「バランス」ボトルのサインとシンボル
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
オーラソーマのイクイリブリアムボトルを身体に用いるときは、その前に所定の方法でボトル上下に激しく振動させ、内容物を乳化させることはご存知だと思います。
具体的な方法は以下のサイトに説明がありますので、まだご存じない方はご覧くださいね。
https://artbeing.com/aura-soma/quickguide/use_bottles.html
シェイクしたボトルをしばらくそのままにしておくと、またじきに上下二層に分かれるのですが、そのとききれいに元の二層に戻らないときがあります。
そのときのボトルの姿を、ヴィッキーさんは「サイン」とか「シンボル」と呼んで、その姿が表す意味を読み解こうとしたのです。
その姿を偶然生まれたなんの意味もないパターンだと思う方にとっては、もちろんなんの意味もありません。
ですが、イクイリブリアムボトルが波動的にその場のエネルギーにバランスをもたらそうとする色彩の世界と植物界と鉱物界の代表たちの生きたエネルギー表現であることを確信しているヴィッキーさんには、そこで現れる姿に固有の意味が直感されたわけです。
以下の引用で明かされるサインとシンボルの解説は、ここで初めて文章化された表現だと思います。
囚われる必要はありませんが、ひとつの受け止め方として味わっていただけたらと思います。
では、ヴィッキーさんの【「バランス」ボトルのサインとシンボル】の最初の概説部分をご紹介します。
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19 「バランス」ボトルのサインとシンボル
未知のものへの畏れと敬意から、「バランス」を振ったときに現れるサインやシンボルについて語るのは、私には特に難しく感じられます。
それはまるで、見えない手によってこうした宝石に刻まれた、小さな奇跡のようなもの。
ですから、そもそもほとんど言葉で言い表せないことを言葉にしようとしているのだということを理解し、忍耐を持っていただきたいと思います。
さまざまなシンボルは常に存在し、あらゆる宗教や宗派に使われてきました。
初期の石器時代の人々でさえ、洞窟にさまざまな形を描いて、自分たちのもっとも深い思いを表現していました。
謎めいてみえるかもしれませんが、それぞれのシンボルは特別の力を持ち、それによって必要なメッセージを伝えるのです。
ボトルの上の部分は、今の意識のなかにある思考や感情、下の部分に潜んでいる意図に対する気づきを表します。
つまり、それは意識的な心を表し、下の部分は「無意識」あるいは潜在意識に眠っている傾向を表します。
上の部分の左側は、自己の内なる女性性と関係し、直感的で情に厚い側です。
それに対し、上の右側は、男性的な分析的な知恵の側面と関係しています。
そして上下を分かつ線は、本質あるいは命綱を表し、はっきりと知っていることと、うすうす感じるしかないものの間の橋渡しをしているのです。
ボトルを振ったあと、できた泡がときとしてひとつ、あるいはそれ以上のピラミッドの形となることがあります。
これが左の上の部分に現れたら、それは古代エジプトと結びつきがあることを示し、当時の知識や経験は、その人の頭にしみついていると言えます。
夢のなかでも瞑想でも、境界というものはありません。
魔法のじゅうたんは、その人の内にあるのです。
時間が消え失せ、距離も意味をなさなくなり、魂が自由の身となるとき、ときとして私たちは、現在の生に関係を持つ場所や空間をもう一度訪れようとします。
進化のプロセスにおいて、カルマや知恵を膨大に蓄積した魂は、必要に迫られたとき、そうした過去の経験をもう一度取り戻し、そして輝かせることを求めるのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p204-204)
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【ボトルの上の部分は、今の意識の中にある思考や感情、下の部分に潜んでいる意図に対する気づきを表します。つまり、それは意識的な心を表し、下の部分は「無意識」あるいは潜在意識に眠っている傾向を表します】
ここで、はじめてこの大きな直感が文字の世界に定着されたのですね。
【時間が消え失せ、距離も意味をなさなくなり、魂が自由の身となるとき、ときとして私たちは、現在の生に関係を持つ場所や空間をもう一度訪れようとします】
そういうことがあるかも、とそんな気もしますね。
pari 記