上がクリヤー、下がブルーのボトルです。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B012.html
ヴィッキーさんのメッセージは「滋養、創造性、実りの豊かさに光をあてる」
ニューチャイルドセットとの関わりでいえば、このオイルは男の子と関係し、アイデンティティ(自我)の確立を助けます。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/specialset/newaeonchild.html
この優しいブルーは静けさをもたらすので、騒がしい子には特によい、とヴィッキーさんは書いています。
ブルーなので、コミュニケーションと関係し、子どもが話しはじめる年代に適応するのでしょう。
自分を表現したり、話すことが困難な子どもの助けにもなるといわれています。
活発すぎる子や、攻撃的な子には、崩れたバランスを取り戻すために、おりに触れて女性的な側面を持つピンクを使ってあげる必要がある、とのことです。
ブルーの持つより深い目的意識や、内なる静けさとつながるのを助け、クリヤーの持つ明晰さや光をブルーにもたらします。
タロットは、吊された男。
ウエイト版では、ひとりの青年がT字に組まれた木に、逆さに吊り下げられています。 しかし、その青年は笑みを浮かべ、頭には後光が描かれています。
不思議な絵です。
普通は逆さ吊りにされると苦しいものです。
犯罪人を逆さ吊りにしたり、拷問するときによく用いられる方法です。
それなのに、青年には後光が差していて、笑みまで浮かべている。
それはある意味、内面の旅の苦しさを経た後、そこにある悟りを見いだしている姿を表しているのかもしれません。
内なる旅、内面を見ていくこと、霊的な成長や変化は、ときには自分の内側にある、見たくない側面に直面していくこともあります。
それまで無意識のなかに隠していたもの。 子ども時代からの条件づけやパターン、これまで信じ込んでいたこと、価値観の見直しなどを迫られるかもしれません。
そういうものに光を当てていくプロセスでもあります。
ボトルにある下の色のブルーは、チャレンジの側面としては、権威に対しての葛藤や内側の条件づけ、信じ込みとの葛藤を表すともいえるので、そこにクリヤーの意識の光が当たっているのですね。
青年は手も足も縛られ、逆さで十字架にかけられているような感じです。
なにが十字架にかけられているのでしょう?
それはエゴなのかもしれません。
これまで外側の世界ではエゴの世界でした。
しかし内側の世界では、そのエゴが苦しみを作りだしているということに気づいていきます。
そのことに気づき、エゴやマインドを手放したときに、明晰な認識、悟りの境地に達するのかもしれません。
臨死体験に似ているかもしれません。
そこではエゴが死にます。
自分自身だと思っていた肉体が、実はそれは自分ではないということに気づきます。
禅でいうところの小悟、ミニ悟り、といったところかもしれません。
花は紅、柳は緑。
内面の旅の過程では、花が緑、柳が紅に見えたりもするのです。
そうしたときには、これまでの価値観が転換し、世界が逆さに見えます。
社会の価値観とも適合しなくなり、かといって、まだ新しいものもじゅうぶんには確立せず、とても不安定な状況で、それは社会から磔にされているようでもあります。
しかし、本人はそのなかに内なる平和を見いだしていくのです。
えたに 記(2004,9/25)