ピンクは無条件の愛の色
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【17 チャクラ】から
ヴィッキー・ウォール
男女の性別を決定する遺伝子を性染色体というそうですが、これにはX型とY型の二種類があって、「XY」のペアで男性、「XX」で女性になるみたいですね。
そして、どうやら性別を決めているのは「Y」染色体らしいのです。
もしかしたら、完全体の人間は「XX」を持っている女性で、男性を作るために「Y」を入れる都合で本来の「X」をひとつ削除した男性は、ちょっと欠けたところがあるのかもしれません。(*^_^*)
まあ、それは冗談ですが、実際、犯罪などを考えても明らかに男女間に格差はありますよね。
相対的な印象比較で言うと、女性は現状を受け入れて安定を求める傾向がより大きいように思われ、男性は現状に耐えられず、現状の破壊に向かう傾向がより大きいような気もします。
これは内面の問題なので、簡単に比較することはできませんが、もしかしたら、現状への欲求不満を感じる程度は、女性より男性の方が大きいのかもしれません。
だから、そのはけ口を暴力的表現に求めてしまうのかも。
とはいえ、男性と女性は、性染色体以外はすべて同じなのでしょう。
それで、これだけの違いが出てくるんですね。
もしかして、その大部分が文化的なものなのかもしれませんね。
オーラソーマでは、レッドに光の入ったピンクは「無条件の愛の色」だと言われます。
すべてを受け容れ、許し、無条件に愛するエネルギーが、色として表現されるなんて、なんだか不思議なような気もしますね。
ではレッドの色相に光が入った「ピンク」について、ヴィッキーさんのおっしゃることを聴いてみましょう。
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レッド/レッド は以下の症状によい。
悪性貧血
インポテンツ
しもやけ
筋肉のけいれん
エネルギー不足/体温の下降
巻頭のオーラソーマのチャクラチャートを見ると、レッドのエリアのなかで、性器の部分だけはピンクになっています。
http://aura-soma.co.jp/intro/subtleanatomy.html
レッドは情熱と関係がありますが、情熱を使い尽したとき、慈しみが現れてきます。
ピンクは無条件の愛の色であり、世界がもっとも必要としているもの。
それは人間だけでなく、植物も動物もすべてそうです。
大切なのは、「ピンク色で考える(ポジティヴに考える)」ことであり、無条件に愛するとき、すべての卑俗なものは、もっとずっと偉大な深いものへと変容するのです。
ピンクは、ヒーリングのプロセスにおいて、非常に重要だということが分かってきています。
これは子宮の色であり、子宮の病気や婦人病にすばらしくよく効きます。
また、最近の自由な風潮のなかで、男性も内面の女性性を表せるようになり、必ずしも男らしいイメージに従う必要がなくなってきており、ピンクは、その認識を表す色でもあります。
彼らはオール・マン(すべてが男)ではなく、ウーム・マン(子宮の男)でもあるのです。
今日の世界においては、欲求不満のはけ口としての暴力が氾濫していますが、それに対しても、ピンクは重要な役割を演じることができます。
デンマークでセミナーを開いたときのこと、あるスイスの教授が、ピンクのライトは気分を落ち着かせる効果があると話してくれました。
アメリカのセント・クイントン刑務所では、囚人がいらいらしてくると、巨大なピンクのアークライトがスイッチ・オンになり、すると間もなく彼らは落ち着きを取り戻す、ということです。
また、最近耳にしたことですが、ハンバーサイドのハル刑務所では、実験的にある独房の壁をピンクに塗り、暴れた囚人をその部屋に移すようにしたところ、みんな数分で落ち着きを取り戻したとのこと。
所長さんの話によると、実際相手に謝った人もいるとのことで、まさに前代未聞の出来事です。
この成功を聞きつけて、他の刑務所も、同じような方法を取り入れることを考慮中だという話、それも理解できますね。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p141-142)
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男性も【オール・マン(すべてが男)ではなく、ウーム・マン(子宮の男)でもある】……。
男性も女性もそれぞれのなかに男性性と女性性を持っていて、その違いはほんの1%程度のさじ加減なんだそうですね。(*^_^*)
pari 記