オーラソーマの創始者のヴィッキー・ウォール女史と同じ名前のヴィッキー・エンゲハムさんのチャクラマッサージは、これを着想したときにいろいろ背後からヴィッキーさんのサポートを受けたようです。
マッサージにオーラソーマを使う。
これは元々マッサージのスキルを持っていた方にとっては、とても魅力的なアイディアだったでしょうね。
そしてその発想を抱懐したとき、夢のなかでヴィッキーさんの応援を受ける。
これはエンゲハムさんご当人にとっては、本家のヴィッキーさんから認証を受けたような感じでとても心強かったでしょう。
そして体感の鋭い方にとっては、チャクラマッサージほどお手軽なオーラソーマの体験法はないかもしれません。
セッションの過程では多くの涙が流されるというのですから、ストレートにオーラソーマの醍醐味を体験することができるのでしょうね。
自分がこれまでチャレンジだと思っていた感覚が、それをボトルの助けを得て体験することによって、それがギフトであることが分かる。
もしそういうことが、チャクラマッサージで即座に理解されるのなら……、それはすばらしい体験ではないでしょうか。
では、ヴィッキー・エンゲハムさんのインタビュー「チャクラマッサージ」のなかから、そのあたりに関連する文章をご紹介しましょう。
江谷
チャクラマッサージのクラスでは、どのようなことを学んでいくの
でしょうか?
ヴィッキー
1日目は、ボトルについても学びます。
ボトルのチャレンジとギフトの側面を見ていきます。
チャレンジからもたらされるもの。
魂が持つ、最も大きな潜在的可能性についてなどです。
マッサージするときに、例えば基底部のチャクラにアプローチする
なら、5番のボトルを右手に持ってシェイクしつつ、左手で患者に
触れていきます。
右手に持って振るのは、このようなときに限られますが、左手で触
れることで、ボトルとクライアントがつながるのです。
そこで、スパイラルのテクニックを使います。
そのテクニックの中で、クライアントに語りかけます。
過去の怒りや恨みを吐く息とともに外に出します。
チャレンジからはじめ、ギフトに移っていきます。
そこにマジックがあるのです。
最初に滞りを手放していきます。
レッドで、何年にもわたって抱えていた古いものを、呼吸を通して
手放します。
この方法は、やさしく多くの滞りを解放していきます。
それは必ずギフトで終わるのです。
吸う息とともに、強さと勇気を得るわけです。
そして、次のチャクラに移っていきます。
そうして、それぞれのチャクラに同じようにアプローチしていくの
です。
ちょうど陰と陽があるように、太陽と月があるように・・・チャレ
ンジの中には成長があるのです。
チャレンジがなければ、成長することはありません、そうでしょう?
その二つの働きかけの大切さを、クライアントにも自覚してもらう
必要があります。
江谷
とてもすばらしいですね。ヴィッキーのヴイジョンは、ボトルを使
ってもらうことだったはずですが、多くの人がオーラソーマはリー
ディングだけだと思っているふしがあります。チヤクラマッサージ
では、実際にボトルを身体につけてワークしていくというのがいい
ですね。同時にチャレンジとギフトにワークしていくということも。
ヴィッキー
身体を通して、ボトルとワークする意義はとても大きいと思います。
ただ座って、本を読んでいるだけとは違います。
なぜなら、そこに体験がともなうからです。
セッションの中では、しばしば多くの涙が流されることがあります。
そしてまた、多くの喜びも見いだされます。
本当にすばらしいです。
実際にそれらを体験することで、なんのためにチャレンジから始ま
り、ギフトで終わるのかが理解されていきます。
すばらしいのは、チャレンジのところでスタックしないということ
です。
涙を流すかもしれません。
しかし、必ずギフトがもたらされます。
強さと勇気がもたらされるのです。
人々は、抱えていた深いものを解放し、多くの強さと勇気を得てい
くのです。
「チャクラマッサージ」より
『リビング・エナジー』Vol.7(p24-25)
「なんのためにチャレンジから始まり、ギフトで終わるのかが理解されて」いく……。
「抱えていた深いものを解放し、多くの強さと勇気を得ていく」というのが本当なら、それだけでも大変なことでですよね。
pari 記
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