「これは、絶対市場に出すべきだわ!」
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【12 「打ち上げ」作業】から ヴィッキー・ウォール
この地球では物事がある程度の規模になって動き出すと、かならずその事態に随伴して動き出すエネルギー現象があります。
何かわかりますね? (^^;)
ええ、そうです「お金」のエネルギーが動き出すんです。
当事者たちだけのごく小さなグループの人たちだけが関心を持っている事態を超えて、人間の一般的な必要や欲望に関係するような規模の事態になると、人間世界で最も一般的に通用する「お金」のエネルギーが関わらずにはいません。
ヴィッキーさんが生み出したバランスボトルも、その能力の片鱗が見えてくると、人間の一般的な興味や必要に関わるものであることがわかってきました。
この事態を大きく世の中に広げていくには、告知・広報・宣伝といったことが必要になってくるでしょうね。
こういう仕事の分野も、もちろんすでに人間世界には存在しています。
そういう分野の人たちがヴィッキーさんに接触しはじめるタイミングが来ていたのでしょうね。
このバランスボトルにすばらしい可能性と魅力を感じる方が現れていたようです。
——————————————————————– フランチャイズ・チェーンの話が各国から持ち込まれ、拒否されました。 色とりどりの「宝石」に魅せられてやってきたある女性は、
「これは、絶対市場に出すべきだわ!」と、声を張り上げました。
「この手のものは、初めてですもの。 後はただ、ちゃんとしたところに広告を打てばいいだけよ。 私、ぜひやらせていただきたいわ」 今やダイアモンドのようにきらめくボトルに負けず劣らず、彼女の顔も光を放ち、私はそんな彼女に好感を持ちました。
「広告は私のビジネスなんです」と、その女性は続けました。
「でも、これには個人的に惹かれますわ」
「ビジネス」という言葉がちょっと引っかかりましたが、すぐにまたそのあふれんばかりの喜びに飲み込まれてしまいました。 その頃には、私たちはもうスタンドをたたみかけており、それ以上話をする時間はなかったのですが、私たちがいよいよ立ち去ろうとしたときに、彼女はまた戻ってきました。
「お話の続きはできます?」
「ええ」と、私は答え、マーガレットが場所と時間を打合せました。
当時は、何も整理されていませんでした。 すべてはあまりにも早く起こり、あまりにも予想外で、将来の計画を立てるどころではなかったのです。 けれどもひとつだけ確かだったこと、それは神が都合をみて、すべての説明をしてくれるまで、この神秘的で魔術的なものの本当の目的が明らかにされるまで、ただ売ればいいという理由だけで売るわけにはいかない、ということです。
マーガレットと私は「キングズ・ランサム」を売ったお金とそれまでの蓄えを資本にして、友人と一緒に投資をしていました。 快適に暮らせるだけの利子を得て、気楽に生活しようと思っていたのです。 私たちには、商売の世界に参入しようという意志もなければ欲望もなく、この小さな奇跡を広げるに当たって、「バランス」の本当の目的が果たされること以外に、経済的な側面も含めて、何も重要だとは思えませんでした。 私たちはこの思いをよりどころにし、さらに先へと進む準備をしていたのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p94-95) ——————————————————————–
この女性は広告のプロフェッショナルの方のようですね。
なんとなく、ヴィッキーさんたちとは住んでいる世界が違うかもしれませんね。(*^_^*)
ま、わかりませんが。
pari 記