初心者のみなさまのためのコーナー・83

この初心者Q&Aコーナーでは、メルマガ「オーラソーマ通信」に寄せられた質問コーナーで掲載された回答から紹介しています。
このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。

この文章は2010年の295号のメルマガに掲載したものからの引用です。

▼初心者の方からの質問もお待ちしています。
下記のフォームか、ブログのコメント欄をご使用ください。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P73685268

(過去に似たような質問があるかどうかなど、いっさい関係なく質問してくださって結構です。)

         
桜桃 さん
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ボトルを1本使い終わって、次のボトルを使いたい時、すぐに次を使い始めてよいですか? それとも日にちを置くなどした方が良いですか?

変な質問ですみませんがよろしくお願いします☆
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いいご質問ですね。

実際に使うときに当然生じてくる質問ですね。

なにごともそうですが、それに関する知識を回答すると、その知識は同じ事例にしか使えず、それ以外のことに応用が利きません。

しかし、その物事の本質を知ると、疑問が生じたときにも、自分で応用して考えることができるようになります。

桜桃さんがこれからボトルを使われる上で、そういう基本的な考え方を知っていただくことで、自分で応用できるように、オーラソーマとはどういうものなのか、というところから少し説明しますね。


オーラソーマとは何か、ということについては、オーラソーマにはさまざまな側面があるので、人それぞれの回答が可能です。

今回の回答をするに当たっての基本的な考え方のひとつをお伝えする、という意味で定義すると、オーラソーマとは「あなたの内なる智恵を目覚めさせるツール」と言うことができます。

それは、オーラソーマの創始者ヴィッキーさんが語っているように、オーラソーマを使うに当たっては、「私たちはガイドラインを教えることしかできません。大いなる智恵はあなたの内側にあります。その智恵を信頼してください」

というメッセージがオーラソーマの基本です。

では、そのオーラソーマのガイドラインは何かというと、「その人(使う人)
の意思を尊重し、その人自身の感覚と智恵を信頼してください」ということで
す。これが第一原則です。

しかし、その自分の感覚がわからない方もいます。

その場合は「ボトルを1本使い終わって、次のボトルを使いたい時」基本的には1本を使ったプロセスが落ち着くまで、数日ないし1週間あけると良い、というガイドライン(知識)はあるようです。

でもそれは知識であって、智恵にはなりません。

オーラソーマは知識を教えるのではなく、あなた自身の智恵を持って欲しいのです。

例えば、自分が健康的になるためには何を食べたら良いでしょう? という質問があります。

そのため、ありとあらゆる健康食、健康法に関する本が出ています。
でも、それらの本にはそれぞれまったく違ったことが書いてあります。

牛乳は健康を増進するために必要だという本があるかと思うと、牛乳は牛が飲むものであって人間が飲むものではない、という本があります。

体力をつけるには肉を食べる必要があるという本があるかと思うと、肉は腸で腐敗するので腸の長い日本人にはあっていない、という本があります。

どれを信じればよいのでしょう?

ヘビースモーカーで元気で長生きする人もいますし、たばこを吸ったこともなく健康に気をつけているのに肺癌になってしまう人もいます。

何が違うのでしょうか?

それは人それぞれ持って生まれた体質も異なるし、運動しているかどうか、どういう生活を送り、どういう健康を目指しているかにもよるでしょう。

肉食動物もいれば草食動物もいる。エスキモーのように肉を食べるしかないところもあれば、農耕で暮らしている人たちもいる。

筋肉をつけなければいけないスポーツ選手もいれば、一日運動もせずコンピューターの前に座っている人もいるわけで、それらを総合的に考えなければ何を食べていいかを一概には言えません。

それと同じで、何を食べたら良いかということについても、基本的なガイドライン、どういう食べ物を食べると、どういう作用があるかというインフォメーションはありますが、実際に自分がどの食べ物を食べるかは、自分に合わせて、自分で考えるしかありません。それは自分の体に聞いてみるしかありません。

オーラソーマも同じです。

オーラソーマは、肌から色のエネルギーを食べているのと同じです。

1本のボトルを使い終わったとき(食べ終わったとき)、まだおなかが空いていれば、すぐに同じのを使っても良いですし、でももうおなかがいっぱいだ、ちょっと休もう、と思えば、少し休んで、次に別のボトルを使っていくことができます。

数日から1週間ぐらい休んで次のボトルに移行するのが平均的な使い方ではあるようです。

でもご存じですか? 平均的な人、というのはいないのです。

平均身長167.3cm という数字が出たところで、その平均身長の人はどれだけいるでしょうか?

平均的な人、に合わせた服をみんなが着ることはできないのです。

オーラソーマは自分で選び、自分で処方し、自分に施していくためのシステムです。

自分自身を最もよく知っている専門家は、あなた自身なのです。

オーラソーマは、そのあなたを最大限尊重していくシステムなのです。

オーラソーマを使うことで何をしているかというと、自分自身の声に耳を傾けているのです。

うっかりすると、いつも周りの人の意見や期待に応えようとして、自分自身を忘れてしまいそうです。

そうすると、自分の人生なのに、誰の人生を生きているかわからなくなってしまいます。

自分が何をしたいのか、何を求めて人生を生きているのか、よくわからなくなってしまいます。

そうしたときに、自分を大切にし、自分を愛し、自分自身を知り、自分の人生を生きるためのツールがオーラソーマなのです。

でもだからといって利己的になるのでもありません。

自分を大切にするということは、同じように他の人も大切にするということです。

自分を知ることで人の気持ちもわかるようになります。

自分が嫌だと思うことは、人も嫌だという思いやりを持つこともできます。

「ボトルを1本使い終わって、次のボトルを使いたい時」

あなたは「すぐに次を使いたい」と思いますか?

それとも「日にちをおいて」使いたいですか?

ちょっと自分の声に耳を傾けてください。

小さなことと思うかもしれませんが、でも、そのことがこれからのあなたの人生を180度変えることにだってなりうるのです。

尚 記

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