『~オーラソーマと観音様のシンクロニシティ~京都ライトボディ活性化コースで私が感じたこと』

昨年11月にマイク・ブース学長が来日されて、京都で開催された『Activating The Light Body ライトボディの活性化』はひと言では表せない深い講座でした。

今日は、私の個人的な気づきをシェアさせてください。

私は、質疑応答タイムに、どうしても聞きたかったことを質問しました。

それは“ライトボディの活性化というコースが京都で行われることの意味は何か? クアン・イン(観音様)の聖地である京都で行われる意味は何ですか?”というものでした。

この質問にマイク学長からいただいた答えを、今日までの私の気づきもプラスしてシェアしてみたいと思います。

このコースの会場は、平安神宮の隣でした。

それは平和のブルーと関連があり、『老子と観音』のボトルはブルー/クリアーで、今の世界に最も必要な『意識的な平和』のエネルギーです。

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B60 老子と観音

そして、平和のブルーの補色はオレンジです。

そして『老子と観音のクイントエッセンス』の色は、オレンジであると同時に非常に強烈なコーラルという見解を頂きました。

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Q11 Lao Tsu & Kwan Yin ラオツー&クワンイン(老子と観音)

この4日間コースのなかで重要視されたのは、コーラルの新時代的メッセージ『ジャッジの無い気づき、偏りのない気づき』というものでした。

通常、私たちは自分自身の、感情、思考、行動のパターンの基盤にあるものに気づかないものです。

ついやってしまう感情の反応、考え方、態度、繰り返し陥る人生のドラマ、その原因は実は外にはありません。

人生に影響を及ぼしている要素は内側にあるのですが、それに“ジャッジをくっつけずに気づく”というのは、とても難しいものです。

ですが『ジャッジのない気づき、偏りのない気づき』へのサポートとなるのが、クアン・イン(観音様)の慈愛であると、マイク学長はおっしゃいました。

オーラソーマレベル2では、3原色によって自分自身を洞察する機会があります。

3原色全てを含むクリアには『苦しみと苦しみの理解』というテーマがありますが、3原色は仏教の観点で人間の苦しみの原因とされる三毒(貪瞋癡)に例えられ、この三毒は遺伝的かつカルマ的に、この人生に私たちが携えている要素です。

この3つの傾向(三毒)を原因として外側に現れる、思考・感情・行動のパターンが私たちの人生に影響を与え、困難さや苦しみを作っていきます。

『苦しみと苦しみの理解』というのは、表に現れた困難さや抱えている苦しみに光を当て、その原因を理解することで、それには『ジャッジの無い気づき、偏りのない気づき』が大切になります。

マイク学長は“苦しみを個人のものとして捉えないことです”と言われました。

なぜなら、私たちが体験する苦しみを作っている要素は、私たち(魂)が選んで入った環境(第一細胞)に存在するものであり、背後に星の数ほどいらっしゃるご先祖から継承したもの、あるいは集合意識から来ているものだからです。

オーラソーマは今年40周年を迎えるにあたり、40番ボトル(I AM)がテーマになっていますが、40番のボトルには、第一細胞(レッド)に、インカーネショナルスター(ゴールド)が受肉したこと、つまり、わたし(魂)がこの人生にやってきた瞬間が表現されていますね。

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しかし、私たちの魂は何故わざわざ、苦しみのパターンを先祖から継承している第一細胞のなかに入るのでしょうか。

転生の目的は3つあるそうです。

まず第一細胞のなかにある要素を使ってミッションを果たそうとする大目的があり、二つ目は過去世のやり残しに取り組むこと、三つ目はその家系のパターンの癒しと解放。

この3つの目的を最もやりやすい環境(第一細胞)を選び、私たちは魂の観点では喜び勇んで、この人生にやってきているそうなのです。

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というわけで、私たちは生きていると、どうしても苦しみに直面します。

そしてその苦しみは、自ら選び受肉した第一細胞のなかにもともとあった要素を原因として生じているといいます。

観音様は、すべての人間を苦しみから救うことを誓い、人間に非常に近いところにいらっしゃる菩薩で、日本人にはとても馴染み深い存在ですね。

コンビニより神社仏閣の数のほうが多いそうですから、お寺以外の場所にある観音像やオラクルカードの観音様も含めると、膨大な数の観音様が私たちを日々見守り、苦しみから救済しようとスタンバイしてくれているようにも思えます。

