リンゴは生命のシンボル クローディア・ブース
突然ですが、りんごはいろいろなものの象徴になるようですね。
最近、ポマンダーのことを調べていたのですが、ポマンダーの語源自体はフランス語の【pomme d’anbre】なんだそうです。
そして【pomme】というのは「リンゴ」のことなのだとか。
アンバーというのはで、琥珀(こはく)や松脂(まつやに)みたいな樹脂のことです。
つまり、樹脂のりんごみたいな意味になるのだそうです。
そしてここでもうひとつ意味が転じて、【pomme】というのは「リンゴ」から丸いもの一般を指すようになったみたいです。
だから、金属製のきれいな丸い入れ物のことも【pomme】と言うようになったようなのです。
「リンゴ」が丸いものの代表になるくらい、昔から林檎(りんご)は人間に身近な存在だったということでしょうね。
ところであなたは林檎の皮を剥いたことがありますよね。
その場合、どんなふうに剥きますか?
女性の方は果物の皮を剥くのが上手だから、おそらくりんご全体の皮をくるくると剥くかもしれませんね。
その後、どう切りますか?
たいていは縦の方向に切りますよね。
りんごを横方向に輪切りにしたことってあります? (*^_^*)
なにかの料理の場合ならともかく、たいていは縦の方向に切るんじゃないでしょうか。
なんでこんなことを聞いたかと言うと、りんごの中心の種の部分って、たいていの人は横からの断面図しか見たことがないんじゃないかと思って。
種の部分の上からの断面図って見たことあります?
あれって、五角形なんですね。(@_@)
このページの下の絵を見てみてください。
https://goo.gl/1yXotj
なんだか、ちょっと感心してしまいました。(^_-)
では、この五角形についてのクローディア・ブースさんの考察をご紹介しましょう。
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リンゴは生命のシンボル
リンゴの5片の乾いた花弁に注目してください。
半分に切れば、種のための5つの小区画が見えます。
ちょうど人間に5つの付属物(四肢と頭部)、5本の手指、5本の足指、五感があるようなものです。
5は人間の数です。
さらにヘブライの象徴では、イヴがアダムを誘惑するのに使った果物と考えられているのはリンゴなのです。
クシュブの言葉を読んでいて、内側を外側に、外側を内側に感じていると、柔らかい内側と、堅くてより物質的な外側を持っている珊瑚を思いだします。
これらの言葉を読んでいると、私たちは自分の五感と、世界に広がっている自分の感受性を鋭く意識させられます。
最初に言葉がありました。
それこそが音であり、それが物質を生みだしたと創世記にはあります。
神は私たちを創造することを選びました。
私たちは霊として愛することを学ぶために、このすばらしい惑星の園に、人として生まれました。
私たちを自分としてあらしめ、育み、支え続けてくれるこの愛がなんであるかを学ぶために。
リンゴはその化身を表します。
大地の霊は何ヶ月もかけて、ゆっくりと温かみと水分を与えてエーテルからこの果実を形成しました。
それがどこから生まれたのかは、私たちの存在が魔法であるのと同じ、まさに魔法です。
『リビング・エナジーVol.6(p130)
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【ちょうど人間に5つの付属物(四肢と頭部)、5本の手指、5本の足指、五感があるようなものです】
【5は人間の数です】
【さらにヘブライの象徴では、イヴがアダムを誘惑するのに使った果物と考えられているのはリンゴなのです】
面白いですね。(*^_^*)
pari 記