2018年1月より、オーラソーマは新しいカリキュラムへと移行しました。
最初の大きな変化は、レベル1コースの改定です。
6日間の日程が4日間になり、テキストは教室のなかに持ち込まない、という共通のガイドラインが敷かれ、ますますマインドからハートへ、さらに深みへと導かれる体験型の学びに、オーラソーマは全世界的に変化していきました。
ティーチャーコースを入れると5回目の受講となった2月のコマラさんのレベル1コース。
どのように4日間にこの内容を入れ、テキストをいっさい見ることなく進めていけばよいのか? を、ティーチャーとして確認しておきたいと思ったのが第一の目的ではありましたが、コース初日からすでに“受け取ることの喜び”の大きさが、“ティーチャーとして教えるために参加する”という義務に勝ちました。
コマラさんのコースを受講された方ならご存じと思うのですが、言葉の一つひとつがハートに染みるのです。
それは、ただ知識や情報ではなく、色のメッセージの背後や深みにあるもの、その言葉の持つ本質が、コマラさんを通して私たちの意識にダウンロードされるからなのです。
物事のコアに触れることができたとき、私たちは理解に到達します。
いくらその色やボトルのことを知識や情報で溢れんばかりに説明したとしても、そこに本質がなければ、誰のハートにも触れることはなく、誰の腑に落ちることもないのです。
色のメッセージはややシンプルになりましたが、思ったような一般的にわかりやすい簡単な言葉になったわけではありませんでした。
簡単でわかりやすいものがいい、という今の世の中の風潮は、簡単に伝えることで本質からずれてしまう、間違った理解を呼んでしまうということを生じさせているかもしれません。
オーラソーマは決して、新カリキュラムになったからといって、簡単になったわけではなく、相変わらず高次元のものでした。
ですが、なにが変わったかというと、以前は高次元のものをテキストを通して、さらに複雑に説明がなされていたかもしれないということです。(もともとテキストをまったく使わずに進めるティーチャーもいるので一概には言えませんが)
今回、コースに参加して印象的だったのは、参加されているみなさまの、オーラソーマの全体感への理解がすごく早く深かったということです。
これはコマラさんのコースの進め方が匠の域であることはもちろんですが、それと同時に、高次元のものを、いっさいの紙資料(テキストやボトルの意味のレジュメなど)の助けなく、テキストによる復習も許可されていないので、文章を読んで左脳で理解するというプロセスを経ず“ただ、受け取る”ということがもたらす、すばらしい可能性だと思いました。
オーラソーマに触れるのがはじめての人だからこそ、高次のものは“そのまま受け取る”ことで理解可能なのだ、ということが明確になりました。
“高次元のものは、ただ楽しんで受け取ればよい”と、レベル3のティーチャーコースでマイク学長が言ったのを思いだしました。
オーラソーマに触れる前、ほとんどの人はごく一般的なボキャブラリーのなかで暮らし、また深く観るとか感じるという潜在意識の領域に入る経験は持っていないかもしれません。
ということは、その意識段階で文字情報から高次元のもの(オーラソーマ)を理解するということ自体が不可能だということです。
それは、たとえるなら、宇宙語がわからないのに、宇宙語で書かれた本の文字を追って、宇宙を一生懸命理解しようとするようなものです。
それよりも、“宇宙ってこれだよ”と目の前のカーテンを引かれれば、そこにはリアルな宇宙が広がっており、その感動によって一瞬にして、宇宙とはなにかを理解できるでしょう。本のなかに答えはないのです。
で、ここでティーチャーの力量というものが問われるわけです。
コマラさんの絶妙なガイドによって、私たちティーチャーすらも(今回4名のティーチャーが参加していました)オーラソーマが見せてくれる自らの深遠のなかに思わず引き込まれ、感情の奥へと誘導されてしまうのでした・・・。
“これこそ、オーラソーマの醍醐味!”と心のなかで叫びつつ、深みに落ちていける自分を俯瞰していました。
4日間のなかで起きたすてきな変化は、一人ひとりの輝きが増したことです。
ご参加者の一人ひとりが“大人になった”ように感じられ、また同時に“子どもである自分を取り戻した”ようにも感じられました。
これこそが、その人の“ありのまま”なのだと思いました。
