ニューエイジの子どもの「レスキュー」

ニューエイジの子供の「レスキュー」

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

        

新しい時代の到来が告げられてから、どれほど多くの時間が経ったことでしょうか。

気がついてみると1980年台の後半から、日本語に翻訳された本だけでも毎月のように新たな時代の到来を感じさせる情報が本屋の棚を埋めるようになってきていたものでした。

地球生態系が瀕死の状態に陥りつつあること。

地上の経済社会の矛盾がますます極端になってきていることが、そのころから伝えられはじめていたものです。

日本語の翻訳本の世界ですらそうでしたから、おそらく英語の世界ではその何倍もの量の情報が降り注いでいたのでしょう。

しかし、実際の地上社会の変化はじつに遅々たるものでした。

そのなかで人類の経済活動が地球環境に及ぼす結果だけは、着実に誰の目にも見えるようになってきていました。

人類の人口増加とその経済活動は、地球生態系の許容範囲を超えつつあるようでした。

私たち人類は自分のサバイバル以外を考慮する余裕など、ますますなくなっていくようでした。

まるで、自分さえ生存できれば地球など存在しなくてもいいかのように。

明らかに私たち個々の人間が見ている方向と地球生態系の向かっている方向の乖離こそが、超克されなければならない課題であるようだったのです。

あれほどたくさんの情報が訪れていたのに、地球社会にはまだ何ほどの変化も起こってはいない。

あるいは目に見えないところで、確実な変化が進行しているのかもしれませんが。

「オーラソーマ」はそういう、なかば潜水したような極めて地味な変化のひとつの着実な流れなのかもしれません。

というのは、「オーラソーマ」は、どこまでも人類の意識を地球生態系の必要と結びつけようとしているからです。

テーマはは決して新しくはないし、情報としては陳腐とも言えるほどに当たり前なのかもしれませんが、じつはまだまだ人類が対応できていない意識のレベルでもあるようなのです。

地球生態系にとっては今や人類の平和な世界が絶対に必要です。

そのためには人類の心が地球生態系の必要と整合していることが必要なのです。

そしてそのためにこそ、落ち着いてバランスのとれた平和な心がまず必要なのでしょう。

そういう世界の魁として、新しい子どもたちがどんどん地球社会に参入しているようです。

そういったニューエイジの子どもたちにとっては、それなりの安全な環境が必要なんでしょうね。

では、前回に続いてヴィッキーさんに【ニューエイジの子ども】たちにとっての「レスキュー」について語っていただきましょう。

        

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人生の7つの時期において、どの「バランス」ボトルをいつ使ったらいいか、私なりに子どもを見て感じたところによって、ガイドラインを述べようと思います。


けれども、もっと偉大なガイドが、あなたの内にいることを忘れないように。
ときには、別のオイルの方がいいのでは、と感じるかもしれません。
そんなときは、どうかそれに従ってください。

従うことに、信頼のしるしがあるのですから。

イエロー/レッドの「バランス」、サンセットボトルは、特別な子どもを受胎するのに使われます

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B005.html
 

特別な魂を招きたいと思う人たちは、性行為も、ただの肉体的な行為以上のものにならなくてはなりません。
欲望は、知恵とやさしさによって完璧なバランスを得る必要があり、愛し合うカップルは、完全に魂がひとつになる必要があります。
こうした調和のなかでこそ、魂は恐れを感じることなく喜びの内に降りてくることができるのです。
調和と愛に溢れた思考は、実際に受胎を生みだすエネルギーをつくりだし、そのエネルギーには色があり、子どもの魂を受精卵へと引きつけるのです。

ブルー/ピンクの「バランス」オイルは、「平和と愛」のボトルであり、真のバランスにとって、とても重要な特別なボトルです。

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B020.html


この愛らしい組合せは、私たちすべての内に、男性性と女性性という二つの部分があるという現実を表しています。静かで受け身で滋養を与える陰の質が、陽の火のようなダイナミズムと完璧に調和しているのです。

 神は自分のかたちに人を創造された。
 すなわち、神のかたちに創造し、男と女に創造された。
                   創世記一章二七節

アダムの肋骨からイブが創られたという寓話は、一つの体の中に二つの側面があることを示しているのです。

ブルー/ピンクのオイルは、一方を拒むでもなく、もう一方を妨げるでもなく、こうした存在の二つの側面を、バランスを取りながら発展させる助けとなります
これは実現のオイルであり、これをオーラの色として持つ人、あるいはこのボトルを選んだ人の多くは、完璧にバランスがとれた人であることを示しています。
これは、創造性のボトルでもあり、子供が母親の子宮(ピンクの部分によって表されている、創造の揺りかご)からやってくるとき、ブルーに表される男性性が通路をつくり、方向性を与え、それによって創造という目的が果たされるのです。

このすばらしいオイルは、ニューエイジの子どもの「レスキュー」ボトルであり、オーラソーマの大人の「レスキュー」であるブルー/パープルマゼンタを、より繊細にしたと思えばよいでしょう。
ですから、このブルー/ピンクは、赤ちゃんや妊娠中のお母さんにも使うことができ、そのどちらにも、とてもいいものです

あるいは、調和と完全性が必要な子供や若者にも。
このオイルは「自分自身を見出す」ことを本質的に助けてくれるからです。
もっと自分を表現することが必要な女の子や、もっと思いやりが必要な男の子に、愛と平和を与えます。
感情の危機から身を守ったり、ストレスを感じる状況に入る前に使うのもよいでしょう。
一週間に一度肌に塗ることで、保護と浄化の役を果たすことができます。

     
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p215-217)
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こういう動きは静かに地味に地上に広がっていくより仕方がないのでしょうね。

そしてそういう動きは見た目以上に着実に地上社会を新たな変化に備えて整えているのかもしれませんね。

pari 記
 

 



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