オーラソーマ豆知識 ふたご座の色:イエロー の巻

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オーラソーマ豆知識
ふたご座の色:イエロー の巻

前述の通り、本日11月27日18時17分頃、ふたご座満月をむかえます。

ということで、今回はふたご座カラーのイエローを、少しご紹介しましょう。

第二の原色イエローは、大いなる意識が「自己を認識する姿」を現します。

ん?なんじゃそれ?ですね。

つまり___例えば、大いなる意識が海だとすると、そこに魚が登場するようなものです。

こんなお話があります。

非常に好奇心の旺盛な若い魚が、長老の魚に聞きました。

「みんな海があるっていうけれど、僕、海なんてみたことないよ」

長老の魚は答えます。

「馬鹿なこと言うんじゃない。おまえは海の中にいるんだ!
みんな魚は海から生まれ、海の中に消えていくのだよ。」

これは、私たちが大いなる意識の中に生まれてきて、そこで小さな意識を持って「それ」を自分だと思っても、結局はまた大きな意識に還って行くんだよ、っていうことを言っているようですね。

私たちは宇宙の中から生まれてきて、宇宙に還っていきます。

私たちの細胞の中には、宇宙の最初に存在していた原子も含まれているんです。

意識のレベルで言うと、真の自己を見いだしたとき、私たちはその大いなる意識を内側に見いだすことになるようです。


大いなる意識が大空のブルーだとすると、そこに黄色い太陽が登場します。

つまりは自分が世界の中心であるという意識。自我意識、エゴの登場です。

大いなる意識に対する、小さな意識とも言えますね。

ブルーの汝の意志に対して、イエローは自己の意志とも言えます。

ここで存在と一つであったブルーの意識が、存在と分離したイエローの意識になってしまうのです。

それが、いわゆる人間の意識です。

白隠はこのことを坐禅和讃で、次のように言っています。

衆生本来仏なり 水と氷のごとくにて
水を離れて氷なく 衆生の外に仏なし
衆生近くを知らずして 遠く求むるはかなさよ

たとえば水の中に居て 渇を叫ぶが如くなり
長者の家の子となりて 貧里に迷うに異ならず
六趣輪廻の因縁は   己が愚痴の闇路なり

これは小さな意識のイエローが、大いなる意識のブルーから離れてしまって、本来ブルーの意識の中では一つなのに、それとは分離した自我に目覚めた苦悩を表しているようです。

それは、人間として生まれれば、誰もが通るべき道なのでしょう。

本来宇宙と一つであるという豊かさを内に秘めているのに、そうとは知らずに、自分は孤独で無価値な存在だと思ってしまっているのです。

自我が成長してくると、ある時期、自分の視点でしか物事を見れなくなり
ますし、自分が世界の中心だと考え、比較や競争、コントロールの問題がでてくるわけです。

存在と分離することで、死の恐怖、自己を失う恐怖に直面します。

チャクラでみると、イエローは太陽神経叢が第三のチャクラであり、パワーセンターでもあります。

そこは、神経が集まっているところでもありますね。

そこからも、イエローの持つ多くの意味、が導き出されてきます。

というふうに、イエローの色の言語の意味が自己を認識すること、そしてイエローのチャクラの持つ意味から、イエローのさまざまな色の言語が導き出されてくるわけです。


「アートビーング通信」より