ありのままとはこのように“本来あるものが開かれる”ことならば、やはり“ありのままを愛する”ことへと、ティーチャーがガイド役になってボトルとともに旅するオーラソーマというシステムは、34年目の節目を迎えたこれからも変わることなく、すばらしいものに違いないと思いました。
さて、ひと月ほどたった3月28日に、このレベル1コースをフォローする会がウェブで行われました。
そこでご参加者の方から、コースで学んだことをテキストで復習したら、わからなくなってしまったというご感想がありました。
ここでも、やはりテキストの存在意義が問われているなと思ったのですが、だからこそ、テキストなしで進めるコースが重要なのだと思いました。
以前なら、この“テキストを読んだら、わからなくなってしまった”ということが、コース中に起きてしまうわけです。
そうすると、なんとか頭で理解しようという努力と、理解できないという挫折感が、コース日程内で起こってしまうこともあったかと思います。
しかし今は違います。
コースのなかでは、左脳的理解の努力も、理解できないという挫折感も感じることなく、ただハートを開いて、色の言葉のコアを意識にダウンロードしながら、今まで踏み入れたことのない深みへと受講生は入っていくことができるのです。
そして、私の経験から、これからオーラソーマを学ぶ人に少しだけシェアしたいと思うのですが、私も最初オーラソーマの本やテキストの言葉は理解ができませんでした。
それは今から15年前のことです。
ですが、オーラソーマの言葉は少しずつわかるようになっていくので心配ご無用です。
それは自分の意識の成長度と関係していました。
だから、学びはじめたときに言葉の意味がわからなくても当然なのです。
やがて、自分や家族、社会や世界のなかで起きていることが、すべてオーラソーマのテキストのなかに書かれていること。
クラスでティーチャーがシェアしたこととリンクしていることに、世の中に起こる事象は、おもしろいほどオーラソーマシステムの発信している色の理解とリンクしていることに、だんだんと気づいていくことでしょう。
率直に言うと、オーラソーマはいわゆる世間で好まれがちな “簡単なもの”ではありません。
4日間というシンプルな日程にはなりましたが、以前と同様に意識の成長を促すものです。
そして、オーラソーマが簡単でないのは宇宙が簡単ではないことと似ています。
なぜなら、オーラソーマは私たち一人ひとりを映しだす鏡であり、私たちという存在そのものが宇宙と同様に複雑で簡単ではないから。
オーラソーマを学ぶことを選ぶ人は、自分という存在が無限の宇宙と同じくらいに壮大で潜在力を秘めていることを知っている人ではないでしょうか。
決して顕在意識でそうは思ってなくてもです。
私たちの内なる宇宙は愛、美、叡智、豊かさ、創造性、善、悪、光、闇・・・すべてが存在しています。
オーラソーマを通して自分という存在を紐解いていく喜びを、どうぞ、ご一緒してください。
10年ぶりに受けた黒田コマラさんのオーラソーマレベル1コースを終え、私自身も人生のなかにオーラソーマがあることの意味と幸せを再確認することができました。
ありがとうございました。
ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール
オーラソーマと女神のヒーリングスクール
Love&Lightラボラトリ
東京メトロ外苑前より徒歩5分
http://www.megamiaura.com/
*AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3)
*オーラソーマクリスタルマスタートレイナー
*カバラと72天使ティーチャー
*オーラソーマから生まれた色と光のヒーリング
*ビーマーライトペン認定ティーチャー
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英国オーラソーマアカデミー資格講座 レベル1
日程 2018年5月19日(土)~22日(火) 全4日間
会場 東京都・東京メトロ外苑前 Love&Lightラボラトリ
費用 86,400円(税込)
講師 ルミエーラ叶朋佳
詳細はこちら
https://ameblo.jp/lumiellatomoco/entry-12215433853.html