タロットとオーラソーマ その6

ヴィッキーさんは、オーラソーマは新しい皮袋に古いワインを入れたようなものだと語っています。
新しい皮袋というのは、イクイリブリアムをはじめとするオーラソーマシステムであり、古いワインというのは古くからの知恵、色の言語や色の暗号、チャクラやオーラ、サトルアナトミーなどの人間のエネルギーシステムの理解、クリスタルやハーブのエネルギーの理解、数秘術や占星術、生命の木やタロットの知恵、ということになります。
タロットはオーラソーマシステムにおける、その古いワインのひとつのテーマでもありますし、またレベル3で学ぶメインテーマのひとつでもあります。
ですから、ここでタロットについての理解をしておくことは、イクイリブリアムの理解にタロットを使っていく際の助けになるでしょう。
タロットというのは、その歴史と起源を調べてみると、いろいろな説があり、かつ、またその解釈にもさまざまな変遷があることがわかります。
タロットの起源の説として、古代エジプトのトート=ヘルメスによって発明され、それがジプシーの手に渡りヨーロッパに広まったという説や、あるいは古代ユダヤ教に起源があるという説などがあります。 あるいは単に15世紀の北イタリアで発明されたゲーム用のプレイイングカードのバリエーションだとする説もあります。 結局のところは謎であり、よくわからないというのが本当のようですね。
ただ、ここでタロットの時代とともに移りゆく変遷をみておくことは、オーラソーマシステムのニューイオンタロットを解釈していく際の助けにもなるでしょう。
タロットには大アルカナ22枚のカードと小アルカナ56枚のカードがあり、アルカナには「秘儀」という意味があります。 一般的なイメージとしては、その図柄やカードのテーマも神秘的ですので、秘教的な意味があるのではないか、と考えられています。
それは、そのようにタロットをとらえるのは、一般に流布しているクローリーのタロットやライダーウエイト版のタロットのイメージによるところが大きいのです。
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タロットの歴史や起源の沿って、どのように使われてきたかを見てみると、トランプのように庶民の間に遊戯として使われていたことがあり、ジプシー占いの起源説があるように、恋占いや人生占いなどのの占いの道具としても使われてきています。 また、クローリーやアーサー・ウエイトのようにオカルト的、魔術的、秘儀的なものとして扱われてきた歴史があります。
最近ではニューエイジ・ムーブメントやユング心理学などを背景に、心理学的な観点から解釈したり、あるいはセラピーや瞑想のツールとして使われるようにもなってきています。
そして、今ではオーラソーマシステムのなかで、ある意味、大きな位置を占めてきているわけですが、そのタロットをどのようなものとして見ていくことができるのでしょうか?
オーラソーマシステムの中でのタロットの位置づけを知るためにも、タロットとはどういうものなのかについて客観的に知っておくことは有益です。
タロットの歴史を見てみると、いくつかの影響を与えた書物があり、その影響の下にタロットの歴史が形成されてきているのがわかります。
続く。。。
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