リーディングは、3つのレベルで行われます
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【16 「バランス」ボトルの使い方】から
ヴィッキー・ウォール
オーラソーマボトルのリーディングは今も進化しつづける領域とも言えるのでしょう。
またリーディングがクライアントと選択されたボトルの組み合わせで異なるのは当然ですが、プラクティショナーによっても変化するのも当然のことですよね。
つまり、言うまでもないことですが、二つとして同じリーディングはありえないということです。
とはいえ、そういうことを改めて思い出したくなるほど、オーラソーマボトルのリーディングは、同じボトルの組み合わせに対しては大枠でほぼ同じようなリーディング結果が現れるだろうと想像されます。
色の言語を学び、リーディングの数をこなして、プラクティショナーが熟練の度を増してくれば、同じボトルの組合せからくるリーディングは、プラクティショナーによって大幅に変わるようなものでないことが容易に想像されるからです。
体系的なバランスの法則によって構成されているために、同じボトルに組合せから生まれるリーディングは、大枠でそれほど変われるはずがないからです。
選ばれたボトルがそれぞれを相互定義しあうかのように、その意味を相互に補強し合うことが感じられます
驚くべきは、そのようなリーディング方法が定められていることですよね。
創始者ヴィッキーさんの能力の凄さもさることながら、これらの色の言語の客観性と相互規定性は、もともと人為的に作成されたものではないからでしょうね。
そして、そういう情報全体がある程度は古来から引き継がれてきており、またある程度は未来世界からシンクロニシティをつうじてヴィッキーさんに渡されたのでしょう。
ここで語られているのは、そのようにして受け継がれた普遍的な知恵の体系なのだと思います。
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リーディングは、三つのレベルで行われます。
第1のレベルは、魂あるいは霊的なレベルです。
(a)1番目のボトルは、クライアントのオーラと真実の目的、潜在能力を表します。
(b)2番目のボトルは、時の流れの中での魂の進化を表します。現在へと至る魂の進化の中間点です。
(c)3番目のボトルは、魂が自分の目的に向かって成長している過程において、今いるところを表します。
(d)4番目のボトルは、その魂が潜在能力を花開かせるように動くとき、未来からやってくるエネルギーを表します。
第2のレベルは、精神的、感情的レベルです。
(a)1番目のボトルは、下の部分は潜在意識、上は意識的な心を表します。
(b)2番目のボトルは、その人がこの世に持ち込んだものと、現在の状況の間にある感情的あるいは精神的な問題を表します。
(c)3番目のボトルは、上の部分は現在の感情の状態、下の部分は過去の感情の状態を表します。
(d)4番目のボトルは、現在の状況が感情面、精神面において行き着くところを意味し、クライアントに流れてきているエネルギーを表しています。
第3のレベルは、肉体のレベルです。
ボトルを体とみなすと、下の部分は下半身、上の部分は上半身を表します。
クライアントは左手の人差し指と中指で第二番目のボトルのキャップを挟み、親指で底を支え、6つ数える間、激しくボトルを振り、セラピストにボトルを返します。
これによってその人の波動がボトルに入るので、できた泡や曲線、縞で状態を判断します。
すでに見てきた霊的、精神的/感情的レベルでのリーディングによって明らかになった原因に加えて、こうしてボトルを振ることで、セラピストは肉体の状態を見ることができるのです。
4本のボトルのうち、どれを振ってもよいのですが、普通は2番目のボトル
を選びます。
それは、3番目のボトルに現れている現在の状況の原因となったものであり、より深い洞察を与えてくれるからです。
第1のボトルは、幼年期の肉体の状態を表し、4番目は未来における傾向を表します。
これで、あなたの波動を映し出すボトルの完全な見取り図ができました。
そしてあなたの「内なる教授=直感」が、その解釈のガイドとなるのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p129-130)
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3つのレベルというのが、「霊的」レベル、「精神的・感情的」レベル、そして「肉体的」レベルというのは面白いですね。
もしかしたら、「霊的」レベルと「肉体的」レベルの情報は個々人のDNAを媒体として引き継がれ、「精神的・感情的」レベルの情報は肉体として誕生してからの条件づけによって構成されるものなのかもしれませんね。
不思議ですね。(*^_^*)
pari 記