人生を変える4つの質問
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4つの質問で人生が変わるなら、その質問とはなんだろうと思いませんか?
私たちは、日頃、自分自身にどのような質問をしているかによって、自分の人生を生きているところがあります。
ですから、自分は自分にどういう質問をしているのだろうと考えることは、自分の人生を考えるきっかけにもなりますね。
質問といえば、オーラソーマで習う有名な質問があります。
この質問は、ひとつだけで人生が変わります。
これは究極の質問なので、その質問ひとつで悟りを得るほどです。
「私は誰か?」というターコイズの質問です。
実際はラマナ・マハルシの教えです。
この教えについて詳しく知りたい方は、『あるがままに ラマナ・マハルシの教え』(ナチュラルスピリット出版)をお読みください。
あるがままに―ラマナ・マハルシの教え/著者不明
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質問といえば、日本では禅の公案が有名です。
公案というのは、要するにマインドでは答えの出ない質問なので、頭で考えてもどうしようもなくなり、降参するようにしくまれたテクニックです。
そんなにまわりくどいことをしなくても、マインドを使わないためなら、直接ハートに行けばいいのでは? ・・・というのが「ハートの瞑想」です。
話が少し脱線しましたが、それはともかく、人生を変える4つの質問とはなんでしょうか?
これは、オーストラリアのバイロン・ケイティという方がワークしている質問です。
このワークを紹介している本の帯には、このように書かれています。
『悩みは思い込みに過ぎません。シンプルな質問が、あなたを“真実”に導きます』(「人生を変える4つの質問」アーティストハウス 出版 より)
ケイティさんは10年の長きにわたり、怒り、妄想、絶望の悪循環に陥り、うち2年はふさぎこむあまり、ほとんど家から出ることができなくなり、とうとう摂食障害の女性のための療養施設に入ることになったのです。
ところが、入所して1週間ほどたったある朝、目を覚ますと、自分が誰なのか、何者なのかまったくわからなくなっていたというのです。
彼女は、このように書いています。
「激しい怒りやさまざまな思い込み、私をとりまく世界・・・というより、世界そのものがすっかり消えていたの。そしたら心の奥底から笑いがこみ上げてきたわ・・・。異質なものや受け入れられないものは何ひとつなく、すべてがありのままの姿でそこにあったわ」という体験をします。
これは、禅の悟りのお話にとてもよく似ています。
その悟りの心境を禅では
『柳は緑 花は紅』
という言葉で表現しています。
この体験をもとに、彼女は4つの質問を投げかけることで、その人の真実を見いだし、心の自由を得ることのできる「ワーク」を生み出したのです。
このワークにおける4つの質問というのは、いかに私たちが、自分の思い込みで作り出した、自分勝手なストーリーによって自分の人生を生きているか。
その思い込みで自分のストレスを作り出しているか、ということに気づかせてくれるものです。
私たちは、そのような思い込み、無意識の潜在的確信によって、怒り、妄想、絶望、悩み、苦悩、痛み、嫉妬、悲しみ、不安、ストレス・・・を作り出しているわけです。
ですから、この4つの質問によって、まさにリアリティに直面し、今ここに生きることができるようになるのです。
この問いかけによって、私たち人間が生まれながらに持っている面を、心の奥から引き出し、蘇らせてくれます。そうすることで、自分が捜し求めてきたものは自分自身であったと気づくのです。
つまり、自分の幸せは、自分の中にすでに存在していたのだと知るのです。
幸せの青い鳥は山の彼方にいるわけではなく、自分の内側にいたと知るわけなんですね。
この質問とともに大切なことは、3つの領域を知る、ということです。
3つの領域とは、私の領域、あなたの領域、そして神の領域。
私たちは、自分の領域以外の領域に干渉することで、ストレスをつくりだしています。
私たちは自分の人生を生きていますから、自分の領域さえ守ることができれば自分の人生の自由がそこにあります。
そのことも、この4つの質問をすることで明らかになっていきます。
では、その4つの質問とはなんでしょう。
この質問をする前に、あなたはワークシートの質問に従って、あなたが生活の中でストレスを感じる状況についての自分の意見、許せない人、腹の立つ人、憎たらしい人、嫌いな人、そういう人たちに対する、怒り、憎しみ、悲しみ・・・なんでも思いつくままに書いていきます。
ワークシートというのは、以下のような質問で構成されています。
具体的にその人の名前をあげて書いていきます。
1 あなたを怒らせたり、悲しませたり、失望させたりするのは誰か?
どんなところが気に入らないか?
2 その人にどのように変わってほしいか?何をしてほしいか?
3 その人がしたり、考えたり、感じたりすべきこと、あるいはすべきでないことは何か?
4 あなたはその人から何を必要としているか?
あなたを幸せにするためには、その人はあなたに何を与えたり、してあげたりする必要があるか?
5 あなたはその人についてどう思うか?
6 あなたがその人やその状況について二度としたくないことは何か?
・・・などなど、思いつくかぎりのことを書いていきます。
そこで、お待ちかねの「人生を変える4つの質問」です。
1番目の質問 それは本当ですか?
2番目の質問 あなたはそれが本当だと確信していますか?
3番目の質問 そう考えるとき、あなたはどう反応しますか?
4番目の質問 その考えがなければ、あなたはどんな人になりますか?
オーラソーマのボトルがあなたの魂を映し出してくれるように、この4つの質問も、あなた自身の真実を映し出してくれることでしょう。
尚 記
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