タロットとオーラソーマ その3

タロットは78枚までですが、オーラソーマのイクイリブリアムボトルは現在108本まであります。
そこで、78番以降のボトルがどのタロットに対応するのかという問題が出てきます。
オーラソーマでは「リターンジャーニー」という考え方があります。
たとえば、86番のタロットは8番のタロット、「正義」のリターンジャーニーです。
そういったタロットのことにも解説で触れようと思うときに、タロットに対する理解も必要になっていきます。
実際のオーラソーマでは、タロットは生命の木とともにレベル3のコースで学びます。
しかし2年ほど前に、オーラソーマタロットの新しいヴァージョンが発行されました。
こういうような図柄です。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-86Justice
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-86.html
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-8Justice
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-8.html タロットといえば、もっと神秘的で、深遠なものだというイメージがあったので、最初にこの図柄を見たときは、なんだか少女マンガのような絵でがっかりしてしまったのですが、最近はだいぶ見慣れてきました。
私が最初にタロットを知り、学んだのはクローリーのタロットで、マンガラからでした。
十数年前に彼女のコースを日本でオーガナイズするご縁があり、主催のついでに参加して学んだのです。
直感のタロット―意識のためのツール/マンガラ ビルソン ¥2,730 Amazon.co.jp
だから、最初に見たタロットはクローリーでしたので、私の中では、その神秘的な図柄がタロットだというイメージになってしまったのです。
それ以前には、20年ほど前になりますが、OSHOの講和の中に出てくる話をタロットの形にしてあったものがあり(今は絶版になってますが)、その一つひとつのカードには人生を洞察するような話が語られていて、毎朝引いて読むのが楽しみでした。
それは英語版でしかなかったので、英語の勉強にもなりました。
このタロットには、人生を生きる知恵がつまっていましたので、タロットといえば深遠な知恵を現したものだというイメージもそこで形成されました。
それはともかく、その後、オーラソーマを学ぶ過程で、生命の木とタロットを再び学ぶことになり、とても興味が惹かれました。
そのときは、私がオーラソーマを学んでいた1993~5年頃はまだオーラソーマのタロットそのものがなく、ウエイト版のライダーデックを使っていました。
The Rider Tarot Deck/Arthur Edward Waite ¥1,546 Amazon.co.jp
ウエイト版はクローリー版に比べると絵が幼稚な感じがしたのですが、見慣れてくると、そのひとつひとつの絵の中にさまざまな人生のヒントが隠されており、見ていくほどに興味深くなっていきました。
私がオーラソーマを学ぶ過程でタロットに興味を持ったのは、そのタロットがオーラソーマの意味、ひいては意識の鍵を見ていくためのヒントになると思ったからです。
その当時、私が理解していたのは、生命の木というのは古代からの人間の知恵を解き明かすためのマインドマップ、意識の地図のようなもので、それらの生命の木に対応するタロットは、それらの神秘を読み解いていくヒントを図柄として与えてくれるものだと思っていました。
ですから、オーラソーマの一つひとつのボトルを、それらの生命の木とタロットに対応していくのを読み解いていくことで、それらのボトルに秘められた深遠なる意味を読み解いていくことができる、と考えたのでした。
実際、そう見ていくことで、オーラソーマのボトルを見ていく上でのヒントになることも多くあり、参考にはなります。
しかし、そもそもタロットとはなんでしょう?
そして、オーラソーマでタロットを学ぶ意味はどこにあるのでしょう?
そもそも、それらは関係があるのでしょうか?
あるとしたら、どういう関係があるのでしょうか?
これまでオーラソーマのボトルとタロットには関係があり、そこに意味があるようなことを前提に解説をしてきていますので、今さらこういうことを言い出すと、何かテーブルをひっくり返すようなことになるかもしれません。
ですが、そういうことを根本的に考え直してみるのも面白いかもしれませんね。
というわけで、次回には、もう少しタロットについて考察してみましょう。
尚 記
     
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