オーラソーマ豆知識
色の話 その1 の巻
色の言語がオーラソーマの基礎です。
いやいや、色の言語ってなんぞや?って話ですよね。
今回はその「色の言語」について、さわりを少しご紹介したいと思います。
オーラソーマのすべてが、色の糸で織りなされています。
色とは何でしょう?
そしてそれが、どうして私たちの意識と繋がっていくのでしょう?
どうして色で私たちの人生が語られるんでしょう?
そのひとつひとつの意味を探っていくのが、この「色の言語」です。
まず、オーラソーマで色を語る際に必ず登場するのが、この図。
カラーローズといいます。
色のなりたちや、対比なんかを確認するのに非常に便利です。
オーラソーマには今現在123本のボトルがありますが、そのすべての意味を覚えなくても、青(ブルー)、黄(イエロー)、赤(レッド)の、たった3色(三原色といいます)のみを知っているだけでいいんです。
だって、この三原色の色からオーラソーマのすべての色ができているのですから。
ブルーとイエローを混ぜ合わせると、ターコイズ、グリーン、オリーブグリーン。
イエローとレッドを混ぜると、ゴールド、オレンジ、コーラル。
レッドとブルーで、ロイヤルブルー、ヴァイオレット、マゼンタ。
そしてクリアー。全部で13色ですね。
ちなみに、オーラソーマでは黒はありません。
なぜって?
オーラソーマは光のセラピー。
光、つまりは意識を変容することに使命があるわけです。
黒は光のない状態、いってみれば無意識の世界。
今、世界はどうしてこれほどの混乱に満ちているのでしょう?
それは、みんなが無意識の中にいるからなんですね。
起きているから意識があるって、思っていませんか?
心理学では、人間の90%は無意識で、10%の氷山の一角が意識にすぎないそうです。
悲しみや苦しみ。欲望やエゴでどうしてこんなに悩むんでしょう?
やめようったってやめられない_やめられない、争ってしまう、怒ってしまう。
どうしてでしょう?
それは、氷山の一角の意識が、大いなる無意識に操られているからなのです。
無意識に気づくには、どうすればいいんでしょう?
それは闇をなくすのと同じことだと、覚者は言います。
闇と戦っても、闇を無くすことはできない。
でもそこにロウソクの光をともせば、自然と闇は消える。
同じように、意識をもたらせば、無意識は消える。
だからそこに少しでも光を、そして意識をもたらしたい_それがオーラソーマの願いであり、使命です。
ということで光をもたらす、意識をもたらすために黒はないんですね。
色は光でできています。
そして、光は電磁波の一種です。
電磁波は、電波、紫外線、光、赤外線、X線、ガンマ線などに区別され、そのうち光は380nm(ナノメートル 10億分の1m)から780nm の電磁波のことで、人の目に色覚を起こさせることができるので、可視光と呼ばれています。
私たちが光を色として認識できるのは、目の網膜のなかで、光エネルギーを神経信号に変える「かん体細胞」と「錐体細胞」の働きで、視神経を介して脳に伝えられるからです。
私たちが見える光の波動は、だいたい波長380mm の紫から、波長780mmの赤色の光線までとされています。
ミツバチなどの昆虫は、人の感じることのできない300mm~380mmの紫外線にも色を感じ、蛇やふくろうなどは光よりも波長の長い赤外線を感じることができると言われてます。
彼らにはこの世界が、一体どのように見えているのでしょうね?
それはともかく、オーラソーマでは人間に見える可視光線だけを扱います。
これも大切なポイントなんですね。
紫外線や赤外線は医療などで有益に使うこともできますが、使い方を誤ると害にもなります。
オーラソーマが安全であるのは、この可視光線だけを扱っているからといわれています。
最悪のケース、なにも起こらない。
うまく作用すれば、さまざまな変容も可能だと言われる所以です。
そしてそれがその人にとって有益なのは、その人が必要としている色を、その人自身の超意識_魂のレベルに聞いているからなんですね。
いかがですか?
色って不思議で面白いですよね。
ちょっと色の世界に興味が出てきたなら、書籍などでもう少し深めてみるのも良いかもしれません。
オーラソーマ ソースブック(日本語) は、B105までのボトルしか載っていませんが、眺めているだけでも想像力が広がり、色の世界を楽しむことができる内容となっているので、おすすめです。
是非、色の世界の入り口をのぞいてみてくださいね。
「アートビーング通信」より