レッド/ブルー、ブルー/レッド
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
普通、原色というと三原色を意味しますよね。
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原色(げんしょく、英: primary colors、単に primary とも)とは、混合することであらゆる種類の色を生み出せる、互いに独立な色の組み合わせのこと。
互いに独立な色とは、たとえば原色が三つの場合、二つを混ぜても残る三つ目の色を作ることができないという意味である。
人類の目においては、原色は三つの色の組み合わせであることが多い。
たとえばテレビモニターや照明などで、異なる色の光を重ねて新たな色を作る加法混合の三原色は、通常赤・緑・青の三色である。
また、絵具を混ぜたりカラー印刷で色インクを併置するときに行われる減法混合の場合の三原色は、シアン・マゼンタ・イエロー(黄色)の三色である。
「原色」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』――――――――――――――――――――
ただ、ゲーテの色彩論の伝統を受け継いでいるオーラソーマでは、「ブルー」と「イエロー」の2原色を謳っています。
それはこの2色から光によって「レッド」を生み出すことができるからです。
その意味では「レッド」は「ブルー」と「イエロー」という両親の子だともいえます。
もし、「ブルー」をただ存在することに満足している“安らぎ”の色だとするなら、どうやら「イエロー」はただ存在するだけでは満足できずに体験を望んだ“好奇心”の色とも言えるでしょう。
しかし、その結果生まれた“実現”の色とも言える「レッド」は、どうやらお父さんの“安らぎ”とはだいぶタイプの違うエネルギーのようです。(^_-)
でも、この現象世界が完成するにはどうしてもこの「レッド」のエネルギーが必要だったのでしょうから、そこは仕方がありませんね。(^^;)
潜在意識のなかにたくさんの「レッド」の智慧を抱えていて、今生で「ブルー」の道を探求しようとしたブルー/レッドのボトルは「B030 地上に天国をもたらす」と名づけられているんですね。
そしてその逆に、潜在意識のなかにたくさんの「ブルー」の智慧を抱えていて、今生で「レッド」の道を探求しようとしたレッド/ブルーのボトルは「B029 立ち上がって、進め」と呼ばれているんですねぇ。(-_-;)
不思議ですね。(*^_^*)
では、ヴィッキーさんにこの2本のボトルのエネルギーを読み解いていただきましょう。
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レッド/ブルー、ブルー/レッド
前に述べた二つのボトル同様、これも互いに補い合うもので、天と地をひとつにするものです。
アストラル界を旅する人や、エーテル界と関わる仕事をする人にとって、このオイルは頼もしい道連れです。
ヒーリングやヨーガや瞑想、魂の高揚や目標に向かっているとき、このオイルは計り知れない価値を持っています。
肉体に関していえば、レッド/ブルーは代替機能をそなえていて、不足があるところを補ってくれます。
振ると、美しいバイオレットになり、多くの点においてヒーラーにふさわしいと言えるでしょう。
また、敏感な魂を持ち、周囲の人からエネルギーを吸い取られやすい人が身を守るのに役立ってくれます。
ブルー/レッドのオイルには、この言葉がふさわしいでしょう。
「地に平和を、そしてあらゆる人によき意志を」
あらゆる平和のプロジェクトに。
これは美しくバランスが取れたボトルで、地に足をつけるのによいボトルです。
レッドはふわふわただよいがちな精神であるブルーを根づかせるので、見者やヨーガ行者にはとても価値があります。
また、瞑想のあとに使うのもよいでしょう。
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こうして、いろいろな「バランス」ボトルを見てきましたが、私はただ、読者の心の扉を開け、内に眠るまばゆい宝石箱を明らかにしようとしたにすぎません。
私たちはそれぞれ、必要な内なる知覚を備えているのです。
それは、さらなる深みへ、新たなる自己認識へと、指先とハートが優しく、しかし、熱心に伸びている人たちに与えられます。
あなたの前にある宝石たちの内側をさすらってください。
彼らには、独自の言葉があります。
それを学んでください。
彼らは、内に書物を秘めています。
それを読んでください。
そして、それがついにはあなたの前に掲げられた鏡となることを知ってください。
そして、奇跡を起こすのはあなたなのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p202-203)
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レッド/ブルーは【敏感な魂を持ち、周囲の人からエネルギーを吸い取られやすい人が身を守るのに役立ってくれます】
【レッドはふわふわただよいがちな精神であるブルーを根づかせるので、見者やヨーガ行者にはとても価値があります】
なるほど。そうなんですねぇ。
pari 記