ハンプティダンプティ

ハンプティダンプティ

『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【17 チャクラ】から
          ヴィッキー・ウォール

        

どこの文明圏にもそこだけにしかない独特の古い俚諺や逸話があるものです。

その文明圏に属する人たちは子どものころからその話を知っているので、その人たちにはそういう表現や言いまわしがごくごく当然の考え方だと思えます。

でも、じつはそういう言いまわしや状況に、それほどの普遍性がない場合もあって、そういうときには他の文明圏の人がそれを聞いても、え(?_?)、という感じになることもあります。(*^_^*)

「ハンプティダンプティ」という言葉は「マザーグース」(英語圏の伝承童謡の総称)に入っている童謡のタイトルらしいですね。

それなら英語圏で育った人たちが誰でも「ハンプティダンプティ」を知っているのは当然です。

まあ、日本人が、桃太郎や金太郎を知っているようなものでしょう。(^^;)

桃太郎は羽織鉢巻姿で、金太郎が赤ん坊みたいな前掛けにマサカリを担いだ姿というのも誰でも知っています。

それみたいに、英語圏の人たちは「ハンプティダンプティ」を擬人化された卵の姿でイメージするみたいです。あるいはずんぐりむっくりの太っちょのおじさんの姿で。

 


塀から落っこちた太っちょのハンプティダンプティは、もう何人がかかりでも塀の上には戻せない、と連想するらしい。

どうやら「ハンプティダンプティ」という言葉で、もう元には戻らないという一種のパニック状態を連想するらしいのです。

たしかに、卵なら、一度割れたらもう元には戻れませんよね。(>_<)

中国の言葉なら「覆水盆に返らず」ということでしょうか。

パニックを連想させるこの「ハンプティダンプティ」が、オーラソーマでは「B026 ショックボトル」の別名になっているわけですよね。

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B026.html


どうしてこのボトルがヴィッキーさんたちに「ハンプティダンプティ」と呼ばれることになったのかを、ヴィッキーさんの言葉で聞いてみましょう。

        

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次のチャクラ・ボトルは、オレンジ/オレンジ

 

本能的な反応と関係があり、全体のシステムのショック・アブソーバー(ショックを吸収するもの)。
広場恐怖症や閉所恐怖症、あるいは心理的な動揺は、記憶の深い谷底から発していることが多いのですが、すべてこの愛すべきオイルによく反応します。

 

ハートもまた、こういった恐怖に影響されますが、純粋に肉体のレベルでいえば、それは腹であり、大胆な人のことを「腹が据わっている」と表現するのも、この事実に端を発しているのです。

オレンジは、アドレナリンを分泌する副腎のあたりに働くので、手術後やひどい事故、極度の緊張やあらゆる種類のショックによいというのは、容易にうなずけるでしょう。
アドレナリンを特に必要とするスポーツマンは、とりわけ、この色を求めます。

バランスオイルはすべて、体に塗るときは、帯状にぐるっと塗ってください。
オレンジは、生殖器官のちょうど上から、へその下までの色です。

霊的な観点から見るときには、よくこの色を「ハンプティダンプティ」と関連づけて語ります
277ぺージに、ショック時に生じるエーテル体のギャップについて述べました。

 

私は何度も何度も繰り返し、「真のオーラ」が体の脇の方へずれて、エーテル体の脇道に入り、助けと癒しの手が伸びるまで、そこで神の火花が休んでいるのを目にしました。

 

しかしそのエーテル体のギャップからは、エネルギーがもれることがあるのです。

 

それは、人々が知らず知らず、こうこうこういうことが起こったから、彼は途方に暮れているんだよ、と言っている状態で、肉体的にも精神的にも「立直る」ことができない状態、まさにハンプティダンプティの状況なのです。

ハンプティダンプティ塀の上
ハンプティダンプティ落っこちた
王様の騎兵をみんな繰り出しても、王様の歩兵をみんな繰り出しても
ハンプティもとには戻せなかった

こうした状況は、はるかな時を超えて今に持ち越され、肉体の病気や「説明のつかない」不調を伴う内面の動揺となって現れることもあります。

 

多くのセラピストは、このオレンジのオイルを体の側面に塗って効果をあげています。
ハンプティダンプティが元に戻るのを見るのは、いつだって、とても気分のいいものです。

オレンジ/オレンジ は、手術の前後にとてもよい。
また、以下の症状にもよい。
神経的なうつ状態、抑圧された恐怖、エーテル体のショック、方向感覚の喪失
甲状腺の病気、またはそれ以外のホルモンのアンバランス、事故、筋肉の緊張
攻撃性、皮膚のトラブル、消化器のトラブル

      
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p146-148)
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英語圏の人にはこの「オレンジ/オレンジ」のボトルが「ハンプティダンプティ」でなければならない理由が十分に納得できるのでしょうね。

あなたは、どう思いましたか?(*^_^*)

pari 記
 

 



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