「すべての理解を超えた平和」

「すべての理解を超えた平和」

 

『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【17 チャクラ】から
          ヴィッキー・ウォール

         


基底のチャクラから辿ってきたこの「チャクラ」シリーズ、7つのチャクラの中央(「グリーン」の)ハートチャクラを通り越して、ここからは胸より上のチャクラに移ります。

ブルーは移行の色、「向こう側への扉」の色と呼ばれることがあるようです。

どこから見て「向こう側」なんでしょうね?

推測するに、それは地上世界と天上世界を遮っている“膜”の向こう側の意味かもしれません。

そして、より具体的に表現するなら、それは個人を演じているすべて人間に覆い被せられている“分離の幻想”「向こう側」なのかもしれません。

“分離の幻想”に覆われているこちら側から見ての「向こう側」、すべてが<ひとつ>であることが見えている側を指す言葉なのではないでしょうか。

スピリチュアルリーダーとかそういう人々が「向こう側」を見るのを、「ブルー/ブルー」のボトル(B002 ピース(平和))が手伝ってくれるのだとすれば、それはすばらしいことです。

 

 

http://artbeing.com/aura-soma/equi/B002.html

 

ところが、もしまったく何の知識も持たない人にも、その「ブルー/ブルー」のボトルが、あたかも「向こう側」にしかありえないような安らぎを与えてくれるのだとしたら、それは途方もないことですよね。

すべてが<ひとつ>であることが本当に見えていたら、それがどれほどの安らぎをもたらすことになるのか?

そんなことさえ想像させるようなひとつの逸話をヴィッキーさんはここで語ってくれます。

では、「ブルー/ブルー」のボトルについてヴィッキーさんが思いだした驚くべき逸話をご覧ください。

        

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それでは、喉のチャクラに移りましょう。

 

神々しい美しさを持つブルー/ブルーの「ピースボトル」
私はこのボトルをいつも「すべての理解を超えた平和」との関係で語ります

 

これは、目で見たときにもっともパワフルな色の一つで、瞑想やヨーガ、ヒーリングその他どんな状況においても、魂が「飛翔する」ようなとき、この色の波動は、無限の存在と同調するのです。

見者はこの色を、「ヴェール」の向こうとコンタクトをとり、コミュニケーションするのを助けてくれる色だと言っています。

ここで私は、あるサイキックな友人の話を紹介しようと思うのですが、その人は、オーラソーマのチャクラセットを買って、それを自分のセッションルームに置くことにしました。

 

そこにはもちろん、この神々しいブルーのボトルもあったわけですが、それから間もなく電話で話してくれたところによれば、そのブルーの色が完全に抜けてしまったとのこと
他の色は何ともないのに、不思議ではありませんか。

そして耳にした話は、まったく驚くべきものでした。

彼女は両親と同居していたのですが、母親はある日、息子に会いに、ひとりで汽車の長旅に出たのです。

 

しかし母親が発って間もなくのこと、彼女は弟から、母親が事故にあい、危篤の状態で病院に収容されたとの連絡を受け取りました。

 

とるものもとりあえず、彼女は父親とともに病院に駆けつけたのですが、タ
ッチの差で間に合わず、母親はすでに旅立った後でした。


父親はがっくり肩を落とし、どんな慰めも聞き入れようとしません。
妻が動揺の内に死んでいったと信じて疑わず、なにしろ息を引き取るときに自分がいてやれたら、もっと安らかに逝けただろうにと、無念でならなかったのです。

 

深刻なショックが彼の感情を染め上げ、家に帰ってからも、絶望は深まるばかり、気の毒な娘もショックを受け、父親を思いやる余裕もありませんでした。

それから何日かしたころ、セッションルームの片隅で、今はまったく色のな
いブルー/ブルーのオイルを抱き締め、座り込んでいる父親を目にしたときの彼女の驚きといったら

 

しかしそれ以来、父親は落ち着きを取り戻し、まるで内なる安心を得たかのようだ、ということでした。

私が思うに・・・そして、これは、大切な友達である彼女にも話したことなのですが・・・彼女の母親は、後に残した伴侶を慰めるためにこのボトルを使い、今はもう天国にいるのだと伝えたのではないでしょうか

このブルーのバランスボトルは、ご存じのとおり「ピースボトル(安らぎのボトル)」として知られており、この出来事のあとにも、こうした話はよく耳にしています。

     
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p155-156)
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ここでヴィッキーさんに伝えられた逸話が事実なら、このサイキックな友人のお父さんは、「ピースボトル」ブルーのエネルギーを媒介として、何らかの形で亡くなった奥さんとコミュニケーションがとれたのかもしれませんね。

たとえ、そうでないまでも、ブルーのエネルギーに浸されて、お父さんが「理解を超えた平和」に満たされたことは確かでしょうね。

世界は神秘に満ちています。

pari 記

 

 



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