数ある観音様のお寺のなかでも、私は京都の三十三間堂が好きなので、マイク学長の講座開始日の朝も三十三間堂にお参りをしてから参加しました。

ここは、昨年の大河ドラマ(鎌倉殿)でも登場した後白河上皇が1165年に建てたお堂で、応仁の乱以前のもので残っている4つの仏閣のうちのひとつという、大変古いものだそうです。

お堂のなかに進むと端まで視界が届かないほどの距離があり、巨大な中尊の千手観音を中心に、左右に合計1000体の等身大の観音様がずらっと並ぶ様に圧倒されますが、建立当時の堂内は極彩色に彩られ、絢爛豪華に金箔が施された膨大な数の観音様が光り輝く、この世の極楽浄土そのものだったといいます。

858年を経た今は当時の色彩や金箔の輝きこそ残っていませんが、毎日法要が行われ、訪れる人々の祈りが捧げられているためでしょうか、だれもが神聖な気持ちと安らぎに導かれるような、荘厳な光溢れる特別な場所であることに変わりありません。

後白河上皇や平清盛などが生きた平安時代末期は、平安とは程遠く“末法の世”といわれ、天災、疫病、飢饉、戦が終わらぬ酷い時代でした。

また激しく政治的陰謀が渦巻く時代でもあり、私たちが生きている今とそっくりなのです。

ただし現代は天災や疫病に見舞われてもなんとか乗り越える術がありますが、昔は神仏にすがるしかありませんでした。

そのようななかで建立された三十三間堂は、数々の戦や焼失を乗り越え、仏師の総力を挙げ彫られた1001体観音が収められています。

平安時代以降も秀吉や徳川家光など、時の権力者たちによる大々的な修復や改修の継続により守り抜かれ、人間の永遠の望みである、苦しみからの解放、平安で幸せな世界の実現が祈られていました。

また2018年には45年の修復期間を経て、すべての観音様が国宝に指定されるなど、地上の極楽浄土の具現化と、全人類を苦しみから救うという観音様の望みは、色あせることなく後世に伝えられようとしています。

観音経(観音様のお経)に繰り返される「念彼観音力」という有名な文言は、いつでも彼方の観音様に救いを求めれば即座に観音様がやってきて、困難や苦しみから解放してくれる、という意味があります。

法事でもよく使われるお経なので、日本人のDNAにはきっと「念彼観音力」の、観音様に救いを求める意識が刻まれていることでしょう。

しかし、彼方の観音様とは、いったい誰なのでしょうか?

実際に、外側から助けられ窮地から救われるということも、困窮している時に答えがやってくる、ということも起こります。

しかし、もう少し深く考えてみると、根本的な救いとは私たち自身の内側にある困難の原因に気づくことだとわかります。

水瓶座の時代となった今「念彼観音力」とは、高次の観音様に救いを求めると同時に、私たちの内なる観音の目覚めへの呼びかけなのかもしれません。

また、観音様は慈悲の女神というだけでなく、観音という漢字からも“観る”ことのマスターであるのがわかります。

観音経に「慈眼視衆生 福聚海無量」という有名な一節があって、観音様は慈悲の目(慈眼)で、衆生(私たち)を観ておられ、観音様の慈悲の眼差しに見守られていれば無尽蔵の幸福の中にいられると説かれています。

この『慈眼』もまた、観音様の中だけでなく私たちのなかにも眠っていて、内なる『慈眼』で観ることが、私たち自身を苦しみから救い、幸せに導く観方であり、オーラソーマ的な言い方をすると『ジャッジ無き偏りのない気づき』と言えるのではないでしょうか。

三十三間堂の1001体観音様を見ていると、ライトボディの活性化した人類の象徴のように思えます。

またひとつとして同じお顔はなく、最も惹かれる一尊は、1本目のボトルのように私自身を表しているのかもしれませんね。

そしていつの日か、人類すべてが完全に観音様の目(慈眼)となり、『ジャッジ無き偏りない気づき』によって、自分を、他者を、世界を、観ることができるようになったら世界中の戦争は終わるでしょう。

それが、五次元への移行、ということなのかもしれません。

今日は、オーラソーマの歴史の中でも特別な4日間だった『ライトボディの活性化コース』に参加して、私が感じた観音様とのシンクロニシティについて書かせていただきました。

長文最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール

オーラソーマ&ビーマーライトペンのスクール
Love&Lightラボラトリ
(東京メトロ外苑前/オンライン講座)

*AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3)
*オーラソーマから生まれた色と光のヒーリング
 ビーマーライトペン認定ティーチャー(T2)
 

●オーラソーマ社認定資格講座 レベル1
日程 2023年2月23日(祝木)~26日(日)
https://www.megamiaura.com/aurasomalevel1/

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