今年、鎌倉の和尚アートユニティさんで開催された、
1Dayワークショップ
≪ネーミング オブ ザ ボトル~Naming of the bottles~≫
第1回目は新緑の美しい5月のGWに、好評のためすぐに次の開催を決めてくださった第2回目は、まだまだ暑さの続く9月のはじめに行われ、私はその両方に参加させていただくことができました。
ボトルに付けられたユニークな美しい“名前”は、オーラソーマの魅力のひとつです。
名は体を表すと言いますが、名前そのものというより、名前に反映された、そのボトルの本質的なものとのつながりを見ることができるということでしょう。
その名前についてのワークショップですから興味も高まります。
ボトルの“名前”に関して、コマラさんが翻訳された書籍『Naming of the Bottles』があります。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4944202253/oshoartunity-22/ref=nosim
2008年初版、今は絶版になっていますが改訂版には106番まで掲載があります。
あとがきにはこう書かれています。
「ネーミングは個性化のプロセスであり、意識の反映です。
言いかえれば、あなたが自身に働きかければ働きかけるほど、あなたはより優れた個性化の状態に至り、そしてあなたの人生に色が広がるにつれ、自分をさらに理解するようになり、このプロセスが進みます」
私自身、今はこれからの人生について模索中で、試行錯誤しつつその過程にあります。
その意味で今回のワークショップは私にとってタイミングでした。
オーラソーマを学びはじめたのは2006年。
それ以降、プロダクツにたくさん助けられてきましたが、最近になって、学びはじめた当初によく惹かれていたボトルが再び気になっていることに気づきました。
「B98 大天使サンダルフォン」
ペールヴァイオレット/ペールコーラル
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B098.html
これが上下逆ならしっくりくるのだけれど・・・と当時は思っていましたが、今は「B118 エコー」が誕生しています。
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B118.html
そして、私をサポートしてくれる72天使のボトルのなかに、「B56 サンジェルマン」と「B87 愛の叡智」があります。
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B056.html
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B087.html
ペールヴァイオレットとペールコーラル。
この天使ボトルの組合わせに惹かれていたことに気づいたのは、なぜか最近のことです。
人生についてという大きな枠組みで考えるときに、このボトルたちから何か学べることや、ヒントになるものがあるだろうか・・・と急に思ったのです。
ワークショップのお話に戻ります。
決まっているのは“ボトルの名前”というテーマだけ。
新しい試みとして、その日集まったメンバーからの声に沿って、その場で起こることに開いて行こうという有機的な感じではじまりました。
私も、流れに任せたいというリラックスした気持ちで参加できました。
一人ひとり、知りたいボトルの希望を出していき、それに答える形でコマラさんが話をしてくださいます。
各ボトルの誕生したとき、またその後のフィードバックから反映されたエピソードなど書籍に載っている情報も交えながら、できる限りを私たちに伝えようと惜しみなくシェアしてくださいました。
参加者から希望として出されたボトルはさまざまで、まつわる話もまたそれぞれなのですが、それはコーラルの偏りのない気づきや、女性性に関すること、集合的な痛みについてつながりがあり、ときに共感の涙が広がりました。
私はこの数年、女性性にまつわること、家系や遺伝的なこと、フェミニズムや社会学的なことなど、個人を超えた集合的な視点から物事を見ることに関心が向いています。
ふとあるときに感じた感情について、はじめは自分の痛みとして考えていたのですが、あるとき、この自分の思いは、母も同じことを思ったのではないか・・・もしかしたら祖母も同じだったのではないか・・・というふうに感じたことがあり、それがきっかけでルーツに関心が湧いてきたり、何か参考になることを求めていろいろな本を読んだりしていました。
目の前にあるモノやコト、痛みに意識を向けていると、つい自分の感じていることにだけ注目してしまいます。
でも、私の痛みは実際、私ひとりの痛みということはない。
どこかで誰かが、誰もが同じ痛みを感じてきたことでもあるということ。
小さな私から一歩出てみると、すぐにそうしたことに気づくことができます。
「B40 アイアム」の私についてもお話がありましたが、私とはすべての側面を含んだ私であるということ。
https://aura-soma.co.jp/products/equi/B040.html
自分のあらゆる側面を含んで包んでいくということ。
慈愛を持って私自身のすべての部分を癒していくということは、同じ思いを感じたすべての人の癒しにもつながっていきます。
それはコーラルの指し示す、偏りのないあり方であり、一瞬一瞬、気づき、手放して行くこととつながっています。
私自身へのメッセージは、変容のための、愛するための叡智、よりそこにワークしていくということだったのかなと思います。
ワークショップを通して、概念として知っていることをあらためてより深く、確かな感覚で、ほんとうに理解ができたと感じることができました。
なによりいちばん感じたのは、こうした分かち合いの時間を持つことの価値と、その大切さについてです。
言葉にならない、胸がいっぱいになるような、とても素敵な時間でした。
ありがとうございました。
藪口祥子 プロフィール
オーラソーマ プラクティショナー
ビーマーライトペン プラクティショナー・プレゼンター
ヨガインストラクター
color healing & Yoga Suri
http://jasmina.jp/