「よく分かるように説明していただけますか」

「よく分かるように説明していただけますか」

 

『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【13 オリンピア】から
                      ヴィッキー・ウォール

 

        


バランスボトルの誕生の間もないころは、もちろん、誰もこの二層のカラーボトルのことなど知りません。

 

それでも無条件で、この美しいボトルに惹かれるような人もいましたが、噂を聞いて仕事上の取材をしても、ほんとうは怪しい印象しかもっていなかった記者もいました。

 

でも、「盲千人目明き千人」という言葉もあるように、世の中にはあるテーマに感度のない人もいれば、それと同じように感度のある人もいるものです。

 

違った波長の間でも出会いは起こりますが、もちろん、似たような波長の間でも起こることは当然です。

 

自分がしていることに関心を持ってくれるって、誰にとっても嬉しいことですよね。

 

その上、その活動や作品をポジティブに評価してくれたりしたら、もう申し分ありません。

 

ヴィッキーさんにも「よく分かるように説明していただけますか」と率直な関心をもって取材してくれる記者が現れたようです。

 

自分がよく知っていることに関心を持ってくれる人が現れて、その人に説明できるのはヴィッキーさんにとってもとても嬉しいことだったでしょうね。


        

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それから、また別の声がしました。
とても生き生きとして暖かみのある、わくわくした声で、どこの国の人かよく分からないアクセントを持ち、魂の窓である目には光が溢れ、深い内面的な気づきを備えています。

 

あなたが何をなさっているのか、それからこれは何なのか、よく分かるように説明していただけますか

 

今度は、テープが足りないということもありません!

それにこの人は、とても近しい魂の持ち主でもあり、すでに人が押し寄せてはいましたが、私は時間をつくりました。
それから熱心に一つひとつの言葉が書き留められ、そこここで、的を射た質問が入りました。
それはそれは楽しい時間で、30分後、とりあえず話が終わると、その若い人は、オイルのカラー写真を撮らせてほしい、と言いました。


そのときには白黒のフィルムしか持っていなかったので、次の日にまた現れ、私たちは、宝石のようなボトルの真価が十分に発揮されるよう、スタンドをアレンジし直しました。
(その写真は六か月後、デンマークの雑誌「ニュッツ・アスペクト Nyt Aspekt」に掲載されたのですが、それはインタビューをしたその若者、スティーンの仕事で、美しさと繊細さにあふれていました。記事はもちろんデンマーク語でしたが、翻訳の待ち遠しかったこと)

 

そしてスティーンはスタンドを去る前に、私たちを次の年のコペンハーゲンの博覧会に招待してくれたのです。

 

      『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p108-109)
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なんと、この記者は翌年の“コペンハーゲンの博覧会”に招待してくれたんですね。(@_@)

 

それだけの力を持った記者だったとは。

 

ヴィッキーさん、よかったですね。(^^)/

 

pari 記

 

 

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