一番の基本は、色のメッセージをベースに、ボトルの意味を読み解いていくことです。
でも、このブログでは、新しい視点でボトルを読み解いていく試みをしてみましょう。
それはどういう視点かというと、タロットや生命の木を参照にしながらボトルの旅を歩んでいくということです。
とはいえ、その背後にはボトルの色のメッセージがあることも忘れず、そのようにしてオーラソーマの多彩な彩りを楽しんでいただければと思います。
タロットや生命の木とはいっても、それらをまったく知らない初心者の方にもわかるように、とても簡単に、シンプルに見ていきたいと思います。
最初は見慣れないかもしれませんが、見慣れていくうちに、あぁ、そういう意味なのか、とだんだんと楽しみもわかっていただけるのではないでしょうか。
０番のボトルに対応するタロットは「フール」（愚者）です。
ひとりの青年が、無邪気に歩んでいるその足元には、崖っぷちの深淵があります。
青年は目の前を飛ぶ蝶を見ているので、その深淵には気づいていないようです。
白い犬が、その青年の右足のズボンの裾をひっぱって止めようとしています。
その背後の山から日の出の太陽が顔を覗かせています。
白いハトがその背後の頭上を飛び、青年は肩に担いだ棒の先に、なにやら記号のついた風呂敷包みをかついでいます。
これは、まさに私たちの人生を象徴している図、なのです。
青年が歩もうとしている深淵は、未知なる人生を暗示しています。
あるいはいつ訪れるかもしれない「死」を暗示しています。 生と死は裏表なのです。
青年が夢中になっている蝶は人生の儚さ、夢を象徴しています。
青年はひらひらと頼りなげに飛ぶ蝶のように、はかないものごとに夢中になってしまっていて、いつ訪れるかもしれない死に気づいていません。
青年の背後にある山は意識を表し、そこから目覚めの太陽が昇ろうとしています。
でも青年は、その目覚めの可能性があることにまだ気づいていません。
白いハトは聖なる声、内なる声を象徴し、後ろに担いだ風呂敷の中には人生を生きていくすべての要素、地（肉体）・水（感情）・火（マインド）・風（スピリット）の要素が無意識のなかに包まれたままになっています。
人は、このようにして人生の旅路に出ていきます。
ふと内なる声にさそわれて、どういうわけか旅に出てしまったりします。
それは人生の真理を求めた旅であったり、真理の探究、スピリチュアルの旅路であったりもします。
だれもが、そういう内なる声を持っているのですが、それに耳を傾けずに人生を過ごしてしまう人もいます。
でも、オーラソーマに惹かれた人たちは、なぜか知らずに、その内なる声に促されて、その美しい神秘に惹かれているのかもしれませんね。
それが意識の目覚めへの旅の第一歩でもあるのです。
０番のボトルの下の色のディープマゼンタは、人生の潜在的可能性のすべてを含んだ色であり、かつ宇宙の愛も表しています。
生命の木では、一番上の王冠に位置する「ケテル」から右肩の「コクマ」への旅（パス）です。 http://aura-soma.co.jp/intro/advance/tree_of_life.html オーラソーマの旅では、これはアウトワードジャーニーの旅であり、リターンジャーニーのタロットはこれです。
一度に二つを解説すると混乱するので、２２番まできたら、このタロットについて見ていきましょう。
尚 記
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