもあります。
「神の青写真」の実現を、グリーンの側で保証している光とも言えます。
この光は、物理次元の深い「夢」の中では、調和を意図して個別間の意志疎通を願うコミュニケーションの志として顕れます。
オーラソーマの「カラーローズ」には、
グリーン(2時)とブルー(0時)の重なり領域としてターコイズ(1時)の光が現れました。
上の図ではスポットですが、下のカラーローズでの形は2円の重なり部分ヴェシカ・パイシス(魚の胴体みたいな形)です。
これで、偶数位置の
3つの一次色:ブルー(0時)→ イエロー(4時)→ レッド(8)
↑↓ ↑↓ ↑↓
3つの二次色:オレンジ(6時)←ヴァイオレット(10時)←グリーン(2時)
の他に、奇数位置に
コーラル(7時)、ゴールド(5時)、オリーブ(3時)、ターコイズ(1時)
の4つの3次色が現れたことになります。
ターコイズとは、<神の全体>の中にあって、「個別(=部分)」がそれぞれの固有性を発揮しながら、なおかつ瞬時に<全体>と繋がるための知恵の光です。
それは、仏教で言う「妙観察知」の根拠だともいえるでしょう。
少しずつ「原因の世界」の“意識のテンプレート”:「オーラソーマ」の全容が明らかになってくるようです。(^_-)
調和を意図して個別間の意志の疎通を願ったターコイズの位置からは、どのような展望が開けてくるでしょうか。
このコーナーは、以前[箸休め]として書いた内容を微修正しています。
オーラソーマとは一応“関係ない”という「免責条項」をお忘れなくね。(^^;)
pari 記
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