B15 新しい時代の癒し その2

前回のオーラソーマタロット「悪魔」(The Devil)では、オーラソーマのタロットと生命の木は、人生のトリセツのようなものであり、楽園、つまりは幸せに生きるための道案内のようなものである、というお話をしました。
では、この「悪魔」のカードは何を表しているのでしょう?
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-15 The Devil
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B015.html   上には太陽の光が輝いているのに、下半分では暗闇にもがく男女が描かれています。
ボトルは上がクリヤーで、下がバイオレットです。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-B015 Healing in the New Aeon
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B015.html   オーラソーマタロットでは、クリヤーは太陽の光で表されバイオレットは暗闇でもがく人間の姿として描かれています。
太陽は意識の光を象徴し、暗闇は人間の無意識、陰の側面を象徴しています。
つまり、ここでは、この暗闇が悪魔とされています。
それを象徴しているのが、その暗闇を飛行しているコウモリです。
コウモリは、二人の人間が地獄の火に焼かれている洞窟の上を飛行しています。
コウモリは日中の光を避けて、夜間飛行します。
悪魔もまた夜飛び回り、夜は無意識となって理性の心も眠りに落ちるときです。
他の多くのタロットでは、悪魔を半分人間で半分獣として描いているのは、理性の及ばない、この無意識のもつ邪悪で野蛮な側面を描いているといえるでしょう。
だからといって、それを抑圧し、無意識に押し込めただけでは解決になりません。
それらには、いつかは直面せざるを得ないのですから。
それがこの肉体を持って生まれた人間の宿命なのです。
光があるところに影ができるように、善と悪とを切り離すこともできません。 光の不在が暗闇であり、真実が見えない無知によって悪が生じます。
しかし、ここでの救いは、悪魔は外側に存在するものではなく、自分の内側にあるものだということです。
どうしてそれが救いなのか?
それは自分の問題である限り、自分で解決することが可能なのです。 逆にいえば、自分にしか解決できないことともいえますが。
それはともかく、ここで大切なこと、このタロットカードが教えていることは、まずは自分のなかには光と闇が存在することを知るということです。
もし自分が肉体だけの存在、欲望だけがあり、物質世界の誘惑にとらわれた見方しかできないとすると、それはこのタロットに描かれている男性のように、片目をふさぎ、地獄だけを見ている男性のようです。
でも、その暗闇から太陽の光を見ようとしている女性は、人間は肉体だけの存在ではないことに気づき、肉体や物質にまつわる欲望や本能から自由になる可能性を見ています。 物質だけではない別の世界、今まで自分で気づかなかった世界に目を向けはじめています。
真実の世界、愛の世界、瞑想の世界です。
ここでは、肉体があること、物質があること、欲望があることが問題なのではなく、それらに対して無知であり、無意識であることが問題なのです。
闇の側面に意識の光をもたらすこと、気づきの光をもたらすことで、これらの闇は、光へと昇華していくことができるのです。
自分のなかの暗闇にあるもの、怒り、悲しみ、嫉妬、不安なども、そこに気づきの光をもたらすことで、それらは消え去ってしまいます。
そうなったとき、悪魔であったルシファーは「光明をもたらすもの」としての天使、神のメッセンジャーとなるのです。
このカードは、そのようなメッセージを伝えてくれているようです。
・・・というわけで、以下のリンクより今日のメッセージをもらってみましょう。 $オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-今日のタロット
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