新しいボトルがマイクを通してどのように誕生するか

新しいボトルがマイクを通してどのように誕生するか

「ティーチャー・アップデート」から  マイク・ブース

       

オーラソーマのボトルが、普通のたとえば化粧品などのように、製品コンセプトを開発者が企画・設計し、その計画にそって製造工程が煮詰められ、製造ラインに回されるといった、いわゆる開発製品でないことはご存知だと思います。

初代の開発者であるヴィッキーさん自身が、自分が何を誕生させたのか知らなかったわけですよね。

前世紀の半ば頃から、さまざまなスピリチュアル情報がもたらされるようになりましたが、それらのかなりの部分がなんらかの意味でのチャネリングによるものでした。

そのスピリチュアル情報を広める役の方は、じつはその情報の実質的源泉ではなく、当人はむしろその情報の受信者であって、真の情報源は別にあると理解されたからです。

しかし、“真の情報源は別にある”と言うと、これまたある意味で誤解が生じることにもなりかねません。

というのは、こういう情報の場合、その情報の「受信能力」自体が、ある意味で情報源と言える側面もあるからです。

なぜなら、たとえば地上のラジオ番組の場合なら、たとえ具体的には知らなくても、ラジオ受信機以外にどこかに放送局があること。

 

その放送局を訪れれば、その施設内で誰が放送していることを、わたしたちが確認できることがわかっています。

でも、いわゆるチャネリング情報の場合は、少なくとも今のところは、そういう確認ができません。

その意味では、その情報源へのアクセス能力を持つチャネラー自身が情報源だと言っても、けっしておかしくはありません。

その場合、情報源とは、その情報への「アクセス能力」を指しているわけです。

そして実際、宇宙のどこかにそのような情報がつねに存在するのだとすれば、情報源とはその情報への「アクセス能力」のことだとも言えるわけです。

創始者ヴィッキーさんから現在のアカデミー代表のマイク・ブース氏に引き継がれたのは、まさにその情報へのアクセス能力だったのでしょうね。

その能力は、どんなふうにヴィッキーさんからマイク・ブース氏に引き継がれたのでしょうね?

マイク・ブース氏ご本人から説明していただきましょう。

       

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新しいボトルがマイクを通してどのように誕生するかについて

マイク  ボトルがどんな風に誕生するかですが 、 初めてヴィッキーからボトルを誕生させるように頼まれた時のことを思い出します。
その時、私の内側は強烈なパニック状態でした。

でも、それはまったくどうしたら良いのか分からないからではなかったのですが。

これは44番目のボトルが誕生したときのことです。

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B044.html

 

よく晴れた日で、ヴィッキーとの毎日の散歩に出ていた時のことでした。
ヴィッキーは木々に祝福を与えていました。
家に戻ると彼女が

「クローディアと一緒に実験室に来てちょうだい。
 あなたたちに次のボトルを誕生させてもらいたいの」


・・・と言いました。

私たちはお互いを見つめあって、それから瞑想しました。

 

それまでにもヴィッキーがたくさんのボトルを誕生させる場に立ち会いましたが、実際にどのようにして誕生するのか、はっきりとは分かっていませんでした。

 

そのときから現在まで、44番から98番までのボトルの誕生に関わっていますので、今ではそのプロセスにも慣れましたし、それほどパニックにもなりませ
ん。

 

それでもボトル誕生のプロセスを考えるときに、いつでも思いだすのは、以前私が陶工だったときのことです。

その頃、時々プロダクション・スローイングという方法を使うことがありました。
それはどのようなものかといいますと、例えばカップを1個だけ作るのでは
なく、何百というカップを一時に作るのです

 

大きな注文が来た時に例えば1週間、毎回2~3時間ずつ、ろくろの前に座ってただマグカップだけを作り続けます。
最後には棚という棚にマグカップばかりが並びます。

そのようなときには体の動きや呼吸、水の具合、ろくろの上のスポンジの動き、その他すべての動きが、ただ機械的になっていきます

 

私はと言えば、起こっていることをただ見ている。
そして粘土の塊を、次から次へろくろの中心に乗せ、作業をただ繰返しているのですが、その時何か非常に特異な体験をするのです。

それはあたかも瞬間の魔法とでもいうように、何百と作り続けているマグカップの内の1個が特別な輝きを放つのです。

それはまるで、そのカップについてはすべてが筋書き通りに進んでいくかのように粘土は簡単にろくろの中心に収まり、粘土と指の間に必要な水の量もちょうど良く、雑念も無く、全てが自動的に起こっていきます。

そのとき私自身は、花が開く時のようにすべてが自然のプロセスに基づいて、たやすく起こっていることの不思議をただ目撃しているかのようでした。

 

そして棚の上で乾燥させている間も、そのカップだけが何か輝きのような光を放ち、再びろくろに戻したときも足は自然にろくろを回し、なんの苦もなく中心を定めることができるのでした。

そのカップに関する限りは全てが上手くいき、完全に乾燥したときも、他のカップと共に並べたときも、最初の火入れのときも、そのカップは直ぐに見分けがつき、さらに上薬をかけるときも、そのカップについては完璧なでき栄えでした。

 

他の何百というカップと一緒に窯から出したときも、それはすぐに見分けがつきました。
店頭に並べたときもそのカップは私を魅了し、一見同じようにみえる何百というカップの中から最初に売れるのは必ずそのカップだったのです。

 

それは、すべては自ずと起こるというその魔法、その自発性、その不思議が実際に起こったかのようでした。

ボトルが誕生するときには、いつもこのことを思いだします。
物事が自然に起こるに任せて、邪魔をしない。

 

ヴィッキーははじめのボトルが誕生したときの経験をこのように描写しています。

 

すべてを手が動くに任せて、自分は起こっていることをただ目撃している、そしてただ導かれてボトルを誕生させる。

 

自分が邪魔をしなければ、そしてただその不思議のなかにいれば、その瞬間にのみ魔法は起こり、ボトルが私を通して生まれてきます。

多くの占星術師たちがボトルのバースチャートを作っていますが、驚くべきことに、そのボトルの意味、色、そしてエネルギーと出生時間の惑星や星の位置との間にシンクロニシティが見られるのです。

                
『リビング・エナジー』Vol.4(p31)
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なるほど。(-_-)

【物事が自然に起こるに任せて、邪魔をしない】

たしかに、製品開発の開発者たちに必要とされる能力とはずいぶん違うようですね。(*^_^*)

pari 記

 

 



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